第D×D部/ジョジョの奇妙なハイスクール   作:コブー

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警告!!

第3部のネタが入ります

わかる人ならわかります!!


ジョジョ……頭がイカれます

ジョジョはギャスパーを助けだし、グランドに向かってた。

 

ギャスパーはジョジョに質問してた。

 

「ずっと時を止められないんだね」

 

「それだったらチートだ」

 

「十分チートだと思うけど……」

 

「……解せぬ」

 

そんな会話をしながら外に出た。

 

 

 

 

瞬間!!

 

 

 

ドォォォン!!

 

「ヒッ!」

 

ジョジョとギャスパーの目の前に誰かが落ちてきた。

 

「……アザゼル?」

 

「痛てて……おう、ヴァンパイアを助けたみたいだなジョジョ」

 

落ちてきたのはアザゼルだった。

 

「おい!お前……」

 

アザゼルの左腕は無かった。

 

「あーあ、持ってかれたよ……この状況下で反旗か?ヴァーリ」

 

「そうだよ、アザゼル」

 

「なに?」

 

ジョジョが見上げるとヴァーリと知らん女がいた。

 

「ヴァーリ……ソイツが奇妙な人間ですか?」

 

「あぁ、残念な赤龍帝より興味がある奴だ」

 

「残念言うな!!」

 

イッセーが文句を言ってるがジョジョは無視した。

 

「ヴァーリ……ソイツは誰だ?」

 

ジョジョは隣の女の事をヴァーリに聞くが

 

「私が言うわ……私は『カテレア・レヴィアタン』」

 

ジョジョは驚いた。

 

「レヴィアタン?……魔王は二人居たのか?」

 

「いいえ、私は『真』のレヴィアタンよ」

 

「どういう事だ?」

 

「新魔王と旧魔王が居てな」

 

状況がわからんジョジョにアザゼルが説明した。

 

「お前の知っているサーゼクスやセラフォルーは現魔王だが……奴は先代のレヴィアタンの血を引いている悪魔なんだ」

 

「なるほど……和平が気に入らないからクーデター……旧魔王派はテロリストに加担したわけだな」

 

「理解が早くて助かるぜ……俺もやきが回ったもんだ……いつからだ?ヴァーリ」

 

「あの時、本部にバルパーを連れ帰る途中でオファーを受けたんだ。悪いなアザゼル、こっちのほうが面白そうなんだ」

 

「バニシングドラゴンがオーフィスに降るのか?」

 

「関係ない。俺は永遠に戦えればいい」

 

「戦闘狂だな……ヴァーリは」

 

「ジョジョ……俺の名前は『ヴァーリ・ルシファー』」

 

「は?」

 

「死んだ先代のルシファーの血を引く者だ」

 

「神器は人間しか宿らない……そうか!お前はハーフの悪魔なんだな!!」

 

「俺は孫である父と人間の母との生まれた混血児……ジョジョの言う通り半分人間だから神器は手に入った……偶然だけどな。でも俺はルシファーの真の血縁者であり、バニシングドラゴンでもある……運命、奇跡というものがあるなら俺の事かもしれないな……なんてな」

 

「ウソよ……」

 

リアスは信じられない顔をしてた。

 

「事実だ。俺の知ってるなかでは過去現在、おそらく未来永劫においても最強の白龍皇になる」

 

アザゼルが言うことはどうやら本当みたいだ。、

 

「ジョジョ……正直、俺はお前が赤龍帝に相応しいと思っている……今代の宿主は残念すぎる」

 

「だから残念言うな!!俺だって必死に頑張っているんだぞ!!」

 

「イッセーやかましいぞ……俺が言うのも何だが……ヴァーリの言う通り残念すぎるぞ」

 

「……あぁぁんまりだぁぁぁぁ!!」

 

イッセーは無視しとこう。

 

「ジョジョ……ある意味お前も奇跡と呼ばれても不思議じゃない……波紋、スタンド、そして『無限の創造』と呼ばれる神器……誰も持ってない力はこの世界ではお前だけだジョジョ」

 

「奇跡ね……でもなヴァーリ……奇跡とは自分で作るんだぜ……それと俺は奇跡って言われるより奇妙と呼ばれたいぜ」

 

カテレアが話に割り込んだ。

 

「お喋りはここまでよ」

 

「ひとつ聞くぜカテレア」

 

「なんだ?」

 

「てめぇらの目的はなんだ?」

 

「コイツら『禍の団』は破壊と混乱、単純だろジョジョ」

 

アザゼルが変わりに説明した。

 

「組織の頭は強大で凶悪なドラゴン『無限の龍神』オーフィスってドラゴンだ」

 

ジョジョはアザゼルの説明を黙って聞いた。

 

カテレアが堂々宣言する。

 

「先程も言ったが今一度言う!!神と先代魔王がいないのならば、この世界を変革する!!『レヴィアタン』の座を奪ったセラフォルーを殺して、私が魔王レヴィアタンを名乗り!そして!!『オーフィスには新世界の神となって貰います!!」

 

カテレアの言葉を2回聞くジョジョとギャスパー以外の皆……流石にアザゼルも自分の腕をみて少し余裕が無くなり、サーゼクス、セラフォルー、ミカエル、ガブリエルも表情を陰らせてた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「フッ……フヒヒヒヒ」

 

突如笑い声が聞こえた……その笑い声はギャスパーの近くにいて、ギャスパーはその名前を呼んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ジョジョくん?」

 

笑い声の正体はジョジョだった。

 

 

 

 

「フッ……フヒヒヒヒ!フフフフ!!ホハハハハ!!ヘハハハ!ハハハハハハハ!!」

 

「お、おいジョジョ……どうした?」

 

イッセーがジョジョを心配するが

 

 

「クククククッ!ヒヒヒヒヒヒヒッ!ケケケケケケケケケッ!!ノホホノホォォォォォ!!」

 

ジョジョは狂ったように笑っていた。

 

「おい!ジョジョ!!気をしっかり持て!!」

 

この場の全員がジョジョを見て絶句してた。

 

 

 

 

しかし!!ジョジョだけでは無かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「にゃははははは……」

 

ジョジョの他に笑い出した者がいた。それは

 

 

 

 

 

 

 

 

「黒歌ねえ……様?」

 

黒歌だった。

 

 

 

「ハハハハハハハハハハハハハハッ!!」

 

「にゃはははははははははははッ!!」

 

 

 

 

ジョジョと黒歌の行動で皆……カテレアもヴァーリも何も言えなかった。

 

 

 

だが、ジョジョと黒歌だけではなかった。

 

 

 

 

 

 

 

「プッ!ウヒヒヒヒヒヒヒヒッ!」

 

「ミッテルト!?貴女まで!!」

 

ミッテルトも狂ったように笑い出した。

 

 

 

「「「ハハハハハハハハハハハハハハッ!ヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒッ!ウハハハハハハハハハッ!!」」」

 

 

この場の全員はもはや何も言えなかった。

 

 

「Oh My God!!……おいおい、頭がイカれたか?コイツら……」

 

アザゼルは思ったことを口にした。

 

 

 

「丈助くん!気をしっかりしてください!!」

 

小猫はジョジョに近づいて話しかけたが黒歌が小猫の肩を置いて話しかけた。

 

「違うにゃ白音~アイツが言ったことがバカバカしくて笑ってたにゃ」

 

黒歌はカテレアに指を指した。

 

「なんだと?」

 

カテレアは指を指されて苛ついた。

 

「ウヒヒヒヒヒヒヒヒッ!アホらしいッス!!」

 

ジョジョも笑いを止めて話に参加した。

 

「おい、カテレア・レヴィアタン……お前……誰が新世界の神になるって言った?」

 

「聞いてなかったのか?無限の龍神オーフィスだ」

 

「お前な……そんなハッタリが通じると思うなよ」

 

「ハッタリだと?」

 

「あぁハッタリだ……なんせ、『禍の団』のボスは『オーフィス』じゃなくて……否……『不在』だからな……」

 

「ッ!?」

 

カテレアは驚愕した……否……カテレアだけではなかった。

 

「おい!ジョジョどういう事だ?」

 

「アイツに聞けアザゼル」

 

皆はカテレアに視線がいった。

 

「どういう事だ?カテレア」

 

ヴァーリもカテレアに聞いてた。

 

「……えぇ、アイツの言う通り今の『禍の団』はボスが不在なのよ!……オーフィスはある日私達を集めてこんなことを言ったのよ……」

 

 

『静寂を得たから、我、禍の団、抜ける』

 

 

「そう言いオーフィスはその場から消えたのよ……オーフィスの蛇は大半は置いていったのは良かったけど……次元の狭間には奴が居るのは確認されてる!!なのに!オーフィスは静寂を得たと言って抜けたのよ!!一体何処の誰だ!!オーフィスに禍の団を抜けろって言った奴は!!」

 

カテレアはその時の事を思い出して苛ついた。

 

「……やれやれ、オーフィスの力を利用する奴等からオーフィスに禍の団を『抜けろ』って言って何が悪いんだ?」

 

アザゼルはジョジョの言葉に疑問を持った。

 

「おい……ジョジョお前……今何て言った?」

 

「『オーフィスに禍の団『抜けろ』って言って何が悪いんだ?』って言ったが?」

 

 

 

 

 

カテレアが皆を代表して言った。

 

 

「まさか……お前が……オーフィスに」

 

この場の皆は察した。

 

「そうだ、カテレアだからお前が言ったことに俺達は笑ったんだぜ……オーフィスはもう城野家の家族だ、オーフィスの力しか利用しない奴等からオーフィスを救ったんだよ」

 

「最初はジョジョから聞いた時は驚いたにゃ」

 

「あの日は忘れられないッス」

 

オーフィスがジョジョの元に居ることを知ってるのはジョジョ、黒歌、ミッテルト、イル、ネル、トロ……笑い出したのはジョジョと黒歌とミッテルト……事情を知ってたから笑ったのだ。

 

「カテレア・レヴィアタン……ドゥー・ユー・アンダスタン?(理解したか?)」

 

 

 

 

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やりたかった話だぜ

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