ソードアート・オンライン ・ホロウフラグメント・蒼の竜剣士と紫の少女の出会い [改稿中]   作:恋愛紳士

61 / 144
今回はユイとリーファにユウキイベントです!ではどうぞ!


ユイのお願い事とリーファの料理で主人公たちの悲鳴が!?

前回のあらすじ、シノンは攻略組に入るのを決意した!!

 

今回の話は久々に階層攻略の手伝いでキリトとユウキと一緒に80層攻略へ向かおうとしたときのお話……

 

 

商業区

 

キリト「悪いな、階層攻略に手伝いを頼んで……」

 

コウキ「別にいいさ、いつもはホロウエリアの攻略にかかりっきりだったし」

 

ユウキ「そうだよ、これぐらいの手伝いは当たり前だよ」

 

キリト「……ありがとな」

 

コウキ「じゃあ早速向かうとする(ky」

 

ユイ「待ってくださいパパ!」

 

ユウキ「あれ?ユイちゃん?」

 

コウキの言葉を遮って散歩をしていたらしいユイがこちらへ駆け寄ってきた……

 

ユイ「パパ、これから攻略に行くんですか?」

 

キリト「ああ、コウキたちと一緒に80層攻略に向かおうと思うんだ」

 

ユイ「そうなんです……あの、出来たらですけど……」

 

コウキ「なんだい?」

 

ユイ「もし綺麗な石があったら持ってきてくれませんか?わたし、綺麗な石がほしいです!」

 

コウキ「綺麗な石ねぇ……」

 

キリト「具体的にはどういう石がいいんだ?あまりレアなものだと約束しづらいけど」

 

ユイ「ええと、それほど特別なものじゃなくてもいいんです、そうですねぇ……通常モンスターがドロップするぐらいの宝石とか、そんな感じのものです」

 

キリト「普段なら適当に換金してるぐらいのものでも一緒にのか?」

 

ユイ「はい!そういうので構いません!」

 

キリト「それなら経験値稼ぎのついででも手に入れられそうではあるか……それにしてもユイがおねだりっての珍しいな……」

 

コウキ(おいおい……そんなことでいいのかよキリト……)

 

キリト「運よく、ユイの希望に合いそうなアイテムが手に入ったらってことでいいかな?ユイ」

 

ユイ「パパ!ありがとうございます!パパのおみやげ楽しみに待ってますね 」

 

キリト「分かった、じゃあ行ってくるな」

 

ユイ「はい!行ってらしゃいです!」

 

コウキ「ああ……キリト、先に転移門前に行ってくれ」

 

キリト「なんでだ?」

 

ユウキ「ボクたち、ユイちゃんと軽くお話してから行くから」

 

キリト「……分かった、じゃあ先に行ってるな」

 

ユウキ「うん、またね」

 

コウキ「逝ってらぁ~」

 

キリト「おい!」

 

8分後……転移門前広場

 

ユウキ「お待たせキリト」

 

キリト「ああ……何を話してた?」

 

コウキ「鉛筆の便利さについて語っていた」

 

キリト「絶対ウソだろ」

 

コウキ「…………チッ」

 

キリト「舌打ちすんな」

 

ユウキ「まあまあ……さあって!張り切って行こおう!」

 

コウキ「おう!そうだキリト」

 

キリト「どうした?」

 

コウキ「今回の宝石ドロップ、俺に任せろ」

 

キリト「?どうしてだ?」

 

コウキ「こいつが俺にはある」

 

コウキは腰に付いている……お守りのようなもの指差した。

 

コウキ「これは「幸運のお守り」、レアアイテムドロップ率が上がるものだ」

 

キリト「……そうか、それなら宝石とかをドロップする可能性が上がるってことか」

 

コウキ「そゆこと」

 

キリト「じゃあ頼むぞ」

 

ユウキ「……じゃあ改めてしゅぱーつ!!」

 

みんな「「「転移!カーリアナ!」」」

 

シュイイーーン!!

 

そして3人は転移していった……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数時間後……迷宮区二階

 

コウキ「こいつでラスト!」

 

ズバッズバッズサッ!!ピキッ、パリッーン!!

 

コウキは小太刀スキルによる刀ソードスキル、緋扇でネームドモンスターのファットスライムを切り裂き、ポリゴンへと変えた……

 

キリト「ナイスアタック」

 

コウキ「ナイスサポート」

 

ユウキ「イエイ!」

 

パパシッン!!

 

それぞれハイタッチし、それからアイテムドロップの確認してると!

 

コウキ「こいつはグレートだぜ……」

 

ユウキ「ん?」

 

キリト「なんで髪型をバカにするとぶちギレるリーゼントの主人公のセリフを言っているんだ?」

 

ユウキは「なに言っているのこの人?」って顔をし、キリトは説明込みのツッコミをした。

 

コウキ「いや……本当にマジか……」

 

ユウキ「なにが出たの?」

 

コウキ「……ダイヤモンド」

 

キリト・ユウキ「「…………へっ?」」(゜Д゜)?

 

コウキ「ほらアイテムドロップの覧に書いてあるだろ」

 

ユウキ「……ホントだ……それって高く売れるレアアイテムじゃあ……確かレア装備がいくつか買えるぐらいの価値があったはずだよ」

 

コウキ「兄貴が喉から手が出るレアアイテムってこった……はい送信」

 

コウキはキリトにダイヤモンドを送った。

 

キリト「い、いいのか?」

 

コウキ「おうよ、ユイちゃんに渡してやんなよ」

 

キリト「……わかった、ありがとうな」

 

コウキ「かわりにシルバーストーンとサファイアをあるだけくれよな」

 

装備を強化するのに沢山必要なんだよなぁ~っと言うコウキにキリトは……

 

キリト「わ、わかった……」

 

苦笑いしながら答えた。

 

ユウキ「高くついたね……」

 

キリト「……まぁこれもユイのためだ……」

 

コウキ「そうそう、愛するユイちゃんの為だよ、さてじゃあこの階をマッピングを終えたらさっそくユイちゃんに届けるか」

 

ユウキ「そうだね」

 

キリト「じゃあもうひと頑張りしますか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アークソフィア、転移門前広場

 

シュイイーーン!!

 

コウキ「到着~」

 

キリト「今日はありがとうな」

 

ユウキ「別にいいよ、ユイちゃんにいいおみやげできたし」

 

ユイ「あっ!お帰りなさいです!」

 

コウキ「おっ!噂をすればだな」

 

転移門前広場にちょうど来たらしいユイがこっちに気づいた!

 

ユウキ「ただいまユイちゃん」

 

キリト「ほらユイが言ってた宝石、取ってきたぞ」

 

ユイ「わあ!ありがとうございます!」

 

コウキ「ほらキリト、今回の成果をユイちゃんに見せなさい」

 

キリト「ああ……ほらユイ」

 

キリトはダイヤモンドをオブジェクト化した

 

ユイ「わっ!こ、これ、ダイヤモンドじゃないですか!」

 

キリト「ああ、ユイがいつもいい子にしているから神様(コウキ)が出してくれたんだよ」

 

コウキ「ドヤッ」

 

コウキはこれ以上にないほどのどや顔をした!

 

ユウキ「うわ~……」

 

そんなコウキにちょっと引くユウキ……

 

ユイ「で、でも、いいんですか?ここまで高価な石じゃなくても……」

 

ユウキ「いいだよ、ボクたちはユイちゃんのためにこれを見つけてきたんだから」

 

コウキ「そうだよ、だから受け取ってくれ」

 

ユイ「ユウキさん……コウキさん……ありがとうございます!わたし、ものすごくうれしいです!!」

 

ユイはダイヤモンドを見て、満面な笑顔を浮かべる姿にコウキたちは……

 

コウキ「……頑張ったかいがあったな」

 

ユウキ「そうだね……」

 

コウキ「ちょっと惜しいって思ったろ?」

 

ユウキ「そっ、そんなことないよ!」

 

コウキ「ほんとか~」ニヤニヤ(°∀° )

 

ユウキ「っ~~……もう知らない!!」

 

ユウキはプンスカ怒って商業区のほうへ歩いて行った!

 

コウキ「ちょ、待てよユウキ!おーい!」

 

コウキは慌ててユウキのあとを追いかけた!

 

キリト「ちょっと置いていくなよ!……またあとでなユイ」

 

ユイ「はいまたあとでです、パパ!」

 

キリトはユイと別れ、コウキたちを追いかけていった!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

商業区

 

ユウキ「♪~」

 

コウキ「はあ……とんだ出費だ……」

 

キリト「あっはは……」

 

コウキはユウキのご機嫌を直すために人気のあるクレープ屋に行き、そこで割りと高い部類に入るミックスベリーのクレープをユウキに、自分には果肉入りイチゴソースやクリームがたっぷり入っているダブルストロベリーを、キリトはスタンダートなチョコレートのクレープ(自腹)で一緒に食べていた……

 

ユウキ「コウキ」

 

コウキ「ん?なんだ?」

 

ユウキ「えっへへ、ボクね……こうやって歩きながらクレープ食べるのずっと夢だったんだ」

 

コウキ「そうなのか、よかったな」

 

ユウキ「うん!」

 

リーファ「あっ!キリト君にコウキさんにユウキ!」

 

ユウキ「あんれ?リーもぐもぐ」

 

コウキ「食べてから喋りなさい」

 

リーファ「あっはは……」

 

食べながら喋ろうっとするユウキにコウキはすかさずツッコミを入れ、それを笑うリーファ……

 

リーファ「で、ちょっと訊きたいことがあるんだけど……この「ホーンフロッグの肉」ってアイテム、どうやって使うのかな?」

 

キリト「ん?こ、これは……S級食材じゃないか!よく手に入ったな……」

 

コウキ「……フロッグって……」

 

リーファ「珍しいの?」

 

コウキ「前にクラインが取ってきた「フライングバッファローA5肉」を例えると分かるかな?」

 

リーファ「なるほど、あれぐらいの美味しさの食材なのか……」

 

キリト「こいつはS級食材だからな、煮てよし、焼いてよしのはずだ」

 

リーファ「へぇ……」

 

キリト「……よし、さっそくアスナのところに持って行って料理してもらおう」

 

リーファ「む……」

 

コウキ(あっ、リア充センサー感知)

 

キリト「出来上がったら少しでいいから恵んでくれ……いやください」

 

ユウキ「ちょっとキリト!」

 

キリト「なんだユウ……リーファ?」

 

ユウキが指差しほうへ向くと……ゴッゴッゴッ、っと怒りのオーラを出すリーファの姿が!

 

リーファ「キリト君っていつもアスナさんに手料理をご馳走になっているの?」

 

キリト「え?ああ、まあ前は一緒に暮らしていたわけだしな、今だって同じようなものだけど」

 

コウキ「まあ俺やお嬢と同じ料理スキルカンストだからな、下手したら俺らしかいないんじゃね?」

 

リーファ「ふうん……ふうん、そうなんだぁ……ふうん」

 

キリト「ス、スグ?」

 

コウキ(やべ、コレプッツンするわ)

 

リーファ「アスナさんのところに持っていくのはやっぱりやめ」

 

キリト「へ?」

 

リーファ「お兄ちゃん、あたし、自分でやる!」

 

ユウキ「リ、リーファ!?」

 

コウキ「や、やめるんだリーファ!!またあのときの惨劇を起こす気か!?」

 

あのときの惨劇……

 

コウキ『……あむっ』

 

パク……

 

リーファ『どっ、どうですか?』

 

コウキ『………………ぐげええええぇぇぇぇえ!!?ぶっぼぅるぎゃぎょぎょぎょぐげええええぇぇぇぇえ!!ぶっぼぅるぎゃぎょぎょぎょ!?!?』バタッ!!

 

ユウキ『コ、コウキーー!!!?』

 

リーファ『ご、ごめんなさーい!!』

 

……………………

 

リーファ「だ、大丈夫ですよ、きょ、今日こそはかならず!!」

 

コウキ「それはフラグだよリーファ!?」

 

キリト(なにをやらかしたんだよスグ…………)ゴクリッ……

 

ユウキ「ボ、ボクもやめたほうがいいなと思うなぁ…」

 

リーファ「…………だって……アスナぱっかりずるい、あたしだってお兄ちゃんに手料理食べてほしいの!」

 

そう断言するリーファの言葉にコウキとユウキは…

 

コウキ「……だってよお兄ちゃん」

 

キリト「へっ?」

 

ユウキ「……だね、あそこまで言われちゃたんじゃあ食べてあげないとね」

 

キリト「えっ?」

 

コウキ「リーファ~頑張れ~(棒読み)」

 

リーファ「うん!頑張る!」

 

キリト「あっ、ああ……」

 

ユウキ「キリトがんば!」

 

コウキ「そして食べきれ(死○)」

 

キリト「……俺……生き残れるかな?」

 

コウキ「すかさずフラグ(死亡)を立てるなんてさすがお兄さま」

 

キリト「帰れ」

 

そうして一行はエギルの店に戻って行った……

 

ユウキ「ねぇコウキ、フロッグってなんだっけ?」

 

コウキ「……ゲコゲコカエル」

 

ユウキ「…………」

 

コウキ「大丈夫、日本のどこかでカエルを刺身で食べたり鍋で食べたりする県があるようだから(メタ○ギア3知識)……たぶん」

 

ユウキ「…………キリトドンマイ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

調理後……キリトの部屋

 

それぞれ部屋着に着替えてキリトの部屋に来ていた、そこには……

 

キリト「あーその……」

 

リーファ「ごめんなさい……」

 

皿の上には真っ黒焦げの肉が乗っかっていた……

 

ユウキ「……だよね……(汗)」

 

コウキ「……見事なコゲ肉だな……(汗)」

 

キリト「い、いや、これはこれでなかなか味が……」

 

リーファ「ううん、こんな丸焦げになっちゃたし、身体に悪いよ」

 

キリト「いや、現実の身体じゃないんだから健康に問題ないさ、それにもしもの事があったとしても街の中ではダメージを受けないんだ、少なくとも死にはしないはず……たぶん」

 

コウキ「うん、死にはしない……死にはしないけども」

 

ユウキ「コ、コウキ……」

 

リーファ「で、でも……」

 

キリト「いただきます」パクっ

 

リーファ「あっ」

 

コウキ・ユウキ「「くっ、食った!!」」

 

キリト「……うん、いけるいける」

 

コウキ「なん……だと……?俺も一口!」パクッ!

 

リーファ「お兄ちゃん……」

 

キリト「ほら、スグもしゅんぼりしてないで一口食べてみろよ……意外とこれ、うっ……!」

 

ユウキ「キ、キリト?」

 

キリト「ぐぐっ、い、意外と……なかなか……強烈、で……」

 

リーファ「え?お、お兄ちゃんの状態が毒……?」

 

コウキ「アバババババババ(ky」(((´゚ω。`)))

 

ユウキ「コ、コウキの状態が麻痺に!?」

 

キリト「え……S級食材の毒って……「圏内」でも有効なのか……?」

 

コウキ「アバババババババア!!?」バタッ!!

 

キリト「睡眠PK以外にもこんな方法があると……は……」バタッ!!

 

ユウキ「コ、コウキ!コウキィイイ!?」

 

リーファ「お兄ちゃん!お兄ちゃん!?」

 

……………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コウキの部屋

 

コウキ「うぅ……」

 

ユウキ「大丈夫?コウキ……」

 

クル「クルゥ……」

 

あのあとすぐさまコウキの部屋に行き、お留守番をしていたクルを連れて来てコウキを部屋に連れて行った……

 

ちなみにキリトは倒れた自室でリーファに看病してもらっていた。

 

コウキ「さ、寒い……」

 

ユウキ「えっ?ああ毛布、けど何処に?」

 

クル「クル!」

 

ユウキはキョロキョロ見回すがなにも見つからずにいるとクルはベットに飛び乗り、コウキの腕と腕の間に入り込み、寝だした……コウキはそれをギュっと抱き締めた。

 

ユウキ「なるほどね……」

 

コウキ「…………」ブルブルブルブル

 

ユウキはそれを見て納得したがまだコウキの身体は震えていた……

 

ユウキ「…………よし!」

 

するとユウキはベットに入りそこで横になり、コウキの背中に抱き締めて寝だした……

 

ユウキ「これで温かくなるかな……?」

 

ユウキ(コウキはいつもボクのために頑張ってくれている……だからこれぐらいしないとね)

 

コウキ「…………Zzz」

 

ユウキ(……身体の震えは止まったな……よかった……ふわ……ボクもねむ……く……なっ……て)

 

ユウキ「……Zzz……Zzz……」

 

コウキ「……Zzz……Zzz……」

 

クル「クルル……クルル……クルル……」

 

そのまま二人と一匹はその日を終えた……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌朝

 

チュンチュンチュン

 

コウキ「……Zzz……うっううん……ん?朝か……ってあれ?なんで俺ベットに寝て……ん?」

 

クル「クルル……クルル……クルル……」

 

コウキ「なんでクルが俺の腕の中に……ん?背中にもなにやら柔らかい感触が……」グリン(身体を反転した音)

 

ユウキ「……Zzz……Zzz……Zzz……」

 

コウキ「」

 

身体を反転したことによりユウキの寝顔が真正面に捉える、それをコウキは身体を固くした、内心は……

 

コウキ(くぁwせdrftgyふじこlp!!?)

 

……凄くテンパっていた……

 

5分後…………

 

コウキ(…………よし、落ち着いた……さてこの状況をどうするか……)

 

あれから動けずにいるコウキだったがそのおかげでまだユウキは寝ていた……

 

コウキ(……すり抜いて離脱、……うんそれで行こう)

 

コウキは上半身を海老ぞりのように倒してユウキの手の輪から出ていこうっとした……

 

そうして今手の輪は頭付近にあり、コウキは頭を下げるだけで抜け出せるようになっていた

 

コウキ(…………よし!このまま手の輪から…………)

 

だがコウキの運が悪かった……

 

ユウキ「う、ううん……」ギュ!

 

ムニュ!

 

コウキ(ヒイイイイ!!?)

 

ユウキがコウキの頭を抱き寄せた結果、ユウキの胸に顔を埋めることになってしまった!

 

コウキ(こ、これはやわらかゲフンゲフン、じゃあない!!これはヤバイ、ヤバイよとっつあん!!?)

 

どうにか脱出しようとしたがあまり派手な動きをするとユウキが起きてしまうので最小限の動きで出ようっとするが……

 

結論、ムリ、オワタ\(^o^)/

 

コウキ(ハッハハ……これをキリトは簡単に起こせるのか……ぱねぇ)

 

その後コウキは無心に心掛けて、目の前の事を現実逃避をした……

 

コウキ(これは肉まん、これは肉まん、これは肉まん……肉まんが2つ顔に付いているだけだぁあああ!!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

30分後……

 

ユウキ「……Zzz……う、うにゃ?……ボクはあのまま寝ちゃって…………ん?」

 

コウキ「…………」チーン……

 

ユウキ「」

 

ユウキ(あ、あれボク、コウキの背中に抱いて寝ていたのになんでコウキの顔がボクの胸に挟まって……///)カアア

 

ユウキ「う、うわあああああああ!!!?」ドンッ!!

 

コウキ「あべし!?」

 

ドタッン!!

 

おもわずコウキを強く押し退け、そしたらコウキは頭からベットに落ちた!

 

ユウキ「コ、コ、コウキ!?なんであの……あっそうだ!こ、これにはねねね!!」

 

コウキ「おおお、おちちちつけユウキ!まずは深呼吸だ!話はそれからだ!」

 

ユウキ「わ、分かった!」

 

深呼吸中…………

 

コウキ「すぅ……はぁ……で?なんで俺はここに……確かキリトの部屋でリーファの料理(爆)を食べて……」

 

ユウキ「うん、そのあとシビレて、すぐに倒れちゃって……コウキの部屋からクルを連れてきてコウキを部屋まで運んだんだよ……」

 

コウキ「そうだったんだ……ありがとなクル」

 

クル「クルクル♪」

 

コウキはクルの頭を撫で、クルはそれを気持ちよく、目を細めた……

 

コウキ「……でだ、なんでユウキが俺を背中から抱いて寝ていたんだ?」

 

ユウキ「そ、それはぁ……コウキが寒いって言っていたんだけど毛布の場所なんて知らないし途方に暮れていたんだげど、クルがコウキの腕の中で寝だしたんだよ、暖を出すために」

 

コウキ「ふむふむ……それで?」

 

ユウキ「それでもまだ身体が震えていたからボクの身体で暖めていたんだけど……そのまま寝ちゃって…………」

 

コウキ「…………なあ」

 

ユウキ「なに?」

 

コウキ「他の部屋から毛布とか持ってくればよかったんじゃ…………」

 

ユウキ「……………………その発想は思い付かなかった」

 

コウキ「おい」

 

ユウキ「ご、ごめん」

 

コウキ「いや……」

 

ユウキ「…………」

 

コウキ「…………」

 

コウキ・ユウキ((き、気まずい……))

 

ユウキ「あ、あのコウキ」

 

コウキ「なんだ?」

 

ユウキ「さっき話していた通り、ボクはコウキの背中に抱き締めて寝ていたけど……なんで……ボ、ボクの胸の中に……?」

 

コウキ「そ、それはだな、ユウキが起きる前に俺も起きたんだが……状況こそ分からなかったがどうにか抜け出そうっとしたんだが……あともうちょいですり抜けるところでユウキが……」

 

ユウキ「抱き寄せたと?」

 

コウキ「そう……」

 

ユウキ「つまり自分で無意識にやってしまったと?」

 

コウキ「そう……だな……」チラッ

 

ユウキ「////////////////」ボッ!!

 

コウキ「……………………(汗)」タラッー……

 

ユウキが顔を真っ赤に染まり、目を回す中、コウキは顔を真っ青にし、絶望に染まっているそのとき!

 

ぐぅううう~~~~…………

 

コウキ・ユウキ「「あっ……」」

 

コウキ「……そういや、リーファの料理以外になにも食べてなかったな……」

 

ユウキ「ボ、ボクが作ってくるよ」

 

コウキ「そ、そうか?すまないが頼む」

 

ユウキ「う、うん、ちょっと待っててね」

 

ガチャ!バタン!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5分後

 

ガチャ!

 

ユウキ「お待たせコウキ」

 

コウキ「ああ、おっ!ネギに玉子のおかゆか」

 

ユウキ「うん、あんなことがあったから重いものはやめたほうがいいっとおもって」

 

コウキ「助かる、では頂きます」

 

ユウキ「どうぞ」

 

コウキ「ふー……ふー……はむ」

 

ユウキ「ど、どうかな?」

 

コウキ「……おいしいよ、うん、おいしい」

 

ユウキ「よ、よかった」ぐぅううう……

 

コウキ「…………」

 

ユウキ「…………」

 

コウキ「ほら、あーんしろ」

 

ユウキ「い、いいよ別に」ぐぅううう……

 

コウキ「そんなに腹を鳴らしてるのにか?」

 

ユウキ「けどそれはコウキの分……」

 

コウキ「俺なら大丈夫だ、ほらあーん」

 

ユウキ「あ、あーん……」パクっ

 

コウキ「どうだ?」

 

ユウキ「……うん、ありがとう」ニコッ

 

コウキ「あっ…………」ドキッ

 

ユウキ「?どうしたの?」

 

コウキ「い、いやなにも……」プイッ

 

ユウキ「?」

 

首を背けるコウキに?マークを浮かべるユウキ、そんなコウキはとゆうっと……

 

コウキ(あれ?ユウキってこんな可愛かったけ?いやいや確かに一緒にいて楽しいけどよ……あくまでお嬢の妹さんであってだな……助けてクラインの兄貴!?)

 

空想クライン(…………リア充氏ね)

 

コウキ(そんな殺生な!?)

 

ユウキ「???」

 

今度は頭を抱えてジタバタするコウキに首を傾けて?マークを出すユウキだった……

 

そのあとはキリトとリーファが部屋に来て、リーファが謝罪をしに来た、コウキはそれを「もう無謀な挑戦は止めてくれ」っと約束させたのであった……




8000文字到達したよ……待たせたなぁ感想よろしくお願い致します!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。