第D×D部/ジョジョの奇妙なハイスクール   作:コブー

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ジョジョVSカテレア その2

眩い光がジョジョを包み込み眩い光が消えた。

 

ジョジョは姿を表したが何も変わってなかった。

 

「失敗したようだな」

 

カテレアが嘲笑う。

 

しかし!!

 

ジョジョの背中から!!

 

「おお!!」

 

天使の翼が出現した!!

 

「彼は『天使』に転生したみたいね。ミカエル」

 

「そのようですね」

 

「どうかな?」

 

アザゼルが嘲笑う。

 

「どう言うことかな?アザゼル」

 

ミカエルが聞き返した。

 

「ジョジョの性格上すぐに堕天使になるさ」

 

アザゼルの言うことは間違ってない……ジョジョは、まれにゲスな事をやることもある。

 

「お!言ったそばからだ!!見ろ!!」

 

ジョジョの翼は漆黒の翼……堕天使の翼に変わった。

 

「ジョジョは俺達……『堕天使』の勢力になったのさ」

 

「フフフッ」

 

ジョジョが笑い出した。

 

「アザゼル……お前は勘違いしている」

 

「勘違い?」

 

アザゼルがどう言うことか聞き出そうとしたが

 

「何!?」

 

カテレアは驚愕した……ジョジョの堕天使の翼が『変化し出してる』からだ!!

 

「ウオォォォォ!!」

 

ジョジョは叫び、ジョジョの背中の漆黒の翼……堕天使の翼が

 

 

「「「「「「「なっ!?」」」」」」」

 

この場の全員が驚いた、ヴァーリもその一人だ。

ジョジョの翼が……堕天使の翼から……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『悪魔の翼』に変わったのだ!!

 

 

 

 

「どうなっているんだ?……天使になったと思ったら……堕天使に堕ちたと思ったら……悪魔に変わっただと!?」

 

カテレアは目の前の人間……否……元人間だった相手に驚いた。

 

 

「よっっっこらせ!!」

 

ジョジョの悪魔の翼は『天使の翼』に変わった。

 

「おい!ジョジョ!!どうなっているんだ!!」

 

イッセーがこの場の全員の疑問を代表で聞いた。

 

「簡単だイッセー……俺は三大勢力の和平の『シンボル』俺は天使、堕天使、悪魔になれる力を手に入れたのさ」

 

「バカな!?そんなこと……あり得ん!!」

 

カテレアは否定するが

 

 

「ヴァカモノがァァァぁぁ!!!!」

 

ジョジョが叫び!!そして!!

 

「我が!!我がジョジョの科学力は!!世界一ィィィィィィ!!!!」

 

ジョジョは発狂した。

 

「俺の科学に不可能はないぃぃぃぃ!!」

 

ジョジョは空に飛び出してカテレアに向かっていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「アーハッハッハッ!!本当にアイツは面白い人間……あ、もう人間じゃないか」

 

アザゼルは愉快に笑う。

 

「奇妙だ……部長……彼処に『奇妙な生命体』がいます……」

 

イッセーはジョジョのやった事に少し壊れた。

 

 

 

「悪魔になっても光の弱点がないのか?」

 

ゼノヴィアが疑問に思った。

 

「彼の波紋の力は軽減されるんじゃ……」

 

イリナもゼノヴィアと同じように思った。

 

 

その疑問を答えるようにジョジョが叫ぶ!!

 

 

「逆よ!逆ぅぅ!!むしろ波紋パワーが上がったぜェェェェ!!」

 

ジョジョは発狂しながらカテレアに攻撃を仕掛けてる。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんななか……1年生……小猫、ギャスパー、ミッテルトの反応は……

 

 

「奇妙な生命体」

 

「三大勢力の天使、堕天使、悪魔になれる生命体」

 

「天使の力がある分……聖水、聖書、十字架、光の力は恐らく効かない……悪魔の弱点はない!!」

 

上から小猫、ギャスパー、ミッテルト……そして!!

 

「人外!!」

 

「波紋!!」

 

「スタンドパワー!!」

 

「「「『奇妙な生命体』(ストレンジ・シイング)ジョジョの誕生だぁぁぁ!!!」」」

 

 

 

「うおい!?大丈夫か!!1年生トリオ!?」

 

完璧ジョジョに毒されてた1年生トリオだった……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「WRYYYYYYYYY!!最高に『ハイ!』ってやつだぁぁァァァぁぁ!!」

 

ジョジョは『ロープ』を手にしてカテレアに投げた!!

 

「こんな縄切れ!こうだ!!」

 

カテレアは『ロープ』を切断した。

 

「人間を辞めたから!!この技ができるぜ!!喰らえ!!『空裂眼刺驚』!!(スペースリパー・スティンギーアイズ)」

 

ジョジョの眼からビームがでた。

 

いきなりの事にカテレアは攻撃を喰らった。

 

「ガッ!!……おのれ!!」

 

 

「とどめだ!!カテレア・レヴィアタン!!……ザ・ワールド!!時よ止まれ!!」

 

 

 

ブォン!!

 

 

世界の時が止まった

 

 

「本当に止まっている……」

 

自身の神器のせいかジョジョの停止世界で動けるギャスパー。

 

 

「俺は10秒しか動けない……ならば!カタをつける!!」

 

 

 

ジョジョはその場から消えた……そして……時は動き出す。

 

 

 

 

「っ!?何処に行った!?」

 

「ジョジョが消えた!?」

 

ジョジョとギャスパー以外は時を止められた事を知らない。

 

 

 

カテレアは地上に降りた。

 

 

「出てこい!!」

 

カテレアはジョジョを探す。

 

そしてカテレアの影が大きくなりカテレアは、上から襲ってくると予期し、上を見た瞬間!!カテレアは驚愕した!!

 

 

 

 

 

 

「ロードローラーだァァァァァァ!!!!」

 

 

「どっから持ってきたぁぁあ!?ジョジョォォォ!!」

 

 

ジョジョは近くの工事現場からロードローラーを持ってきた!!

 

 

カテレアはいきなりの事に反応が遅れた。

 

「しまっ!?」

 

「遅い!!無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァァァぁぁ!!ぶっ潰れろォォォ!!」

 

ダメ押しにザ・ワールドでロードローラーをぶっ壊した!!

 

 

 

 

勿論ロードローラーは大爆発!!

 

 

 

 

 

 

「……まぁこの程度で死ぬ奴じゃないか…………ッ!」

 

瞬間!!

 

 

ジョジョに触手らしき物が襲った!

 

 

「あぶな!?」

 

「おい!ジョジョ!!ソイツに触れるな!!カテレアの自爆術式が組み込まれた技だ!!」

 

アザゼルが警告をするが遅し!!カテレアの触手に逃げ道を失われた。

 

「貴方に逃げ場など無い!!文字通り貴様の生死を掴んでいるんだ!ひきつり濁った叫び声を聞かせて貰いますよ!ジョジョォォォ!!」

 

ジョジョの周りはカテレアの自爆術式を組み込まれた触手で逃げ場など無い!!ジョジョ……絶体絶命!!!!

 

「「「「「「ジョジョ!」」」」」」」

 

「丈助くん!!」

 

 

皆は心配する。

 

 

 

 

しかし!!ジョジョはこの状況でも!!

 

 

 

「フフフ」

 

「ッ!?」

 

笑った!ジョジョが笑ってカテレアは驚いた!

 

「フフフフフフフフフ」

 

ジョジョは眼を閉じて腕を組んで笑っていた。

 

「貴様は今、生死を私に掴まれているこんな時に笑みを……恐怖のあまりに気でも狂ったか?」

 

 

ジョジョはゆっくり語った。

 

「あのな……こうやって腕を組んで眼を閉じる笑いは勝利の笑いだぜ。カテレア……お前の敗因は、この俺……ジョジョの前に現れたのが運のつきだったなぁ」

 

「敗因ッ!?敗因だとぉ!!」

 

カテレアは驚愕した。

 

「おや?わからない?テメェは俺の心の中が解らない?そしてお前は自分が既に負けていたのが解らない?……俺の上を行ったつもりでも、俺は更に上を俺が行ってたわけよ!」

 

「………………」

 

「お前は人間を見下してた……お前たち血に拘る悪魔は人間を嘗めすぎなんだよ。『奇妙な生命体』になる前の俺は人間だったんだぜ、人間は失敗しながら成長し生きていくのが人間だ。勿論、他の人達を楽しめる為にエンターテイメントも徐々に発展してる……」

 

ジョジョは『いい笑顔』を浮かべながら叫んだ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「俺さぁ大好きなんだよねぇ……『騙しの手品』がぁ!!!」

 

ジョジョは右腕を大きくあげて、ジョジョの右手には!!

 

 

「せ!切断した筈のロープが!!……ハッ……まさか!?」

 

ロープが握られてた!!

 

 

 

 

ビシィッ!!!!

 

 

ロープはカテレアに絡みつき動きを封じた。

 

 

「ロープマジック成功!!お前に投げたロープはこの為だったのさぁ!!切断されても残る風にしたトリック、簡単な手品さぁ!!」

 

 

ジョジョはロープ越しに波紋を流す!!

 

「がァァァァァァ!!!!」

 

悪魔であるカテレアには波紋は大ダメージ!!

 

「お前の次のセリフは『ここで死ぬなら貴様も道連れにしてやる!!』だ!!」

 

「ここで死ぬなら貴様も道連れにしてやる!!」

 

カテレアはジョジョに触手を向かわそうとするが!!

 

「コォォォォ!!喰らえ!!波紋疾走(オーバードライブ)のビート!!」

 

ジョジョが先に波紋疾走させた!!

 

ロープ越しに波紋が伝わりカテレアにロープが食い込みダメージを受ける!!

 

「ぐあぁぁぁぁぁ!!私が……私がこんな奴ごときにぃぃぃぃ!!私は!私は!私は偉大なるレヴィアタンの血統者!!殺られるなんてぇぇ!!よくも!!」

 

カテレアは最後の力を振り絞ってジョジョに襲い掛かった!!

 

「おぉぉぉのぉぉぉぉれぇぇぇ!!よくもォォォ!!」

 

カテレアは自爆術式の触手をジョジョに向かわせるが!!

 

「フン!」コォォォォ!!

 

ジョジョは波紋を身を纏め、触手を消失させた!!

 

波紋に触れたことによりカテレアに大ダメージ!!

 

「ギャアァァァァォァァ!!!?」

 

カテレアからエネルギーが吹き出す!!

 

「な、何かのエネルギーがカテレアの体内から放出している!?……いや……あれはオーフィスの蛇の力が出ていってるのか……消え去れ!!下らん野望と共にな!!」

 

 

 

 

波紋の力でカテレアはその場から消失した。

 

 

 

 

カテレア・レヴィアタン!!ジョジョの策にハマり!!

…………死亡!!

 

 

「これからの時代は『レヴィアタン』じゃなくて『レヴィアたん』だぜ」

 

 

 

←ToBeContinued

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




wikiで調べたら『奇妙』が英語で『ストレンジ』ってなってたから(多分他にも読み方があるけど)

アルティメットじゃなくて『ストレンジ』にしました。


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