ソードアート・オンライン ・ホロウフラグメント・蒼の竜剣士と紫の少女の出会い [改稿中]   作:恋愛紳士

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今回は少し少なめですがストレアイベントです!ではどうぞ!


ストレアを追え!その1

前回のあらすじ、誰の頭がサ○エさんだってぇ!!

 

ユウキに看病してもらったその日のお昼にボス部屋を発見し、準備を終えたのちすぐにボス攻略を始めた。

 

ボスはギルティーサイスって名で、見た目はまんま死神、攻撃方法も鎌を使った攻撃が主だった……デバフ付きの鎌攻撃は厄介だったもの相手の弱点である打撃、つまりリズや俺の持つ片手棍には……特に俺なんかには無駄無駄な相手だった、だがLAは兄貴に取られたちきしょい

 

そんなこんなで81層に到達し、すぐさまアクティベートをして、アークソフィアに帰ってきたときの話……

 

アークソフィア・転移門前広場

 

ハンク「さあて、帰ったら酒酒!」

 

リズ「お疲れキリト、またあとでね」

 

キリト「ああ、またあとでな」

 

コウキ「さりげなく俺には言わないところが酷いところ」

 

ユウキ「姉ちゃん、またあとでね」

 

ラン「ええ、またね」

 

それぞれに別れて行き、広場にはキリトにコウキにユウキしかいなかった……

 

 

コウキ「あーああ、また骨折り損だよ……」

 

ユウキ「ハンクさん、危険覚悟でソードスキルを叩き込んで行ったからね」

 

キリト「それをきっちりこなすところはさすがだよ」

 

コウキ「ケッ!あのやろ……次には必ず俺が!」

 

ユウキ「おお……闘志を燃やしているよ……」

 

キリト「あっはは、俺も負けてられないな、ん?」

 

コウキ「どうした?」

 

キリト「あれはストレアか?」

 

ユウキ「あっ、本当だ、ストレアだ」

 

キリト「…………ちょっと探りをいれてみるか」

 

コウキ「なんだって?」

 

ユウキ「キ、キリト……それはぁ……」

 

キリト「……それに、毎回つけまわされてる仕返しだ」

 

コウキ「それが本音か、情けな」

 

ユウキ「うわぁ……」

 

キリト「う、うるさいなぁ!あっどこか移動するようだ、追いかけよう」タッタッタッ

 

コウキ「……やれやれだぜ」タッ、タッ、タッ……

 

ユウキ「……って待ってよーう!!」

 

ストレアのあとを追いかけるキリトが向かった先を追いかるコウキたちだった……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

商業区

 

ストレア「…………」

 

キリト「まだ気づかれてないみたいだな」

 

ガサッ!

 

コウキ「そのようだな」

 

ユウキ「そうだね、モグモグ」

 

キリト「…………なぁ」

 

コウキ「なんだ?」

 

キリト「なんでバンダナに枝木二つ挟んで植木に隠れているんだ?」

 

コウキ「変か?」

 

キリト「変以外に何者でもない」

 

ユウキ「そうだね、グビグビ」

 

キリト「……そうゆうユウキも」

 

ユウキ「なに?」

 

キリト「なんであんパンと牛乳を持って柱に隠れているんだ?」

 

ユウキ「えっ?捜査の基本装備じゃあないの?」

 

キリト「どこの刑事ドラマだよ……誰が教えた……」

 

コウキ「わたしだ」

 

キリト「おまえだったか」

 

ストレア「…………」タッタッタッ

 

キリト「って行ってしまう」

 

コウキ「追え追え!」

 

キリト「お前のせいだろ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ストレア「!」フイ!

 

コウキ(あぶっ!)

 

ストレアはなにか感ずいたように後ろに振り向いた、コウキは間一髪隠れられた!

 

キリト(…………っと、あぶないところだった)

 

ユウキ(だね……)

 

コウキ(移動するぞ、行こう)

 

キリト(ああ)

 

ユウキ(うん)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ストレア「…………♪」

 

ユウキ「…………なんかずいぶん機嫌がいいみたいだね」

 

キリト「どこに行くつもりなんだ?なあコウ……キ?」

 

ユウキ「どうしたの……ってコウキがいない!?」

 

キリトたちの後ろにいたはずのコウキが姿を消した!

 

キリト「………飽きてどこかに行ったのか?」

 

ユウキ「もう!コウキは勝手だなぁ………」

 

キリト「とりあえずストレアを追おう」

 

ユウキ「OK!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

商業区・路地裏

 

ストレアは路地裏に入り、ある建物の前に止まった……

 

ユウキ「止まったね……」

 

キリト「あの建物は……宿屋?」

 

ストレア「ようこそ、アタシの家に!」

 

キリト・ユウキ「「えっ!?」」

 

ストレア「ほら二人とも!そんなところに隠れてないでこっちに来て!お茶用意するから上がってってよ!」

 

キリト「なんだ……バレてたのか」

 

ユウキ「そのようだね」

 

ストレア「はじめっからね!………けどその前に……えいっ!」ヒュン!

 

ボスッ!

 

???「げふっ!?」

 

ストレアが足元に落ちている石ころを「ダンボール」に目掛けて投げて、石はダンボールを貫通するとダンボールの中から声が聞こえた!するとダンボールからコウキが出てきた!

 

ユウキ「コ、コウキ!?」

 

キリト「またそれを使ったのか……」

 

コウキ「なぜ気づいたし……」

 

ストレア「ここの周辺にダンボールなんて無いよ♪木箱かなんかに隠れるべきだったね♪」

 

コウキ「なるほどね」

 

キリト「てかコウキ、お前途中居なくなっていたよな?」

 

コウキ「あれか?あのとき既にストレアは俺たちに気づいたぽかったから1度キリトたちから離れてストレアの行き先をある程度予測して先回りしたんだよ」

 

ユウキ「なるほどね」

 

ストレア「ねぇねぇ!そんなことより早く早く!」

 

コウキ「さて、どうする?お誘いに乗るか?」

 

ユウキ「ボクはいいよ」

 

キリト「……じゃあごちそうになろうか」

 

そうしてコウキたちは宿屋の中に入って行った……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ストレアの部屋

 

ガチャ!

 

ストレア「どうぞ、入って入って!」

 

コウキ「おじゃまします」

 

キリト「ここで宿を借りて生活しているのか……って、これは……」

 

ユウキ「わあ……!!」

 

ストレア「ん?この部屋なにかおかしい?」

 

コウキたちが見た先には色々な可愛い小物が置いてあった!

 

キリト「い、いや……そんなこともないけど、ちょっと意外というか……ずいぶんとカワイイ感じだな……もっと大人っぽい部屋を想像していたよ」

 

コウキ「あっ!これなんかピナじゃないか」

 

ユウキ「コウキ!これクルじゃない!」

 

コウキ「………なんで骨董品屋とかで売ってそうな鮭を食わえた熊の木彫り像みたいに骨付きの肉を食わえたクルの木彫り像があんだよ!?」

 

「妙にリアルだなおい!」っと叫びながら感想をするコウキにニコニコ笑いながらキリトのほうに向くストレア……

 

ストレア「大人?ふうん……アタシってそういうイメージなんだぁ……まあとりあえず適当に座ってて!すぐにお茶淹れてくるから」

 

ストレアはそう言い、となりの部屋に入っていった……

 

コウキ「確かにストレアは大人のおねぇさんって感じだからなぁ~」

 

ユウキ「……ボクは?」

 

コウキ「…………とっとこボクっ娘?」

 

ユウキ「なんでハ○太郎みたいになってるのさ!?」

 

コウキ「とっとこ~走るよユウ太郎~(笑)」

 

ユウキ「むきっ~!!」

 

コウキ「あっはは!ちょ、わりといた!やめてって!」

 

キリト「ぷっくく……!」

 

コウキの肩を両手でポカポカ叩くユウキに口を押さえて笑うキリト……するとお茶淹れてに行ったストレアが戻ってきた!

 

ストレア「お待たせ!ずいぶんと楽しそうだね!」

 

コウキ「いやいつものこと……ほう……美味しそうなお茶だな……そうだ!まえに色々な食べられる木の実を拾ったから木の実のクッキーを作るか!」

 

ユウキ「あっ!そうだね、あれならすぐに作れるしね」

 

コウキ「ストレア、ちょっと台所使っていいか?」

 

ストレア「うん、いいよ」

 

コウキ「じゃあさっそく作ってくるか」

 

二人はストレアが入ってきたところに入り、台所で調理を始めた……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5分後……

 

コウキ「お待たせしました」

 

ユウキ「「彩り緑の木の実のクッキー」です!」

 

ストレア「わぁ!美味しそう!」

 

キリト「…………」グッテェ……

 

コウキ「…………なんでぐったりしているんだ?」

 

キリト「……いや……なんでも……」

 

ストレア「そんなことより早く食べようよ!」

 

コウキ「……そうだな、では御上がり!」

 

ストレア「はむ!う~ん!美味しい!」

 

コウキ「……うむ、中々のデキだな」

 

ユウキ「うん!このナッツみたいなクッキーがいいなぁ」

 

キリト「…………このクッキー噛みごたえあるなぁ……」

 

その日はゆっくりっとお茶を飲みながら談話して楽しく過ごし、帰ろうとするとストレアは「そのうち会いに行くし、またうちに遊びに来てね♪」っと言い、俺たちはそれを約束した……たまにはこうゆっくりっとした日は悪くないっと思った。




はてさてなんでキリトはぐったりしていたのか、ゲームで確認してください!では次回をお楽しみに!

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