第D×D部/ジョジョの奇妙なハイスクール   作:コブー

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ジョジョと魔王の来訪

アザゼルと会って翌日の放課後

 

「冗談じゃないわ!!」

 

リアスは怒鳴っていた。

 

「何で怒鳴っているんだリアスは?」

 

部室にやって来たジョジョ、ミッテルト、黒歌、イル、ネル、トロ、そして蛇の姿オーフィス。

 

「実はイッセーくんの常連の契約者が堕天使の総督……アザゼルだったんだ」

 

祐斗が教えてくれた。

 

「いくら、天使、堕天使、悪魔の三すくみのトップ会談がこの町で行われるとはいえ、突然堕天使の総督が私の縄張りに侵入し、営業妨害していたなんて!!」

 

リアスの言葉に疑問を持った。

 

「イッセー代価は何を貰ったんだ?」

 

「高そうな絵画や、高そうな宝石だ」

 

「……リアスそれ……営業妨害になるか?」

 

「……しかも私の可愛いイッセーにまで手を出そうなんて!!」

 

あ、コイツ俺の話をスルーした。

 

「つーかあのオッサン、イッセーにも接触してたのかよ」

 

「ん?イッセーにも?……ジョジョその言いようだと」

 

「会ったぜ……アザゼルに」

 

リアス達は驚いた。

 

「あれは驚いたッス」

 

「俺は堕天使なのに総督の顔を知らないお前に驚いたわ」

 

「「うんうん」」

 

当日その場に居たイルとネルが頭をふった。

 

「ウッ!!か、下級堕天使だから名前は知ってても会ったことがないッス!!」

 

「アザゼルはやっぱり堕天使の気配を消してジョジョに接触したのかにゃ」

 

「接触したが、俺は見抜いた」

 

「見抜いた?」

 

「見抜いたッスね……」

 

「あれは、あぶり出しに凄いよ」

 

当日その場に居た四人しか知らない。

 

「ジョジョ、アザゼルは堕天使の気配を消して接触したのでしょう?どうやって見抜いたの?」

 

リアスはジョジョに見抜いた方法を聞く。

 

「…………やれやれ、使い回しのネタになるが言うぜ」

 

「何を言ってるんにゃ?ジョジョ」

 

「よく聞けよ、お前ら……悪魔は自分の正体を隠すときある欠点がある!」

 

「欠点?」

 

「ジョジョそれは?」

 

「それは……悪魔が自分の正体を隠すとき……『鼻の頭に血管が浮き出る』!」

 

「「「「「え!?」」」」」

 

案の定この場の悪魔(イルとネル以外)が自分の鼻を触った。

 

「嘘だろ!ジョジョ!」

 

イッセーがジョジョに真相を聞く。

 

「嘘だぜ……こうやってアザゼルが堕天使って見抜いたんだ…………って何でアンタも鼻を触っているんだ!?」

 

ジョジョが指を指した方向に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「グレイフィア!わ、私の鼻の頭に血管が浮き出てるかい!?」

 

「丈助様の嘘ですからご安心を」

 

魔王サーゼクス・ルシファーが自分の鼻を触ってた。

 

「お、お、お、お兄さま!?」

 

 

 

魔王さまがやって来たから、悪魔達は膝まづく。

 

立っていたのはジョジョ、ミッテルト、ゼノヴィア、トロだ。

 

「くつろいでくれたまえ。今日はプライベートで来ている」

 

「久し振りだな、サーゼクス」

 

「ちょ!?ジョジョ!!?」

 

ジョジョが魔王さま相手に呼び捨てで呼んでリアスが驚いてる。

 

「アッハッハッハ構わないよ彼はその話し方の方がしっくり来る」

 

「それで?サーゼクスは何しにここに?」

 

サーゼクスは1枚のプリントを出した。

 

「授業参観があるからね、私も参加しようかと思っていてね」

 

「グ、グレイフィアね?お兄さまに伝えたのは」

 

「はい」

 

「授業参観か……」

 

「丈助くん?」

 

「貴方が魔王か。初めまして私はゼノヴィアという者だ」

 

「僕はトロだニャー」O(≧∇≦)O

 

「ごきげんよう、ゼノヴィア、トロ。トロは使い魔かい?」

 

「俺の使い魔だ」

 

「初めてみるタイプの使い魔だ」

 

「褒めても何も出ないニャー」ヽ(´▽`)/

 

「サーゼクス……トロの顔文字は気にするな」

 

「面白い使い魔だね、ジョジョ」

 

「まあな」

 

サーゼクスはミッテルトの前に立った。

 

「初めまして、堕天使ミッテルト私はサーゼクス・ルシファーだ」

 

「は!初めましてッス!!」

 

ミッテルトは緊張している……無理もない敵対関係の悪魔と堕天使……まして魔王だからな

 

「妹をいつもサポートしてくれてありがとう」

 

「い、いえ!こっちも助けてもらってるッス!!」

 

ミッテルトガチガチだな。

 

「それで?サーゼクス授業参観が目的だけじゃないだろう?」

 

「あぁ実は三すくみの会談をこの学園で執り行おうと思ってね」

 

「お兄さま……ここで?本当に?」

 

「ああ。この学園とは何かしら縁があるようだ。私の妹であるお前と、伝説の赤龍帝、聖魔剣、聖剣デュランダル使い、魔王セラフォルー・レヴィアタンの妹が所属し、コカビエルと白龍皇が襲来……そして波紋とスタンドと呼ばれる奇妙な力を使うジョジョ。これは偶然で片づけれない事象だ。様々な力が入り混じり、うねりとなっているだろう。そのうねりを加速度的に増しているのが兵藤一誠くん……赤龍帝だとは思うのだが」

 

サーゼクスはイッセーに視線を送る。

 

「イッセーお前……疫病神か?」

 

「やめろ!?シャレにならんわ!!」

 

「ジョジョ、キミも例外じゃないんだ」

 

「ん?」

 

サーゼクスの言葉に疑問を持った。

 

「波紋とスタンドと呼ばれる奇妙な力……人間の身でコカビエルを倒した……そして、『無限の創造』と呼ばれる未知の神器……今回の会談でキミはどちらかの勢力に就くことになるだろう」

 

「……俺にどうしろと?」

 

「ジョジョ、キミは人間代表として参加してもらう事になるんだ……構わないかい?」

 

「……GOOD……のった」

 

「ありがとう。さて、これ以上難しい話しはここでしても仕方ない。うーむ、人間界に来たとはいえ、夜中だ。こんな時間に宿泊施設は空いているだろうか?」

 

「それなら泊めてやるよサーゼクス」

 

「本当かい!ジョジョ!」

 

「あぁ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イッセーがな」

 

 

「俺の家かよ!!」

 

 

 

ToBeContinued

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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