会談に居るメンバー
『WRYYYYYYYYYYYY!!』
「何だ?この奇妙な叫びは?」
ヴァーリはこの叫びが誰かは知らない。
「この叫びって……」
「ジョジョだにゃ」
「アイツ!会談に参加してなかったのかよ!!」
イッセーは今もジョジョの首(砂)を持っていた。
「ハーッハッハ!!よくよく考えたらアイツが面倒くさい事は嫌いな性格っぽいみたいだったな」
アザゼルは笑っている。
「リアス……ここはジョジョに任せたらどうだい?」
「しかし!?」
「リアス!」
サーゼクスはリアスを怒鳴った。
「彼は眷属じゃないけど同じ部活の仲間だろ?」
「確かにそうですけど……」
「仲間を信じないでどうするんだ?」
サーゼクスがリアスに説得をしてると
チリリリ♪チリリリ♪
突如イッセーの携帯がcallがした。
「何で俺の携帯の着信がメタル○ア!?」
イッセーの携帯からだった。
ピー!
「もしもし?」
『こちらスネ○ク』
「いや!ジョジョだろ!!」
『大佐じゃない!?貴様は誰だ!!』
「真面目にやれ!!」
『やれやれ、ノリが悪いなイッセー……やっぱミッテルトにかければよかったぜ』
「緊急事態だから真面目にやれ!マジで!!」
『はいはい、どうせリアスが助けに行くとか言ってるんだろ?』
「ジョジョ……何で分かった?」
『慈悲深いリアスは間違いなく助けに来るのは予想済みだ………イッセー全員に聞こえるようにしろ』
「あ、あぁ」
イッセーはスピーカーモードにした。
『リアス聞こえるか?』
「聞こえるわジョジョ」
『魔術師どもはギャスパーを洗脳しようとしてたぜ』
「何ですって!?」
リアスが驚いてるなかジョジョ以外の声が聞こえた。
『貴様!何電話をしてるんだ!!』
「ジョジョ!?敵がいるの!?」
『……心配すんなリアス……ギャスパーは無事に助けるぜ…じゃあな………後で落ち合おう』
ブツン!
「ジョジョ?ジョジョ!?」
電話が切れたようだ。
「部長!キャスリングしますか?」
「……ジョジョに任せましょう」
リアスはジョジョを信じた。
「……さてとギャスパーを返してもらうぞ」
ジョジョが戦闘態勢をとるが
「……ジョジョくん……もう嫌です。……この眼のせいで皆さんに迷惑をばかりかけて……僕に生きる価値なんて……」
ギャスパーは敵に捕らわれ挙げ句の果てに利用された。
「…………やれやれ、ギャスパーお前がそんなバカな事を言うとはな」
ジョジョはギャスパーに向かって言った。
「いいか?ギャスパー……俺たちはお前を見捨てねえぞ」
「……でも」
「誰だって迷惑はかけるぜ……今一度言うぜ!!俺は……俺達は絶対お前を見捨てねえ!!ギャスパーはダチだ!!ダチを見捨てるダチは居ねえ!!……ッ!?」
「ッ!?」
突如ジョジョに魔法が放たれた。
「チッ!危ねえな」
「愚かね、グレモリー一族は情愛は強いけど、頭は悪いって旧魔王派の言う通り。貴方も毒されて可愛そうに……」
「弱い奴ほどよく吠えるな」
「……おい!!」
魔術師達は陣取りをして一人がギャスパーの首にナイフを突きつけた。
「貴様がでしゃばるからこうなるんだ。貴様が動けばこのナイフがどうなるかわかるな?」
「人質なんか取りやがって、この城野丈助がビビるとでも思うなよ」
「貴様は自分の立場がわからないみたいだな……今から貴様はサンドバッグになるんだぞ」
魔術師達はジョジョに魔法を放とうとしている。
「勘違いしてるみたいだな」
「なに?」
「俺が1歩動けばギャスパーにナイフが刺さる?……違うね……俺が1歩動けば『貴様は自分の仲間』にナイフを刺すんだよ」
「何をバカな事を」
ジョジョは1歩動いた。
「動いたな!貴様は愚か者だ!!」
魔術師はナイフを突きつけた……
「がぁっ!?……何で俺にナイフ……を?……」
魔術師の仲間に。
「何をしてるんだお前!!」
「仲間を刺してどうするんだ!?」
仲間を刺した魔術師は何も喋る事なく震えてた。
「お、お前たち」
仲間を刺した魔術師に全員がみる。
「今から……あ、ありのまま今起こった事を話すぜ!!俺は『ハーフヴァンパイアを刺したつもりが、いつの間にか仲間を刺してたんだ』……何を言ってるか分からねーと思うが俺も何をされたのか分からなかった。……情報が正しければ奴の奇妙な力が関係してるぞ!!」
ジョジョは魔術師達の会話を無視してギャスパーに向かって話した。
「ギャスパー!お前は自分でこの状況を打開しようとした!!だから!!」
ジョジョは自分の手から触手……否……『血管針』をだした!!
「受け取れギャスパー!!勇気を見せろォォォ!!」
ジョジョは自分の血……血管針を使いギャスパーの顔に血をかけた。
ペロッ
ギャスパーは顔に着いた血を舐めた。
その場にギャスパーは居なかった。
チチチチチ
不気味な鳴き声が響き天井から聞こえた。
「変化したのか吸血鬼め!!」
魔術師達はギャスパーに攻撃をするが
「なっ!?我々の魔法を停止させたのか!!ならばあの人間を!!」
魔術師達はジョジョに攻撃を仕掛けるが
「僕の友達を攻撃するなんて、そうはさせないですよ」
魔術師達をギャスパーが停止させた。
「ジョジョくん!とどめです!!」
「『ザ・ワールド』!!」
ジョジョはスタンド、『ザ・ワールド』をだした。
「俺とギャスパーのコンビは無敵!!勝つことなんか……無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァァァ!!」
ザ・ワールドの無駄無駄ラッシュを決めた。
「片づいたな」
「はい!」
しかし!!二人は気づかなかった!!もう一人敵が居たことに!!
「っ!?ギャスパー!!」
「遅い!!死ね!ヴァンパイア!!」
魔術師はギャスパーにナイフをかざすが
「ヒッ!」
ギャスパーは咄嗟に魔術師の手を掴み攻撃を防いだ。
瞬間!!
ピキピキピキピキピキピキピキピキピキピキ!!
「何ぃ!?」
魔術師は凍りだした!!
「なっ!?気化冷凍法!?」
ジョジョはギャスパーが気化冷凍法を使ったことに驚いた。
「あ、あれ?」
ギャスパーは自分の力を疑問に思った。
魔術師はそのまま砕かれず凍ったままだった。
「(砕く力はない状態の気化冷凍法か……小猫は『波紋』ギャスパーは『気化冷凍法』……俺の血を飲んだことにより使えるようになったのか?)」
「ジョジョくん……これって?」
「ギャスパー……それは気化冷凍法」
「気化冷凍法?」
「簡単に言うと相手を凍らせて、再起不能にする技……俺も使える技だ」
「ジョジョくんも?」
「ギャスパー……使うとき相手を停止させて使え」
「僕の神器で?」
「あぁ、そして凍らすときはこう言え…………『URYYYYYYYYYY』って」
「う、うりぃぃぃ?」
「違う……URYYYYYYYYYY!!」
「うりぃぃぃ!!」
「違う!!URYYYYYYYYYYYYY!!」
「URYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!」
「そうだ!!それだ!!よし一緒に!!」
ジョジョとギャスパーは一緒に
「「URYYYYYYYYYYYYYYY!!」」
……何をやってるんだ?コイツら
「さてと、行きますか」
「暴走は収まったので会談に居る皆さんは動けますよ」
「そうか」
「ジョジョくん……さっきのスタンド」
「ザ・ワールドか?」
「もしかして……僕の神器と同じ能力?」
「っ!?……ギャスパー……お前……動けてた?」
「うん」
「……やれやれだ……それじゃ……行くか?」
「はい!」
「行くぜギャスパー……ザ・ワールド!!」
ジョジョはザ・ワールドをだして。
「時よ止まれ!!」
ジョジョはそう言い……世界の時は止まった。
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ギャスパー……気化冷凍法を取得