オカルト研究部
ジョジョは球技大会の後片付けを手伝って、部室に来たが……
「(何?この空気)」
部室はどんよりしてた。
「あ、ジョジョお疲れさま」
「お疲れさまです」
リアスがジョジョの存在に気づいて声を掛けた。
「球技大会が終わりましたので、帰らせてもらいます。」
「わかったわ」
ジョジョは部室から出ていった。
数日後の放課後
「祐斗の奴……何を抱え込んでいる?」
「あからさまに、おかしいッス」
ジョジョとミッテルトは教室で祐斗の話をしてた。
「ただ分かるのは、今のアイツの目は……復讐の目だ」
「ジョジョ~」
猫の姿の黒歌が話しかけてきた。
黒歌は授業中は部室で待機なのだ。
トロとイルとネルとオーフィスは留守番。
「グレモリーが呼んでたにゃ」
「なんのようだよ……」
ジョジョは渋々部室に向かった。
ーオカルト研究部ー
「ちわーっす……ゲッ!」
「あーーー!?」
「貴方達!あの時の!!」
ジョジョが部室に入ったら、ジョジョに襲い掛かったイリナとゼノヴィアがいた。
「知ってるの?ジョジョ」
「知ってるも何もウチらに襲い掛かった奴等ッス」
「リアス・グレモリー……何故?人間と敵対である堕天使が此処にいる?」
ゼノヴィアはリアスに質問した。
「ジョジョは協力者よ、ミッテルトは彼の協力者」
「……まぁいい全員揃ったなら本題を話すぞ」
ジョジョとミッテルトと黒歌は何の話か理解してない。
紫藤イリナの話によると、聖剣エクスカリバーが盗まれた。
しかも聖剣エクスカリバーは現存してない。
大昔の戦争で折れたみたいだ……脆いなエクスカリバー。
「大昔の戦争で四散したエクスカリバーの折れた破片を集め、錬金術て新たな姿になったのさ。7本の内の1つがこれだ。」
おいおい、この場の悪魔が戦慄してるぞ、ミッテルトも堕天使だから少しは戦慄してるな。
「破壊の聖剣……7つに分かれた聖剣の1つだ」
イリナの方は紐が1本の日本刀に変わった。
「私の方は擬態の聖剣……こんな風に形を自由自在に持ち運べるからすっごく便利なの」
ヤベッ欲しいな、あの聖剣……
「……丈助くん……今欲しいと思いませんでしたか?」
「全く」
何故俺の考えがわかったんだ?まぁそれより……
「聖剣を盗んだ奴の目星はついてるのか?」
「あぁ、奪ったのは『神の子を見張る者』(グリゴリ)幹部コカビエルだ」
「……古の戦いから生き残る堕天使の幹部……。聖書にも記された者の名前が出されるとはね」
「私達の依頼……いや、注文だな……私達と堕天使のエクスカリバー争奪の戦いにこの町の悪魔が一切介入しないことだ」
ゼノヴィアが内容を言った。
「要は関わるなか……」
「正教会からの派遣は?」
「奴等は今回の話を保留した。」
「おいおい、二人でエクスカリバーを奪還するのかよ」
「無謀ね……死ぬつもり?」
「そうよ」
ゼノヴィアとイリナは決意の眼差しだった。
「(黒歌、ミッテルト)」
ジョジョは二人にアイコンタクトをした
「(何にゃ?)」
「(何ッス?)」
「(コイツら見てると哀れに見える)」
「(聖書の神が死んでる事は知らないと思うッス)」
「(でも、この事は言わない方がいいにゃ)」
「(だろうな……この事を知ってそうなのは、魔王……堕天使の幹部もしくは総督、天使は『セラフ』のメンバーだろう……俺達はとんでもない禁句を知ったんだ)」
「(もしかしたら、ドラゴンも知ってるんじゃ……)」
「(あり得るな、オーフィスが知ってたんだから)」
ジョジョがミッテルトと黒歌がアイコンタクトしてると
「もしやと思ったが『魔女』アーシア・アルジェントか?」
ゼノヴィアがアーシアに絡んでた。
「あ、あの……私は……」
「しかし悪魔か。『聖女』と呼ばれてた者が堕ちるところまで堕ちたな……まだ我らの神を信じているのか?」
……チッ!コイツ
「捨てきれないだけです。ずっと信じてきたのですから……」
「そうか。それならば、今すぐ私達に斬られるといい。今なら神の下に断罪し「くだらねぇ」何?」
「耳が遠いのか?くだらねぇって言ったんだが?」
「くだらないだと!?神を侮辱するのか!!」
「侮辱?友達を侮辱したのは貴様らだろ……そうだろイッセー?」
ジョジョは一誠に問うた。
「あぁ!!アーシアの優しさを理解できない連中は皆バカ野郎だ!!」
「キミはアーシアの何だ?」
「家族だ!友達だ!仲間だ!アーシアに手をだすなら、俺はお前ら全員敵に回してでも戦うぜ」
イッセーの言葉にゼノヴィアは目を細める。
「一介の悪魔が大きな口を叩くね、グレモリー、教育不足では?」
「教育不足はお前らだろ?」
「イッセー、ジョジョ止めなー」
「ちょうどいい。僕が相手になろう」
「誰だキミは?」
「君たちの先輩だよ。……失敗だったそうだけどね」
部室には無数の魔剣が出現してた。
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