ソードアート・オンライン ・ホロウフラグメント・蒼の竜剣士と紫の少女の出会い [改稿中] 作:恋愛紳士
今回、コウキたちがボス攻略成功を喜びなか近くに不吉な影が忍び寄ってきた…………ではどうぞ!!
前回のあらすじ、クルはシャドウフェンリルに進化した!(ポ○モン風)
コウキ「……………………」
コウキはよだれだらけの顔を濡れたタオルで拭いていた……
コウキ「…………助けてくれたってよかったじゃあないか……」
ジロリっとフィリアたちを見るコウキにフィリアたちは……
フィリア「あら?主人に甘えているところを邪魔をするのは」
ユウキ「ちょっとね~」
コウキ「お ま え ら は!」
ラン「まぁまぁ、それよりクルですが」
ランはクルに向き直る
ラン「どうして進化したのでしょう」
今のクルの姿は大きくなった他、銀色の鎧から漆黒の鎧にその上に銀色の鎖を巻かれた一式に変わっていた。
コウキ「……やつの名は「シャドウファンタムズ」、同じ「影」だからか……テイムモンスターが強くなるアイテムがある話は聞いたことがあるがまさか相手の影を食らって進化するなんてな……」
フィリア「……ほんと、謎が多いわねここは」
コウキ「だな、まぁ悪いことだらけじゃあないのは救いだなこりゃ」
フィリア「そうね……それよりもやったね!みんな!」
コウキ「……おう!」
パン!
ハイタッチをするコウキたちにユウキたちは
ユウキ「ああ!ボクたちも!」
ラン「お疲れさまです!」
クル「グルグル♪」
みんなでハイタッチを交わすなか
ピカァ!
ペンダントが光出した!
コウキ「おお!これできっと!」
ユウキ「やったねコウキ!」
ラン「喜ぶのはいいんですがひとまず管理区に戻りましょう。」
コウキ「……そうだな、よし!撤収!」
フィリア「うん!」
コウキたちはボスエリアから出ていった……
セルベンディスの神殿前広場
フィリア「……にしてもて、手強いボスだった……」
コウキたちは敵を退けながら話をしていた。
コウキ「ああ、クルが助けてくれなかったら俺死んでたかも……」
ユウキ「そうだね、クルえらいぞぉ~」
クル「グルグル♪」
ユウキがクルの頭をワシワシっと撫でた、…………お前より大きいぞユウキ……
フィリア「けど最後、コウキは強いって言うのは知ってたけど、想像以上だった」
コウキ「……いやクルが動きを止めてくれてたし、細剣の使い方だってアスナと比べたら……」
トン!
コウキ「いて!」
コウキの肩をランが叩いた!
ラン「コウキさん、人が誉めているんですから素直に受け取らないとですよ?」
コウキ「いやそうだが……そもそも俺があのとき転ばなければ……俺はまだまだ未熟さ」
それにっと付け足すコウキは……
コウキ「俺らのコンビネーションもずいぶんよくなってきたと思うしな」
フィリア「うん……そうだね」
ユウキ「えっへへ、まぁボクたちも頑張っているからね、当然と言えば当然だね!」
ラン「もう、ユウキたら調子に乗っちゃって……」
フィリア「ふふっ……案外コウキとの相性がいいのかな?」
コウキ「ちょ、案外って……」
ユウキ「ちょっと!コウキとの相性はともかくボクとの相性は!?」
コウキ「おいこら待てユウキ!ともかくとはなんだともかくとは!!」
ギャーギャー騒ぐなか回りの警戒をしていたクルが顔を上げた。
クル「……グルルルル」
コウキ「?クルどうした?」
クルが警戒をしている方へ見ると……
コウキ「……みんな静かに」
ユウキ「どうしたのコウキ?」
コウキ「静かにっと言ったはずだ!」
コウキはストレージから双眼鏡を取り出し、自分が見た先を双眼鏡で見出した……
ラン「……なにかあったんですか?」
コウキ「……!みんな静かに着いてきて!」
コウキはランの言葉を無視し、静かに走り出した!
ユウキ「あっ!待ってよ!」
ユウキたちも静かにコウキを追いかけた!
コウキ「……伏せろ……これを上半身に被って……」
コウキは茂みに体を伏せるようユウキたちに声をかけ、コウキはストレージからカメレオン・ローブを出した……
ラン「……いったいなにが?」
カメレオン・ローブを自身に被せユウキの横に伏せ、コウキに声をかけると……
ちなみに左からフィリア、コウキ、ラン、ユウキの順に並んでおり、クルは後ろで警戒をしている。
コウキ「……あそこ」
ユウキ「……どこ?」
コウキが指差すもユウキは分からなかったため今度はストレージから単眼鏡を取りだしユウキに渡した、するとフィリアが見つけたようだった…!
フィリア「あっ、あの奥?プレイヤーが何人かいるみたいだけど……」
ラン「あれですか?」
ランも見つけたらしくその方へ見ているっと
フィリア「……!!!ねぇコウキ、あれってもしかして……」
コウキ「……ああ、争っているようだ……だがなにを……?」
ラン「しかも多人数で一方的にひとりを……」
フィリア「ま、まさか……また?」
コウキ(また?なにか知っているようだが……しかし)
コウキ「みんなはここで待っててくれ」
ユウキ「えっ!?でも」
フィリア「ひとりでは危ないよっ!」
コウキ「クルも連れてく、クル影縛りの準備」
クル「グル!」
クルは影に溶け込んだ。
コウキ「いいか、絶対に来るなよ!」
コウキは走り出した!
フィリア「ちょっとコウキ!!」
コウキ「おいお前ら!何をしてるんだ!!」
???「……チッ」
ガスッ!!パリッーン!!
男は全身にすっぽりローブ被っており、持っていた武器でたった一人のプレイヤーをトドメを差し、ポリゴンへと変えた!
コウキ「っ……!てめぇら!!」
???「ターゲットは片付いた、とっとと行くぞ!」
そのプレイヤーたちはすかさずコウキから逃げ出した……
コウキ「……くそ、間に合わなかった……」
スタ、スタ、スタ、
ユウキ「コウキ……」
ラン「どうしてプレイヤーを……」
フィリア「コウキが悪いんじゃあない、どんなに急いでも間に合わなかったもの……」
コウキ「……みんな、今の……亡くなったプレイヤーのステータス見たか?」
そう聞いたがみんなは首を振った……
コウキ「状態異常……麻痺と出血が同時にかかっていた……それに最後のトドメ、このやりかたは……」
コウキ(いや……あいつらじゃあない……あの日「壊滅」したじゃあないか……!)
ユウキ「……コウキ?」
フィリア「……どうしたのコウキ、怖い顔してる……」
コウキ「……さっさと撤収しよう、今の俺たちにやつらが大勢でこられたらまずい状況になる……」
フィリア「……うん、そうだね……」
ユウキ「じゃあ急ごう!」
コウキたちは転移石に向け歩きだした……
ラン「…………」
管理区
シュイイーン!!
コウキたちは管理区に戻ってきた。
ユウキ「ふぅ……無事に戻ってこれたね……」
ラン「ええ……立て続けに色んなことが起きましたからね……」
コウキ「みんなお疲れさま、次はいよいよ新エリア!今日はゆっくり休んでおこう!」
フィリア「……えぇ、そうね……」
コウキたちは転移石の上に立つ
コウキ「フィリア!」
フィリア「なに?」
コウキ「あいつらには気をつけろ……」
フィリア「……うん」
コウキ「……じゃあまた」
ユウキ「フィリア!じゃあね!」
ラン「それではまた」
フィリア「またね」
コウキたち「「「転移!アークソフィア!!」」」
シュイイーン!!
コウキたちは転移していった。
コウキ「………………」
ユウキ「大丈夫かなコウキ…………」
ラン「……ことがことだからね、コウキさんも考えるでしょう……」
コウキたちはエギルの店に着く
ガチャ
コウキ「ただい(rk」
___
/ __⌒丶←コウキ
/ // \」」
/ //
| ))
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i⌒\ 丶|
| ノ\_ く_ 「ぐぅわあああ!!!?」
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/ ―ニ ̄"'.
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ユウキ・ラン「「うわぁ!?」」(゜ロ゜;ノ)ノ
吹き飛ばされるコウキに左右に紙一重で避けたユウキたち、コウキを殴ったやつの正体は!
キリコ「コ~ウ~キ~!!」
そこにいたのは黒いメイドを着た阿修羅……じゃあなくてキリコだった!!
そして今現在、キリコは…………
キリコ「君がっ、泣くまでっ、殴るのを、止めない!!」
急ぎ喋っているせいかテンションが無駄に高いせいかセリフがあれな感じになっている女性……ゲフン、ゲフン……女装男子……
コウキ「たわばっ!!ひでぶ!!あべしっ!!」
そのキリコに乗っかられ、左右の腕が出せない状態で左右のフックを食らい続けているコウキを
ハンク「いやぁ他人の不幸を見ながらの酒がこりゃ旨い!!WWWWWW」
エギル「お前えげつないほどのゲス野郎だな……」
その背後でバカ笑いしながら酒を飲むゲス野郎……ハンクにそんなハンクにため息をするエギル……
ざわざわとこの騒ぎに集まる人たちのなかユウキたちは……
ユウキ・ラン「「……今日もここは平和だな……」」
完
コウキオワタアアア!!そろそろ新章突入だなぁ~50話に来て、そろそろやっと新章書くって……いくらなんでも遅すぎだと思うなぁ自分も……(;・ω・)
次回もお楽しみに!!
最後にコウキ、南~無~(;・ω・)人
カッテニコロスナァ‼