第D×D部/ジョジョの奇妙なハイスクール   作:コブー

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チキン登場だ

ジョジョはどうするか?

それではどうぞ


チキン・フェニックス登場!←おい!違うぞ!Byライザー

オカルト研究部

 

今、オカルト研究部に居るメンバーは、リアス、朱乃、グレイフィア、小猫、ミッテルト、猫に変身した黒歌、蛇に変身したオーフィス、漫画を読んでるジョジョだった。

 

ガチャ

 

イッセー、祐人、アーシアが入ってきた

 

「全員揃ったわね。」

 

「お嬢様、私がお話ししましょうか?」

 

「私が言うわ……実はね……」

 

その時、部室の魔方陣が光だす。

 

「……フェニックス」

 

祐人がボソッと言った。

 

魔方陣から炎が巻き起こり、熱気が包み込む。

 

「ふぅ、人間界は久しぶりだ」

 

出てきたのは、赤いスーツをきたワル系のイケメンだった

 

「愛しのリアス。会いに来たぜ」

 

ジョジョside

 

よう、ジョジョだ。俺は今、漫画を読んでる。

タイトルは『ジョジョの奇妙な日常』だ。

勘のいい皆さんは、俺が読んでる漫画が何かわかるはずですよ。

 

「つーか、あんた誰だよ」

 

イッセーがホスト野郎に何者か聞いてた。

つーか、ホント誰だよ

 

「兵藤一誠さま、城野丈助さま、この方はライザー・フェニックスさま。」

 

グレイフィアさんが俺の考えを察したのか、イッセーと一緒に紹介した

 

「純血の上級悪魔であり、フェニックス家のご三男で、リアスお嬢様の婚約者です。」

 

「ええええええええ!?」

 

Holy Shit!婚約者かよ、やっぱり此処のとこ元気がない理由は家の関係か

 

「つか、リアス。何故ここに堕天使と下等な人間がいるんだ?」

 

どいつもこいつも人間を見下す奴は多いな

 

「ミッテルトはそこに居る彼の協力者で、ジョジョは私の契約者よ」

 

「契約者?下劣な人間がお前の?」

 

コイツ……下等から下劣に変えやがったな

 

「つか、リアスの婚約者が来たのに、人間お前はいつまで、そこに座っている?」

 

そう、俺以外、皆は立ってるのだ。

 

「下等な人間は地べたに座っとけ」

 

皆は俺の為か、怒っていた……だが、ここで文句を言ったら意味がない……ならば俺は……こう言う

 

「はぁ~、アンタが用があるのはリアスさんだろ?俺は此処で漫画を読んでるから、いいから気にせず婚約話を続けな」

 

俺は簡単に言いたい事を言い、再び漫画を読み出した。

 

「貴様!下劣な人間風情が生意気に言いやがって!」

 

こいつは、下等と言いたいのか下劣が言いたいのかどっちかにしろよ。

 

「……まぁいい、人間の貴様には関係ない話だからな」

 

だったら、突っ掛かるなよ。

 

「ライザー!以前にも言ったはずよ!私は貴方と結婚なんてしないわ!」

 

「だがな、リアス、そういうわけにはいかないだろう?キミのところの御家事情は意外に切羽詰まっていると思うんだが」

 

おいおい、本人の意志関係なしに話を進めてるのかよ。全く政略結婚したって、互いに愛し合ってなかったら、破滅の道だぞ

 

「私は家を潰さないわ。婿養子だって迎え入れるつもりよ」

 

「おおっ、さすがリアス!じゃあ、さっそく俺と」

 

今更だがコイツの声『URYYY』とか『WRYYY』って言う奴と似てるな

 

※似てるんじゃなくて、中の人が一緒です。

 

……何か聞こえたが、無視だ

 

「ライザー。私は私が良いと思った者と結婚する。古い家柄の悪魔にだって、それぐらいの権利はあるわ」

 

「……俺もな、リアス。フェニックス家の看板背負った悪魔なんだよ。この名前に泥をかける訳にもいかないんだ。それに、この世界の炎と風は汚い。炎と風を司る悪魔としては、耐えがたいんだよ!」

 

いやいや、お前はもう充分に泥をかけてるぞ

 

「俺はキミの下僕を全部燃やし尽くしてでもキミを冥界に連れ帰るぞ」

 

どうして貴族の坊っちゃんはこうも我が儘なのかね。……ん?……

 

「ブフフフッ!」

 

「……貴様……何が可笑しい……」

 

「悪い悪い、今、見てた漫画が面白かったから気にするな」

 

「嘘つけ!!」

 

ライザーは背中から炎をだしたが

 

「これ以上、騒ぎを立てるなら私も黙っていません」

 

すげぇ、グレイフィアさん。静かな迫力のある言葉でライザーを沈めた

 

「話が決まらない場合は『レーティングゲーム』で決着をつけるのはいかがでしょうか?」

 

レーティングゲーム?

 

「本来、公式のレーティングゲームは成熟した悪魔しかできません。しかし、非公式の純血悪魔同士のゲームならば、半人前の悪魔でも参加できます。この場合は……」

 

なるほど、身内同士、御家同士のいがみ合いか……リアスさん、怒ってるよ

 

「では、お嬢様はゲームも拒否すると?」

 

「まさか、こんな好機はないわ。……ゲームで決着をつけましょう、ライザー。」

 

やる気、満々だな……悪魔のゲームだから、人間の俺は出れんか

 

「わかりました。ご両家の皆さんには私からお伝えします」

 

しかし人生をかけたゲームか……平和的に人生ゲームでもしてろよ

 

「これが俺の可愛い下僕たちだ」

 

考え事をしてる内に、話が進んでるな……全部で15名、全員女で、全員集合だな

 

「お、おい、リアス……この下僕くん、俺を見て大号泣しているんだが……」

 

お前はこんな状況でもハーレムが羨ましいからって泣くなよ、イッセー。ライザー引いてるぞ

 

「その子の夢がハーレムなの。ライザーの下僕を見て感動したんだと思うわ」

 

イッセーこの状況で、そんな事したら

 

「きもーい」

 

「ライザーさまー、この人、気持ち悪ーい」

 

ほら見ろ、罵倒が飛んだ

 

「そう言うな、俺の可愛いお前たち、あいつらに俺とお前たちが熱々なところを見せつけてやろう」

 

そう言ってライザーは下僕とDキスをしだした

 

「ジョジョさん」

 

「丈助くん」

 

「「見えないです」」

 

アーシアは漫画で、小猫は俺の手で目を隠した

 

「二人には教育に悪いから見るな」

 

おい、見ろよ。リアスさん呆れてるし

 

「お前たちじゃ、こんなこと一生できまい。下級悪魔くん、人間くん」

 

何で、いちいち俺に突っ掛かるんだよコイツ、腹立つな、そもそも、婚約者の前で何やってるんだ

 

「お前みたいな女ったらしと部長は不釣り合いだ!」

 

お前はその女ったらしに憧れてるんだろ、イッセー。

 

「は?お前は、その女ったらしに憧れてるんだろ?」

 

ほれみろ、同じこと言われているよ

 

「う、うるせぇ!それと部長の事は別だ!」

 

「英雄、色を好む。確か人間界のことわざだよな?いい言葉だ。」

 

は?この世界が嫌いとか言った奴が何言ってるんだ

 

「何が英雄だ!お前なんか、ただの種まき鳥野郎じゃねぇか!火の鳥フェニックス?ハハハ!まさに焼き鳥だぜ!」

 

ブハッ!や……焼き鳥って……イッセー、お前に座布団、三枚!……は……腹がいてえwww

 

「焼き鳥!?こ、この下級悪魔ぁぁぁ!リアス、下僕の教育はどうなってるんだ!?」

 

おい、リアスさん『知るか』ってそっぽ向いてるけど、体が震えてるぞ、焼き鳥がツボに入ってるだろ

 

「ゲームなんざ必要ねぇ!俺がこの場で全員倒してやらぁ!」

『Boost!』

 

おいおい、イッセー、いくら神器が神滅具だからって、今のお前は……弱いぜ

 

ガシャァァン

 

「ガハッ」

 

イッセーの奴、相手の動きが見えてなかったな

 

「ミラ、ついでに、そこの人間もやれ」

 

……ホント、うぜぇな、この、チキン。

 

ミラは棍棒でジョジョを攻撃したが

 

バンッ!

 

ゲシッ!

 

「な!?」

 

ジョジョは、ソファーを後ろに倒して、回避して、足で棍棒を弾いた

 

「よっこらせ」

 

ジョジョは、勢いよくソファーを起こして、立ってミラの頭に手をおいた

 

ビリビリビリ!!

 

「ガバッ!?」

 

ジョジョは波紋を流して気絶させた

 

「ミラ!?……貴様ぁぁぁ!!」

 

「何だ、先に仕掛けたのはそっちだろ?」

 

ジョジョは持ってた本を小猫に預けた

 

「それに襲って来るのは『予知』してたから、簡単に回避できたんだよ」

 

ライザーの眷属は戦闘体制に入ったが

 

「おい、チキン・フェニックス」

 

「ち、チキンだと!?」

 

「下僕の躾はどうなってるんだ?今にも襲って来そうだが、お前は自分の下僕も躾ないのか?」

 

「貴様ぁぁぁ!おいリアス!コイツもレーティングゲームに参加させろ!」

 

「グレイフィアさん、確か、これは非公式のレーティングゲームだから人間の俺が出ても問題ないですか?」

 

「問題ないですが、よろしいのですか?ゲームでの死亡は事故と見なされますが?」

 

「そう簡単にくたばらん」

 

「わかりました。ゲームは10日後です」

 

「リアス、次はゲームで会おう」

 

そう言って焼き鳥は帰った

 

「……やれやれだぜ」

 

ジョジョside終了

 

小猫はジョジョから預かった本を読んでた

 

「……!?」

 

タイトルは『ジョジョの奇妙な日常』

 

 

 

 

小猫は驚いてた、漫画の内容が

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『先程の出来事』が書いてあったのだ

 

 

←ToBeContinued

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ジョジョと小猫が見た漫画はもうわかりましたね?

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