なんとなくだ!!
ジョジョ達は授業参観の翌日、旧校舎のある部屋の前にいた。
「keep outって何があるんだよ……」
「何気に英語の発音いいッスね」
リアスによると、今までの活躍が認められ封印されてたもう一人の僧侶の使用許可と認められたらしい…………ほとんどジョジョの活躍だが。
「開けるわよ」
リアスが扉を開けた。
瞬間!!
「イヤァァァァァァァァァァァァ!!」
「やかましいッ!!」
「ごめんなさいぃぃぃぃぃぃ!!」
叫びが聞こえ、ジョジョが怒鳴ったが逆効果だった。
「ジョジョ……怖がらせないで……ごきげんよう。元気そうで良かったわ」
「封印が解けて私たちと外に出られますよ」
朱乃が優しい声で掛けるが……
「イヤですぅぅぅ!外に出たくないですぅぅぅ!!」
引きこもりか!
「うおぉぉぉ!!金髪の女の子!!」
イッセーが姿を見て興奮するが
「イッセー……コイツ男の子だ」
「は?何を言ってるんだジョジョ?女の子だろ?」
「……スマン訂正する。男の娘だ」
「イヤイヤ、冗談にも程があるぞ」
現実を受け入れないイッセーにリアスがとどめ。
「ジョジョの言う通り。この子は男の娘よイッセー」
「え?」
「女装趣味があるのですよ」
朱乃の追加言葉でとどめ。
「「「「えぇぇぇぇ!?」」」」
イッセー、ミッテルト、イル、ネル、黒歌は壮大に驚いた。
「ヒィィィィ!!ごめんなさいぃぃぃぃぃぃ!」
「こ、こんなこと……残酷だろ……美少女の姿で男なんて……しかも似合ってる分、余計に真実を知ったショックもでかいし……しかも!引きこもりの癖に女装趣味かよ!!コイツには男の象徴のフゴッ!?」
「下品な単語を言うんじゃね」
ジョジョがスタープラチナでイッセーの口を封じた。
「と、ところでこの方達は一体?」
「貴方がここに居る間に出来た眷属よ『兵士』のイッセー『僧侶』のアーシア『騎士』のゼノヴィア……そして『奇妙』なジョジョと、その愉快な仲間たちよ」
「ちょっと待てリアス。なんだその紹介は」
「……お願いだから、一緒に外に出ましょう」
おい!スルーするな!!
「イヤですぅぅぅ!!僕はずっとここに居たいですぅぅぅ!!」
「……重症ッスね」
「……やれやれだ」
イッセーが痺れを切らしたのか引きこもりに近づいたて、引きこもりの手を引っ張った。
瞬間!!
「……ん?」
ジョジョは、周りの異変に気づいた。
ジョジョ以外の全員が停まってたのだ!!
「これは?」
「ヒィィィィ!!何で動けるんですかぁぁぁ!?」
訂正……ジョジョと引きこもり以外の全員が停まってたのだ!!
「これは、お前がやったのか?」
「ごめんなさいぃぃぃぃぃぃ!!打たないでくださいぃぃぃぃぃぃ!!」
「殴らないから!安心しろ!」
「は、はい!」
ジョジョは引きこもりを落ち着かせた。
「俺は城野丈助……ジョジョって呼んでくれ」
「ぼ、僕はギャスパー・ヴラディです」
「よろしくな、ギャスパー」
「は、はい!」
挨拶をしたジョジョとギャスパー……挨拶が終わったらギャスパーは部屋の奥のダンボールに入った……某の伝説の傭兵かよ。
すると、周りの状態に変化があった。
「可笑しいですね?……今」
「あぁ、何かされたような……」
「ごめんなさいぃぃぃぃぃぃ!!」
ダンボールの中からギャスパーが謝ってきた。
「…………」
イッセーがボケッとしてた。
「どうした?イッセー」
「ジョ、ジョジョ……あ、ありのまま今起こった事を話すぜ!!『俺は女装野郎の手を引っ張ったら、いつの間にか消えてた』何を言ってるのか分からねーと思うが俺も何をされたか分からなかった……」
「……やれやれだぜ」
←ToBeContinued
ポルポル・パニックを出しました。