第D×D部/ジョジョの奇妙なハイスクール   作:コブー

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堕天使幹部のコカビエル その1

オッス!イッセーだ!!

……って今は挨拶してる場合じゃねぇ!!

堕天使幹部のコカビエルが宣戦布告してきたんだ!!俺達オカルト研究部は、今、駒王学園に来ているんだ。この事態だから、ソーナ会長のシトリー眷属も全員集合だよ。ソーナ会長達は被害を最小限にするため学園全体に結界を貼ってるみたい……俺達オカルト研究部魔王様が来るまで時間稼ぎの為に結界の中に入っていった。

 

「何だ?これ?」

 

俺達が校庭に行くとエクスカリバーを中心とした魔方陣があった。

 

「4本のエクスカリバーを1つにするのだよ」

 

「バルパー後どれくらいかかる?」

 

「5分も掛からんよ」

 

ッ!!俺達が上を見るとコカビエルが居た。

 

「そうか……さてと誰が来るんだ?サーゼクスか?セラフォルーか?」

 

「お兄様の変わりに私たちが相手よ!」

 

ドカァァァン!!

 

な!?

体育館が吹き飛んだ!!

 

「つまらん、余興になるかどうか知らんが俺のペット達と遊んでもらおう」

 

コカビエルが指を鳴らすと三つ首の犬が現れた。

 

「ケルベロス!!」

 

「部長!ヤバイんすか!」

 

「えぇ、イッセー今回はサポートをお願いするわ!!」

 

「了解です!!」

 

俺はブーステッド・ギアを出し倍加を始めた。

 

ガァァァォァ!!

 

「朱乃!」

 

「甘いですわ!」

 

ケルベロスの炎を朱乃が魔法で凍らせた。

 

「……隙あり」

 

小猫が横からケルベロスを殴り飛ばした。

 

「ッ!!もう一匹いるのかよ!!アーシア!!」

 

一誠は、アーシアを抱えその場を逃れた……が

 

グルガァァォァ!!

 

「しまっ!!」

 

目の前にケルベロスが居た。……だが

 

「ガァァォァ!?」

 

突如!ケルベロスの首が中に浮いた。

 

「加勢に来たぞ」

 

ケルベロスを切り裂いたのはゼノヴィアみたいだ。

 

「部長!朱乃さん!譲渡します!!」

 

「ありがとうイッセー!……朱乃!!」

 

「天雷よ!!鳴り響け!!」

 

ケルベロスは逃げようとしたが

 

「魔剣創造!!」

 

「逃がさないにゃ!」

 

「喰らえッス!!」

 

祐斗、黒歌、ミッテルトが足止めをして、雷がケルベロスに当たって倒した。

 

「喰らいなさい!コカビエル!!」

 

イッセーの譲渡で力が上がったリアスはコカビエルに魔法を飛ばしたが……

 

「この程度か」

 

片手で止められた。

 

「ここまで力が上がるのか……おもしろい」

 

「完成だ……エクスカリバーが1つになる」

 

「ほう……それがか……それと下の魔方陣も完成の用だな。この町はもうすぐ崩壊するだろう」

 

崩壊!?俺達の町が!!

 

 

 

 

「コカビエル!!ジョジョくんはどうした!!」

 

「(そうだ!…… こんな時にジョジョは何をしてるんだ!)」

 

「何を言っている?貴様もあの人間がどうなったか知っているだろう」

 

「ジョジョくんは回復させるスタンドがある!意識がある内に!きっと!!」

 

祐斗が叫ぶが

 

「ホッホッホ残念ながらアイツは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

死んだよ」

 

 

 

 

「「「「「「ッ!!」」」」」」

 

 

 

バルパーがジョジョの死を言う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「嘘をつくなぁぁぁ!!」

 

イッセーが叫んだ。

 

「紛れもない事実だ……女を庇って死んだからな」

 

「嘘だにゃ……ジョジョが死ぬなんて……嘘だにゃ!!」

 

「冗談も大概にしろッス!!」

 

「……許さない……」

 

「……ッ!!絶対殺す!!」

 

朱乃は雷をバチバチし、黒歌は仙術を発動させた。小猫とミッテルトは殺気を出した。

 

「どこにゃ……『何処』で殺したんにゃ!!」

 

黒歌の言葉に祐斗が疑問に思った。

 

「(どうゆうことだ?黒歌さんとミッテルトは教会に来たのに何故ジョジョくんの場所を聞いてるんだ?)」

 

「安心しろ今から貴様らもアイツの待っているあの世に逝くのだからな!!」

 

「ッ!!小猫!後ろ!!」

 

「白音!!」

 

小猫が後ろを振り向いたらケルベロスが居た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は……丈助くんの事が好きです。

 

初めて会った日は今でも覚えてる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よう!俺は城野丈助、ジョジョって呼んでくれ」

 

最初はうるさい人だと思った。

 

「おい小猫見ろよ、ここのケーキ屋スゲェ旨いんだぜ!」

 

毎日話をかけてきて正直鬱陶しいと思った。

 

でも……

 

「お!初めて笑ったな」

 

丈助くんと毎日話をする日が楽しかった。

 

「小猫!俺はいつかクラッカーをブーメランみたいに飛ばすのが夢だぜ!!」

 

「……どんな夢ですかジョジョくん」

 

初めてジョジョって呼んだときは今でも覚えてる。

 

「……小猫は丈助って呼んでくれ何か気持ち悪い」

 

あの時の私は丈助くんを殴り飛ばした。

 

「タコス!!」

 

姉さまと仲を取り戻した日……あれは生きてきた中で忘れられない。

 

「……丈助くん……ありがとう」

 

「……どういたしまして」

 

 

 

私はいつの間にか丈助くんが好きになった。

 

レーティングゲームの時………丈助くんは私を助けてくれた……レーティングゲームの時……私は丈助くんにファーストキスをした……事故だったけど……でも嫌じゃなかった。

 

丈助くんもきっとファーストキスだった筈。

 

 

 

それなのに……

 

 

 

 

「死んだよ」

 

 

 

私は……信じたくなかった……丈助くんが死ぬなんて。

 

私は……怒りと悲しみで一杯だった。だから気づかなかった。

 

「ッ!!小猫!後ろ!!」

 

「白音!!」

 

 

 

部長と姉さまが私を呼んで後ろをみたらケルベロスが居た。

 

 

 

もう一匹いたんだ……ケルベロスが私に噛みつこうと口を開けて襲ってきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

丈助くん……私も……丈助くんの元に逝きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……?」

 

小猫は襲ってこない衝撃に疑問を持ち……ケルベロスを見た。

 

 

 

瞬間!!

 

 

 

 

「グルガァァォァ!?」

 

 

「「「「「な!?」」」」」

 

突如!ケルベロスがバラバラに切り刻まれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

土煙が舞うなか声が聞こえた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やれやれ……躾の悪いクソ犬だな」

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「「っ!?」」」」

 

皆はこの口癖を知っていた。

 

 

 

 

 

 

「なんだと!?」

 

コカビエルは驚いた。

 

「バカな!?貴様はコカビエルに……光の槍で……心臓を貫かれて死んだはず!?」

 

バルパーは驚きを隠せなかった。

 

「死んだはずの!!」

 

ゼノヴィアがその者を見た。

 

 

 

 

 

土煙が晴れて……其処に居たのは……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……チッ♪チッ♪チッ♪」

 

 

 

 

 

 

 

「ジョジョォォォォォォ!!」

 

 

 

 

 

 

城野丈助こと……ジョジョだった!!

 

 

 

 

「Yes!I am!」バーン

 

 

 

 

 

 

←ToBeContinued

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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