ソードアート・オンライン ・ホロウフラグメント・蒼の竜剣士と紫の少女の出会い [改稿中] 作:恋愛紳士
前回のあらすじ、リーファ「ポイズンクッキング!」
ハンク「効果、これを食べた相手は相手は死ぬぅうううう!!」
コウキ「おいおい」
今回は78層のボス攻略を終えたあとの後日の出来事、ちなみに78層のボスの名前はマッドネスホーン、見た目はまんまマッスルブルボーン、管理区に着く前に相手をした中ボスがフロアボスとして出てきやがった。
それを聞いたコウキは「逃げるんだよおおお!!」っと言って逃げ出したがあえなくアスナとランによって捕まり、コウキは「いやだ!ガチムチイヤだあああああ!!!」っと言いながらボス部屋へドナドナって連れてかれた……
攻略はコウキがなぜかマッドネスホーンに追いかけられていて攻略組はそれを追撃、最後はハンクのソードスキルでトドメを差した。
コウキはそのあと攻略に参加したユウキとストレアに慰められたとゆう……そんな次の日出来事……
コウキの部屋……午前10時
コウキ「…………鬱だお」
ベットの上で上半身をだしてそう呟くコウキ……
コウキ「なんでガチムチトーラスに追いかけられるんだよ……みんなして「囮がんばれ」とサムズアップしやがって……トラウマものだよ……さて今日はどうするか」
コウキはベットから出て、農作業用の作業服に着替え、そのまま部屋を出た……
廊下
コウキ「……そういやシノンのやつ、今なにをしてるだろ」
シノンとはエギルの店で話す他、自分は本をいろいろ持ってると話したら「本を借りに来ていい?」っと言われそれをいいと答え、今では図書室扱いで俺の部屋に来ることがあった
コウキ「……どうせなら農作業をあいつにも手伝わせるか、暇だろうし」
コウキはそう決めつけ、シノンの部屋に向かった……
シノンの部屋
コンコン!
コウキ「シノン、俺だけど」
シノン「コウキ?」
ガチャ!
シノン「珍しいわね、あなたからわたしの部屋に来るなんて」
コウキ「まぁな、……眠たそうだな」
シノン「まぁね……」
コウキ「もう昼近くだぞ?」
シノン「あなたこそ」
コウキ「俺は昨日トラウマ体験したからだ」
シノン「どんな?」
コウキ「ボス攻略でガチムチの奴に斧を振り回しながら俺を追いかけた、俺はそれから逃げてた」
シノン「そ、それは……まぁ寝込むわね……」
いつも辛辣な言葉をかけてくるシノンが珍しく心配した
コウキ「まぁただ寝込むってのはイヤだからシノンを誘って農作業をしようと思ったんだが」
シノン「別に大丈夫だけど……農作業?」
コウキ「ただの水やりと収穫だからシノンでも大丈夫だよ、そうだ!行く頃にはお昼になるだろうしお弁当も持っていこう!!」
「ピクニックじゃい!!」っと軽く叫ぶコウキにシノンは……
シノン「……そうね……気分転換にはいいかもね」
コウキ「じゃああとで迎えに来るから少し待っててくれ」
シノン「わかったわ」
コウキ「じゃあまた」
コウキはシノンの部屋から出ていった……
シノン「……なんかあいつの作業服……様になってない?」
エギルの店
コウキ「オッスエギル!厨房借りるぜぇ」
エギル「おおコウキか、遅かったなぁ」
コウキ「誰のせいだ、おい……兄貴たちは?」
エギル「おまえ置いてホロウ・エリアに向かったぞ」
コウキ「そうか」
カランカラン!
キリト「ただいま」
コウキ「あっキリトにリーファ、外でなにをしてたんだ?」
キリト「あぁちょっと外で素振りをしていてそのあとリーファが来て……そしたら昔よくやった剣道の試合をやろうと話をしてな」
リーファ「コウキさんに訓練場を貸してもらおうと思いまして」
コウキ「別にいいが……これから行くのか?」
リーファ「はい!」
コウキ「だったら一緒に行かないか?今日はシノンと一緒に畑に行く予定だから……ついでに昼食も一緒にどうだい?」
リーファ「いいんですか!?やったぁ!!」
コウキ「じゃあちゃちゃっと作ちゃうね~、シノンを呼んで店の裏で待っててくれ」
キリト「わかった、待っているよ」
キリトたちは階段をのぼっていくのを見送り、コウキはいつものエプロンを着け、包丁を握った。
コウキ「さぁ!今日も美味しいものを作りましょうか!!」
30分後、エギルの店裏
ガタンゴトンガタンゴトン!
コウキ「おまたせぇ~」
キリト「おそいぞって……」
キリトが振り向いた先には荷馬車に乗って舵をとるコウキと荷馬車を引くクル(バトルモード)の姿が!
リーファ「どっどうしたんですかそれ!?」
コウキ「いやぁクルが大きくなってからはよくこうやって荷馬車に乗って畑へ行くんだよ」
「ちなみにこれ買ったのな」っと検討違いなことを話すコウキに3人は……
リーファ「……コウキさんってなにもの?」
キリト「……もともとこんなやつ……」
コウキ「やかましいぞ馬鹿亭主」
キリト「なんだその言いぐさは!?」
シノン「……やれやれね……」
言い合いする二人に呆れるシノンだった……
訓練場・畑
コウキ「着いた、クルおつかれ」
クル「グルグル!!」
リーファ「うにゅ~……!!」
シノン「ふっ!……」
キリト「よっと」
それぞれ荷馬車から降りて、固くなった体を伸ばしていた……
コウキ「さてこれからだが……」チラッ
コウキがシノンを見る……
シノン「……なによ」
コウキ「……キリトちょっといいか?」
キリト「なんだ?」
コウキ「軽く準備運動とゆうことでシノンとリーファと一緒に素振りとかしてやってくれ」
シノン「えっ?」
コウキ「シノンさぁ……キリトたちと話してたときに「わたしもやりたいなぁ……」っと言いたげな顔をしていたからな……別に農作業は一人でも出きるしキリトたちとやってなよ」
シノン「……そう……ありがとう」
コウキ「いいってことさ、そいじゃあな~」
コウキは畑の方へ歩いて行った……
キリト「じゃあさっそく基本の型を各300本ずつな 」
リーファ「うん!」
シノン「えっ?…………」
その頃コウキは……
コウキ「キリトのやつに構っていたら時間がなくなる、まぁシノンはやりたそうならやらせましょう、さて麦わらぼうし~」
そういいながら麦わらぼうしを装備し、野菜収穫にせいを出した……
2時間後……
コウキ「…………おっ!帰ってきた」
1時間前に収穫を終え、まだ基本技の素振りをしていた3人を待ちながら45分は読書、残りの15分は料理をその場で作るつもりだったものを作り、温め直したりしていた……
シノン「……………………」
コウキ「ひどくお疲れのようだな、はい飲み物のお茶な」(´・ω・)⊃日
シノン「…………」ジロリ
シノンが恨めしそうな目でこちらを見てからお茶を受け取った、解せぬ
コウキ「ほらキリトとにリーファもお茶な、ごはんも温め直したから早く食べよう」
キリト「おっ!サンキュ」
リーファ「ありがとうございます」
コウキ「それでは!」
皆「「「「「いただきます!!(クルル!)」」」」」
コウキ「それではオープン!!」パカッ!
リーファ「わぁ~」
そこには彩りみどりのおかずやおにぎりなどが綺麗に並んでいた!
コウキ「今回は洋風なお弁当にしました!」
キリト「おお!これって」
コウキ「おにぎりはチキンライスやピラフとか味付けおにぎりにしたり、一口サイズのミートオムレツ、さらにはさっき収穫した野菜で新鮮なサラダも作ったり、海鮮たっぷりな春雨スープも作ったぞ!」
リーファ「ひとつひとつに手の込んでますね!」
コウキ「だろ?」
シノン「……おいしい」
コウキ「おう!どんどん食べれ!」
キリト「おにぎりもう1ついいか?」
コウキ「ってキリト食うの早ええ!?」
クル「クルル♪」
コウキ「ってはあああんん!!?俺の鶏肉のグリルがあああ!?」
……コウキたちはお昼を楽しんだ…………
昼食後……
リーファ「ごちそうさま~」
シノン「……おいしかったわ」
キリト「……なんか上達していないか?」
コウキ「お粗末さま!まぁ剣も料理も時間を掛ければうまくなりますって」
キリト「……そうだな」
シノン「………………」コクン……コクン……
コウキ「ん?」
シノン「……Zzz」
リーファ「あっ、寝ちゃいましたね」
キリト「……余程眠かったようだな……素振りのときも最後ふらついたし」
リーファ「……シノンさんに変なところを触ったようだしね……」
コウキ「なぬ!?」
キリト「ちょ!?リーファ!?」
コウキ「……おいちょっとキリト付き合えや」
キリト「コ、コウキ?いったいなにを?」
コウキ「つ き あ え や」
キリト「……はい……」
コウキの後をついてくるキリトは……
コウキ「おいキャッチボールをやろうぜ!!これボールな!!」ヒュン!
ズドン!!
キリト「ちょ!?それ鉄球じゃあないか!あぶな!?」
コウキ「まだまだあるよ?どんどんあるよ!クナイもあるで!!」ヒュンヒュンヒュンヒュン!!
キリト「あぶ!あぶな!?ちょ!?今カスったぞ!?」
コウキ「ド○ルドはねぇ……つーい殺ちゃうんだ!!」
キリト「なんでド○ルド!?」
コウキ「ほら?みんなも一緒に!ランランル~!!ランランル~!!」ヒュンヒュンヒュンヒュン!!
キリト「ぎぃいいやああああああ!!?」
リーファ「((((;゜Д゜)))」
20分後……
コウキ「リーファー!!キリトが試合をするから来てくれーだって」
リーファ「わ、わかりました……」(;^_^)))
コウキ「?なんで下がっているんだ?」
リーファ「い、いいえ!別に!!行ってきますね!」
リーファはコウキの横を走り抜けて下へ降りて行った……
コウキ「?変なリーファ、なにもしていないのに……(すっとぼけ)さてと」
コウキは木に寄りかかって寝ているシノンの横に座り、また本を出して読書をし出した……
クル「クルクル……Zzz」
そんなコウキの足にクルが頭を乗せ……気持ちよく寝だした……
コウキ「……俺の足はマクラか……」
コウキ(にしても今日は本当にいい天気だ……日の下で読書もいいがお昼寝もいいかな)
シノン「んん……」
ポフッ
コウキ「おっと」
コウキの肩にシノンの頭がもたれかかった……
コウキ「……やれやれみんなして俺をマクラにするか……」
シノン「……ん……」
コウキ「?」
シノン「……誰……あなたは……誰……?」
コウキ「?……寝言?」
シノン「……そうだ……あれは……イヤ……見たく……ない……」
コウキ「…………」
シノン「……私……私は、どうすれば……誰か…………!」
コウキ「……!シノン!」
シノン「あっ!」
びくっと体を震わせ、シノンは目が覚めた
コウキ「……起きたか……大丈夫か?」
シノン「……ええっと……なにが?」
コウキ「(覚えてないのか)……いや、なにも……」
シノン「そう……ところで!……寝ている間にへんなことしてないでしょうね」
コウキ「するか!?キリトじゃああるまいし!」
シノン「そう……ならいいけど」
コウキ(……さきの夢は……記憶を思い出す前兆か?……あまりよくはなさそうだが……聞かないほうがいいな)
すると!
リーファ「きゃっ!」
キリト「うおっ……!」
ドタッン!!
コウキ「どうした?……あっ」
シノン「どうしたの?……あっ」
コウキが見た先の光景は……
キリト「ってて……だ、大丈夫かスグ!?ってなんか柔らかいものが…………」
リーファ「お、お兄ちゃんっ!?手っ!手ぇっ!」
キリトがリーファの大きな(*゚∀゚)о彡゚乙牌!!(*゚∀゚)о彡゚乙牌!!を握っている姿が見えた……
キリト「うおっ!ご、ごめんっ!!」
リーファ「……………………」
……………………
コウキ「……………………」
シノン「コ、コウキ?」
……………………
キリト「ええと……」
スクッ!
キリト「た、たしかに……大きくなったな?」(´(;°△°)←キリ→(;ω;///)
コ→(#´・(;°△°)(;ω;///)
(#´・ω(;°△°)(;ω;///)
(#´・ω・(;°△°)?(;ω;///)
(#´・ω・)(°△° )彡(;ω;///)
(#´゚ω゚`)(°Д°;;;)(;ω;///)
(#´゚ω゚`) (°Д°;Ξ;°Д°) (;ω;///)
(##´゚ω゚`)\(^o^)/オワタ(;ω;///)
リーファ「「お、お兄ちゃんのエッチ~~~~~っ!!」」
コウキ「「自分の妹になにをしてんだおまえはあああ!!!」」
キリト「くぁwせdrftgyふじこlpああああああ!!?」
リーファの張り手にコウキの翔龍拳からのダイナミックエントリーの計三コンボを食らったキリトは遠くへ吹き飛んだ!!
シノン「……なんでこうなったのよ……」
クル「クルゥ…………」
帰路……
ガタンゴトンガタンゴトン
コウキ「…………」
シノン「……ふぅ」
リーファ「ううぅ…………」
キ→(###ω###)チーン
今、エギルの店への帰路へ荷馬車で移動している途中だった……
コウキ「……なぁリーファ」
リーファ「……なんですか」
コウキ「……まぁ最後のはともかくとして、どうだった?キリトとの試合……」
リーファ「……強かったです……」
コウキ「そうか……けど対人戦はキリトより俺や兄貴のほうが強いけどな」
リーファ「……そうですか」
シノン「自慢?」
コウキ「いいえ、事実です……けどな」
リーファ「?」
コウキ「あいつは誰かを守ろうっとするときのあいつは自分の実力以上の力を発揮する、それこそ誰にも止められないくらい……だから」
リーファ「……」
コウキ「自慢なお兄さんだ、誇っていいぞ」
リーファ「……そうですか」
嬉しそうに笑みを浮かべるリーファは呟いた……
リーファ「そっか、お兄ちゃん……強いんだ……きっとSAOで一番……」
コウキ「…………」
シノン「ふ~ん……」
コウキ「どうしたシノン?」
シノン「いえね……やっぱり女には甘いようね……」
コウキ「……ここ最近……よく言われるなそれ……」
ガクッと項垂れるコウキをよそに帰路へと進んでいった……
珍しくユウキのいない日……