第D×D部/ジョジョの奇妙なハイスクール   作:コブー

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チキン……再起不能(リタイア)

追加
※話がつまらない人も、いると思いますが、コメントに『読みにくい』とかのコメントは構いませんが、『クソつまらない』とか『やめろ』とかのコメントは、やめてください。



ジョジョの代価と幸せ

会場の全員が驚愕した。

 

目の前に行われてた試合は人間と不死鳥が戦ってた。

 

誰もが勝負の結果は分かってた。

 

不死鳥が勝つと……だが、会場の貴族悪魔の予想は外れた。

 

誰もが思わなかった……不死鳥が人間……否……奇妙な人間に負けたのだ。

 

「約束通り、我らが部長……リアス・グレモリーは返していただきます魔王様。」

 

「わかった。……人間くん……否……ジョジョくん」

 

「はい?」

 

「何故キミはこんな事をしたんだ?」

 

「どういうことでしょうか?」

 

「今回の婚約は悪魔の未来が掛かった大事な婚約なんだ……何故人間のキミが婚約を破談にしたんだ?」

 

「……簡単な事ですよ……シンプルな事だ……俺は悪魔の未来を守っただけだ」

 

「守った?」

 

「好きでもない奴と結婚したって、政略結婚したって、そこに愛がなければ意味がない……破滅の道だ」

 

「……そうか……」

 

「魔王様……2つ目の代価を宜しいですか?」

 

「よかろう」

 

「まずは、この資料を見てくれ」

 

ジョジョはサーゼクスに資料を渡した

 

「これは?」

 

「後で、確認してくれ……2つ目の代価……はぐれ悪魔……黒歌の指名手配を取り消す事だ。」

 

「なんだと!?」

 

サーゼクスは驚愕した……だが、一番驚愕した者がいた。それは

 

 

 

 

 

 

 

 

「……え?」

 

小猫だった

 

 

 

「ジョジョくん……キミは自分が何を言ってるのか、わかっているのかい?」

 

「わかっている……わかってなかったら、こんな事を頼まない」

 

「この代価は無理がある……私の判断で取り消すなど……」

 

「……俺は、リアスさん達に出会う前から悪魔の存在は知ってた……否……知ったが正しいな」

 

「……何?」

 

「俺はお前達……悪魔が黒歌を排除しに来た悪魔を……殺した」

 

会場の悪魔が驚いた

 

「まぁ、俺からしたら正当防衛……あっちが俺を殺しにきたんだからな」

 

ジョジョは紙に何かを書いた

 

「冥界に繋がるか知らんが……俺の携帯番号だ」

 

ジョジョはサーゼクスに渡した

 

「アイツには……幸せになってほしいんだよ」

 

ジョジョはオーフィスに頼んで冥界から消えた

 

 

 

会場には静寂が包んだ

 

 

「丈助くん……何で……姉さまと?」

 

 

小猫の呟きは誰にも聞こえなかった

 

 

 

 

数日後

 

 

 

ジョジョの家

 

 

現在ジョジョと黒歌はある人物と対面してた……それは……

 

「よろしいかな?」

 

「どうぞ」

 

「…………」

 

サーゼクスだった

 

「……キミが渡した資料で、もう一度調べたら黒歌の元主の悪事が発覚してね……」

 

「それじゃ!?」

 

「それでも、主を殺した事には変わりない」

 

「……お願いします!!」

 

「にゃ!?ジョジョ!!」

 

ジョジョは土下座をした

 

「黒歌は妹想いの良い奴なんです!!だから!!」

 

「もういいにゃ……ジョジョ」

 

「……ハハハハハハ!」

 

「「?」」

 

サーゼクスが急に笑いだした

 

「今のキミを見てると婚約パーティーのキミとは思えなくてね……黒歌……」

 

「は、はい!」

 

「キミに判決をくだす……キミは彼……ジョジョくんと、共に生活する事がキミの罰だ」

 

「それじゃ!?」

 

「そういう事だ」

 

「あ……ありがとうございます!!」

 

 

 

 

こうして黒歌の指名手配は消えた……が

 

 

黒歌には新たな問題が発生したそれは

 

「…………白音」

 

「…………姉さま」

 

白音こと、小猫との関係だった

 

ジョジョは部屋の外にいる、これは二人の問題なのだ

 

 

 

「いいんスか?」

 

「これは二人の問題だ……俺達が口出しする権利はない」

 

ピンポーン

 

「誰か来たっス」

 

「はーいってリアスさん?」

 

来訪者はリアスだった

 

「お邪魔するわよ、ジョジョ」

 

「お茶を用意するっス」

 

ミッテルトがお茶を入れにいった

 

「……どうして?」

 

「はい?」

 

「どうして、私の為に……あそこまでしたの?」

 

「……リアスさん。俺との契約内容覚えてますか?」

 

「『出来る限り力を貸す』よね?」

 

「そうです、俺は契約に従ったまでですよ」

 

「……バカね」

 

「バカで結構です」

 

「……今回は破談にできたかもしれない。でも、また婚約の話が来るかもしれないのよ?」

 

「また婚約話が来たら、次はイッセーと一緒に助けに行きますよ」

 

「……」

 

「イッセーの元に行ってください。俺はアイツの意志を持って今回の事をしましたから」

 

「……わかったわ……ありがとう、ジョジョ」

 

リアスは魔方陣でイッセーの元に向かった

 

「……丈助くん」

 

後ろを見ると小猫がいた

 

「小猫……どうした?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……ありがとう」

 

 

 

 

「……どういたしまして」

 

 

黒歌との関係を取り戻した小猫、妹と関係を取り戻した黒歌、姉妹の仲はかえってきた

 

 

 

数日後

 

 

ジョジョの家に住人が増えた

 

「小猫は解るが何故、朱乃さんが?」

 

「あらあら、いいじゃないですの」

 

小猫と朱乃が一緒に住む事になった……が

 

「美味しい!」

 

「おかわり!」

 

「……何故、お前らがいる?」

 

ライザーの眷属『兵士』のイルとネルだった

 

「私が説明しますわ」

 

「レイヴェル?」

 

レイヴェルによると、イルとネルはジョジョの元に行きたくてライザーの眷属を抜けたのだ

 

ちなみに、ライザーは初めての敗北で引きこもってしまった……後ユーベルーナも……なにやら『砂嵐怖い』と連呼して引きこもっているみたいだ

 

え?誰のせい?知らんな

 

リアスはイッセーの家に住むことになった。……頑張れよイッセー

 

「「お兄ちゃん、よろしくね♪」」

 

「丈助くん……ロリコンですか?」

 

「違うわ!!」

 

今日もジョジョの家は楽しい日常だった

 

 

 

 

 

 

ジョジョの家の住人

 

ジョジョ

 

小猫

 

朱乃

 

ミッテルト

 

黒歌

 

イル

 

ネル

 

オーフィス

 

 

←To Be Continued

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次回のジョジョの奇妙なハイスクールは、黒歌との出会いです

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