第D×D部/ジョジョの奇妙なハイスクール   作:コブー

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暴れるって言ったな



あれはウソだ!


……マジで、すみませんでした!!

この次回が会談です




ジョジョの奇妙な勧誘

よぉ、ジョジョだ……今現在、俺は散歩をしてるが……

 

「貴方がミカエルが言っていた『奇妙』な人間?」

 

目の前にいる凄い美人に『奇妙』な人間って言われた……初対面相手に『奇妙な人間』って言われた。

 

ジョジョはどうにかして『奇妙』ってレッテルを取り消せないか、色々考えたが、三大勢力から『奇妙』ってレッテルを貼られて『奇妙』のレッテルはどうやっても取り消せないので……

 

 

 

そのうち、ジョジョは考えるのをやめた。

 

 

 

「つか、ミカエルの名前が出たならアンタ天使か?」

 

ジョジョが質問したら、ミカエル同様金色の翼12枚展開した。

 

「初めまして、私はガブリエルと申します」

 

「ガブリエルっ!?」

 

ジョジョは驚愕した……無理もない。

 

ガブリエル……四大熾天使(セラフ)の一角なのだ!!

 

 

「それで?天界一の美人天使が奇妙な俺に何のようだ?」

 

「お世辞がお上手ですね」

 

「ほんとの事を言ったまでだ」

 

「ミカエルがこれを……えっと?」

 

「あぁ、自己紹介がまだだったな……俺は城野丈助……ジョジョって呼んでくれ」

 

「ミカエルがこれをジョジョ……貴方にって」

 

ジョジョに渡されたのは1枚のトランプカード。

 

「トランプカード?」

 

「これは、『御使い』(ブレイブ・セント)……『悪魔の駒』の天使版よ」

 

「転生天使か」

 

「まだ試作品でね……でも貴方なら天使になれるはジョジョ」

 

「勧誘かよ……」

 

「貴方の神器と波紋とスタンド……この世界では強力で奇妙な力……神器は存在しても貴方の神器は確認されてない神器……どの勢力も貴方を勧誘するわ」

 

「マジかよ」

 

「ジョジョ……どの勢力に来るかは貴方次第です……会談の日までに決めてください」

 

ガブリエルはそう言い立ち去った。

 

「……やれやれだぜ」

 

ジョジョはその場を立ち去った。

 

 

 

 

 

 

 

ジョジョはしばらく歩いていると……

 

「丈助さま」

 

名前を呼ばれ振り向いたら

 

 

 

 

 

「グレイフィア」

 

サーゼクスの『女王』グレイフィアだった。

 

「珍しいなアンタ一人って」

 

「本来サーゼクス様が直接お渡ししたい物がありましたが、サーゼクス様は……」

 

「あー読めた、仕事をサボタージュ(サボり)したな」

 

「はい」

 

おいおい、魔王が仕事をサボってどうすんだよ

 

「丈助さまの考え通り、魔王の仕事をしていて来れなくなりました」

 

「それで、一体何のようだ?」

 

「サーゼクス様がこれを丈助さまに」

 

グレイフィアが渡したのは……

 

「『悪魔の駒』か」

 

悪魔の駒だった。

 

「悪魔に勧誘か?」

 

「丈助さまは必ず今回の会談で和平を結ばれたら、どちらかの勢力に就くことになります」

 

「(この話2回目だな)」

 

ジョジョは内心でこの話を2回目って考えてた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グレイフィアの話が終わり、グレイフィアは帰ってジョジョは家に向かってた。

 

 

 

 

 

 

だが!

 

 

 

「おーいジョジョ」

 

ジョジョは自分の名前を呼ばれたが無視をした。

 

「スルーすんなよ!!」

 

「……で?アザ……おじさん何のようだ?」

 

「何で言い直した!?つぅかまだおじさんネタなのか俺の扱い!!」

 

「渡すもんがあるならはよ渡せや」

 

「何故関西弁?」

 

「知らんがな」

 

「まぁ渡すものはこれだ」

 

アザゼルが渡したのは

 

「将棋の駒?」

 

将棋の駒だった。

 

「お前さんを堕天使として勧誘しようかと思って「はいそうですか」話を最後まで聞けや!!?」

 

「聞きたくないわ!!お前なぁ!勧誘の話お前で3回目だぞ!!勧誘の話は聞き飽きたわ!!」

 

「……なんかスマン」

 

「で?この将棋の駒は堕天使に転生か?」

 

「そうだ……まぁお前だけだぞ。転生堕天使を受けるのは」

 

「俺だけ?」

 

「莫大な金を注ぎ込んで作ったんだぜ」

 

「おいおい、だからって堕天使の勢力に来いって事か?」

 

「そうだ。内容は言わんでも分かると思うがな。それじゃ会談でお前の答えを待ってるぜ」

 

アザゼルは立ち去った。

 

 

 

 

 

 

 

ジョジョの家

 

 

 

「三大勢力は俺に人間を止めさせたいのか?」

 

ジョジョは机に置いてあるものを見て呟いた。

 

天使から貰った『トランプ』。

堕天使から貰った『将棋の駒』。

悪魔から貰った『悪魔の駒』。

 

「……っ!?そうだ……良いこと考えたぞ!!」

 

 

ジョジョは何かを作り出した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日

 

 

 

 

 

「出来たぞ……ある意味、究極生命体なみな物が」

 

ジョジョの手元には『トランプ』『悪魔の駒』『将棋の駒』ではなく。

 

 

「三つとも合成させたら『タロットカード』になっちまった」

 

 

このタロットカードがこれからジョジョの人生が変わることはこの時、まだジョジョは知らなかった。

 

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将棋の駒は完全オリジナルです

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