ソードアート・オンライン ・ホロウフラグメント・蒼の竜剣士と紫の少女の出会い [改稿中]   作:恋愛紳士

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投稿話数60突破!です!これからも頑張るヨオー

はーい!今回はシノン好き必見のシノンイベントダヨー

ではどうぞ!


シノンの決意

前回のあらすじ、ロシアンルーレット

 

80層到達パーティ後のある日のこと、今日もいつものメンバーと店でくつろいでいたときに話……

 

エギルの店

 

コウキ「んっう~~ん……久々の書類仕事が終わったぁ~~……」

 

クライン「お!コウキ、いいところに来た」

 

体を伸ばしながら階段を降りていたらクラインが話しかけてきた。

 

コウキ「どうした? 」

 

クライン「今、シノンについて話をしてたんだけどよ、なにか思い出したりしていないか?」

 

コウキ「なにを?」

 

クライン「なんなら知り合いのギルドについての情報を集めるように頼んだりもできるけどよ」

 

コウキ「……あっはぁ~~……なるほど、そのことか……シノンについて、俺も話しておくべきだと思ってて……いいかシノン?」

 

シノン「ええ……」

 

コウキはシノンと話したあの日の夜の話をみんなに伝えた……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コウキ「…………そういうわけだからやっぱりシノンはSAOのプレイヤーではなかったってことさ 」

 

クライン「いまだに信じらんねぇな、SAOの外から来たって……」

 

リズ「……すごい登場の仕方だったからなにか事情があるのかなとは思ってたけど、驚いたわね……」

 

ハンク「……むしろ合点がついた……」

 

ユウキ「ボクはまさか今使っているメディキュボイドのテストプレイヤーがシノンだったとは思わなかったよ」

 

ラン「まさかそれが巡り会うなんてね……」

 

ユイ「カーディナルシステムへの負荷により、いくつか発生したエラーのひとつだと思います、ネットワーク上のナーヴギア端末を検出してSAOプレイヤーと誤認してここに呼び寄せたんだと思います」

 

ハンク「メディキュボイドはナーヴギアとほとんど同じ構造だから……それが原因でここに……」

 

クライン「……な、なんだ?その……カーディナルシステムって?初耳だぞ?」

 

キリト「え?あ、そ、それは……そうだ、ヒースクリフのやつがそう言ってたんだよ」

 

ハンク「……」

 

キリト「SAOの基幹プログラムがそんな名前だって」

 

エギル「しかし、そいつは不運だったな、よりによってこんなゲームに途中参加させられちまうなんてな」

 

ラン「そうですね……」

 

アスナ「大丈夫だよシノのん!わたしたちは絶対にこのゲームをクリアするつもりだから!」

 

キリト「シ、シノのん?」

 

コウキ「なんかグルメファンタジーに出てくるせ○のんみたいだな」

 

ハンク「ああ……確かにいたな……そんなの」

 

キリト(そんな……いつの間にフレンドリーな関係に……)

 

コウキ「お前とは違うんだよボッチ」

 

キリト「読心術!?」

 

コウキ「いや、お前からボッチ臭がしたから」

 

キリト「ボッチ臭ってなんだよ…………とにかく!アスナの言う通りだ、俺たちは一刻も早くこのゲームをクリアしなくちゃいけない、もたもたしているとまた変なエラーでシノンみたいにSAOに取り込まれる人が出るかもしれない」

 

ハンク「それもあるし、さらにもっとひどいことが起こらないとも限らないしな」

 

アスナ「うん……だからシノのんは安心してこの街で待っててくれれば……」

 

シノン「……つまり、この世界をクリアしてしまえば全て問題ないのよね」

 

クライン「え?そりゃまあ、そういうことだが……」

 

ハンク「言うは簡単だ、だが……」

 

シノン「なら、私もこのゲームの攻略に加わる……いいかしら?」

 

キリト「!?」

 

コウキ「……」

 

シノンの宣言にみんなが驚くなか、コウキは冷静だった

 

コウキ(……まあ言う可能性はあったが……まさか本当に言うとはな……)

 

リズ「ええっちょ、ちょっと……!」

 

エギル「おいおい!本気かよアンタ!?」

 

アスナ「それはいくらなんでも危険だよ」

 

シノン「危険なことはわかってる、でも私……やりたいの……ここで膝を抱えて縮こまっていてもなにも解決しないもの、なら私は立ち向かわなきゃ」

 

コウキ「……」

 

シノン「……私はもっと強くなりたい、この困難なゲームをもクリアできるほどに、強く……」

 

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シノン「えっ?」

 

ハンク「ブラボー!!おおっブラボー!!」パチパチパチパチ

 

コウキ「どこのポル○レフだよ兄貴……」

 

ハンク「シノン……お前の決意!覚悟!しかと受け止めた!俺も力を貸そう!」

 

ユウキ「ボクも手を貸すよ!」

 

ラン「私も微力ながら手を貸します。」

 

シリカ「で、でもシノンさんはSAOに来たばかりじゃないですか、レベルもスキルもこの階層で戦うには……辛くないですか?」

 

キリト「いや……確かにステータスはまだまだ低いけどシノンは素質あるからな」

 

ハンク「少なくとも戦闘中での観察眼はあるな」

 

コウキ「それにだな、ユウキだって同じようなものだったけど今じゃあ攻略組でも目に止まるような活躍しているぜ?」

 

キリト「だから鍛えればありえない話じゃあないぞ、レベルはがんばればなんとかなる範囲だとは思う、なによりシノンがこんなにやる気だしな」

 

コウキ「そうだ、やる気は大事だな」

 

キリト「よし!攻略の合間を縫ってにはなるけど出来る限り、訓練に付き合うぞ」

 

コウキ「俺も畑仕事のあとに訓練に付き合うことは出来るから協力するよ」

 

ハンク「宣言したんだ、出来るだけ全面的に手伝おう」

 

アスナ「……キリト君たち……完全にゲーマーの目になってる……」

 

リーファ「でも、キリト君たちがあんなにも言うならきっと才能あるんだよね、シノンさん」

 

アスナ「……シノのん、本当に大丈夫?」

 

シノン「うん、大丈夫だから、あ……それにコウキが私のこと守ってくれるって言ってたし」

 

ユウキ「……コウキ?」

 

コウキ「おいこら待てシノン!別にシノンに限っての話じゃあないからな!?」

 

シノン「あっ!あと、コウキもキリトが「心配しなくていい、最悪の事態にはならない、俺が約束する、君のことは俺が絶対に守るよ」キリッと」って言うかもしれないって言ってたわね」

 

女たち「「「「わあ……いいそうだねぇ……」」」」

 

キリト「ちょ!?コウキ!?」

 

コウキ「言うだろ?」

 

キリト「そりゃまあ…………言うかもしれない……」

 

リズ「ふうううううううん」

 

キリト「な、なんだよ……」

 

リーファ「キリト君ってほんと、そういうことさらっと言っちゃうよね……」

 

ハンク「妹に呆れられる兄の図(笑)」

 

シリカ「あ、あたしもがんばらないとレベルも、それ以外も……」

 

リズ「……ま、コウキやキリトの発言はともかく、本当に攻略加わるが増えるならあたしたちも心強いしね、じゃあ改めてシノン、一緒に頑張ろーね!」

 

シノン「うん、コウキもキリトもよろしくお願いね」

 

キリト「お、おう」

 

コウキ「任せろ!」

 

アスナ「キリト君……ちょっと話があるんですけど!」

 

キリト「な、なにかヘンな誤解をしてないか?」

 

アスナ「んん!?」

 

キリト「…………いえ、なんでもないです」

 

コウキ「キリトざまぁ(笑)」

 

ユウキ「コウキ……」

 

コウキ「どうしたユウキ?」

 

ユウキ「ボクも……ちょっと話があるんだけど? 」

 

コウキ「俺も…………だと?」

 

リズ「くふふふっ!」

 

シノン「…………」

 

そしてその日はなぜかユウキに説教された…………なして?

 

 

 

 

 

 




前回に比べて少なめです……次回をお楽しみに!

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