ソードアート・オンライン ・ホロウフラグメント・蒼の竜剣士と紫の少女の出会い [改稿中] 作:恋愛紳士
前回のあらすじ、親方!!空からボクっ子が!!?
コウキ「そうか~なるほどな、お姉さん見つかるといいな。」
ユウキ「うん!姉ちゃんに強くなったボクをみせつけるんだ!!」
あれから歩きながらユウキさんがなんでここに来たのかを聞いた。
コウキ「いいよな~姉妹仲良く、俺なんか兄貴とは上下関係だからな~なにやってやろうとも「ありがとう」の一言もない、むしろやって当然!な態度だからな~」
ユウキ「うわぁ……苦労しているだね……」
コウキ「まぁな~、慣れちゃたよ…ユウキさんはお姉さん大事にしなよ。」
ユウキ「うん!けど敬語はいいよ?ボク、敬語は苦手なんだ……」
コウキ「せやか?じゃあ俺もさん付けいいからな?」
ユウキ「うん!けどなんで関西弁?」
コウキ「気にするな、まぁこれからよろしくなユウキ」
ユウキ「うん!こちらこそよろしくねコウキ!」
お互いに握手をした、案外小さいだな手……
クル「クルルルゥ」
コウキ「どうしたクル?」
自分たちより先に警戒しながら歩いてたクルが鼻をヒクヒク動かしていた。
コウキ「なんか見つけたのか?」
クル「クルゥ!」
着いてこい、っと感じでクルは先に進んだ。
コウキ「ユウキ、クルがなにか見つけたらしいだ、着いてきてくれないか?」
ユウキ「うん、わかった。」
20分後
歩いているうちにコウキたちもクルが何を見つけたのか分かってきました。
匂いです、それも薪木が燃えている匂いがしてきました。
5分前には遠くから煙が見えてましたし目的地にはもうすぐっと言ったところです。
コウキ「そういえばまだ飯食ってなかったな」
ユウキ「ボクもお腹がペコペコだよ~……」
クル「クルルルゥ……」
すると
グゥ~‼
コウキ「ん?クル、お前の腹音か?」
クル「クルルゥ?」フル、フル
クルは首を振っている。
コウキ「じゃあ、今のは……」
コウキはユウキの方へ向くと
ユウキ「うっ……ごめん今のボク///」
コウキ「じゃあ目的地に着いたらご飯にするか?」
ユウキ「うん、ごめんね?」
コウキ「いや、俺も」グゥ~‼グゥ~‼
今度はコウキとクルのお腹の中から音が出た。
コウキ「ほらな?」
クル「クルゥ……」
ユウキ「ぷ、あはははぁ!!」
コウキ「笑うなよ、恥ずいな~///」
ユウキ「ごめん、ごめん!!」
コウキ「まったくさっさと目的地に着いて飯にしよう」
ユウキ「りょうか~い!!」
クル「クルルルゥ!!」
コウキたちは歩き続きました。
10分後
コウキ「やっと着いたな」
ユウキ「うん……」
そこは今まで見てきた木のなかでひときわ大きい木の根元、そのすぐ近くに誰かが燃やしたであろう薪木が燃えていた。
コウキ「たまたま席を外していたか、もしくは俺たちに気づいて逃げたか……」
ユウキ「かも知れないね」
コウキ「よし、俺とクルでちょっと見回ってくるわ、ユウキはここで待っててくれ」
ユウキ「うん…けど大丈夫?」
コウキ「大丈夫だ、ユウキは先に食べててよ、はい、保存食と水な」
コウキはストレージから食料と水をユウキに渡し、クルには干し肉を渡した。
ユウキ「うん、気をつけて……」
コウキ「おう、すぐに帰ってくるわ」
10分後
目的地から30メートル地点
コウキ「問題ないか、大丈夫のようだな…」
あれからコウキはカ○リーメイト的な物を食べながら辺りを見渡していた。
コウキ「戻るか、ユウキがしんぱ「うわぁ!!」!?ユウキか!?」
コウキはユウキたちがいる場所へ走って行った。
目的地
ガサァ!!
コウキ「ユウキ大丈夫か!?」
そこにはユウキの首に短剣を構えている青のポンチョ?を着けた少女がいた。カーソルは……
コウキ(オレンジプレイヤーか…)
???「あんたたち、「あいつら」の仲間?」
コウキ「「あいつら」?違う俺たちはついさっきここへ飛ばされた者だ!だから関係ない、剣をおろしてその子を離すんだ!」
少女は少し躊躇ったが短剣をしまい、ユウキを解放した。
コウキ「大丈夫か?」ギュ
ユウキがコウキを抱きしめた。
コウキ(ほぁ!?)
ユウキ「コウキ……ありがとう……助けてくれて……信じてたよ……」
コウキ「……おう」
コウキはユウキに頭を撫でてあげた。
コウキ(けしてやましい心で触っていないんだ!!この子を安心させるために撫でているだ!!けど気持ちいいなこの子の髪の毛は、触り心地がいいつーかーなんつかーって!!)
???「………………」ジッーー……
さっきの少女が冷凍ビームが如くこちらを見ていた。
コウキ「えーと、ありがとう、聞きいれてくれて。俺の名前はコウキ、この子はユウキ、君は?」
???「……フィリア」
コウキ「そうかフィリアって名か、なぁフィリアここは一体どこなんだ?」
コウキはフィリアにここがどこなのか聞いた…その答えは?
今までで一番書いたかも…