ソードアート・オンライン ・ホロウフラグメント・蒼の竜剣士と紫の少女の出会い [改稿中] 作:恋愛紳士
前回のあらすじ、クリスハイトはユウキをスカウトした!
???
シュイン‼
コウキ「えっ!?のわ!?」
ごつん!!
コウキ「痛!?なんだぁ?」
尻をさすりながら辺りを見渡した先には大きな樹や花がいっぱい生えており、まるで自分が小さくなったような気持ちになった。
コウキ「ここはいったい?そういえば兄貴とお嬢は?」
立ち上がり自分の周りを見たが自分以外誰もいない。
コウキ「お嬢大丈夫かな…兄貴はまぁ大丈夫だろ」
よっこいせっと岩に腰掛け、状況整理した。
コウキ「見た感じ…ここは何処かのダンジョンらしいが見覚えがないな。ここは76層か?それとも?」
コウキ「そうだ!クルいるかい?」
するとコウキの影が浮かび上がり、狼へと形をつくり、そこには一匹の黒い狼が現れた。
クルルガ(以後クル)「クルルルゥ」
コウキ「良かったクルはいっしょだったんだ、おいで」
クルはコウキの前に来てお座りをした。
コウキ「よしよし、いい子だ。」
クル「クルゥ♪」
クルの頭を撫でてクルに用件を言った。
コウキ「クルよく聞いて、今俺たちは何処かに転移させられた、とりあえず兄貴たちに合流しよう。」
クル「クルゥ!」
コウキ「よし!行こ「ビビィィンン‼」!?この音は!」
コウキの頭上、50メートルにあの時の歪みが現れていた、だがあの時とは違い時間が経っても歪みが広がらない。
コウキ「なんだ、いったい?」
クル「クルゥ…」
するとその歪みから何かが現れた。
???「ふぇ?…うわぁ~!?」
コウキ「なんだ!?人か!?落ちてくる!?」
ヒューン‼
その時コウキの脳裏にあるテレビのシーンを頭に過った。
少年「親方!空から美少女が!!」
親方「なにぃ~!?よし回収だ!!」
コウキ「いやそれ犯罪だろ!!」
???「落ちるぅぅぅ!!」
自分で自分をツッコミ、少女をキャッチするためあたふたと走り回った。
コウキ「よしよしそのまま…そのまま…今だぁ!!」
ガシッ‼ドーン‼
コウキはどうにかキャッチしたものの勢いが強すぎた為支えきれなかった……
コウキ「いててて、おい大丈夫か?」ムニュ
???「ふぇ?ふわぁ!!??」
コウキ「なんだ?この感触は?」ムニュ、ムニュ
???「あぅぅぅ……」ビクビク
コウキ「「……………」」タラァ―(冷や汗)
コウキ(もっ、もしかしてあれか!?少女のむ)
コウキ「すっ、すいませんしたー!?お、おケガは?」
コウキは少女の胸から手を外し、素早く少女から離脱、すぐその場で土下座し、少女に聞いた。
???「う、うん大丈夫、あの~顔上げてくれないかな?さっきのは事故だったんだし…」
コウキ「えっ~と本当にすまない、俺の名は…」
その時、初めて少女の顔を見た、くりくりとした大きな瞳、瞳の色は宝石のアメジストを思わせる輝き、頬はさっきのことで微かに紅くなっている。
顔全体は小顔、肌は影部分が紫がかった乳白色、髪は長く伸びたストレート、色は艶やかなパープルブラック、耳は少し長めの横耳、身長は俺の肩ぐらいで体つきは華奢な体型で服装は青紫色の見覚えのない布防具で回避重視防具だ。腰には黒い鞘にしまっているが、細めの片手用両刃直剣、色は黒曜石のような深い半透明の色合いをしている。
肌色以外は第3層から現れる闇エルフに似ている。
けどそんなことよりコウキは少女に見とれてた。
コウキ「……」
???「どうしたの?」
コウキ「い、いやあの俺の名前はコウキ、で隣にいるのは相棒のクルルガ、愛称はクル」
クル「クルルルゥ!」
???「コウキとクルね、ボクの名前はユウキ!よろしくね!!」ニコッ
これが俺とユウキの出会いだった。
はい、やっとオリ主とユウキちゃんが出会いました!
今のユウキちゃんの防具はALOの防具、胸のプレートアーマーが外されて感じであとは酷似しています。
次はホロウフラグメントのあの子が出ます!