ソードアート・オンライン ・ホロウフラグメント・蒼の竜剣士と紫の少女の出会い [改稿中]   作:恋愛紳士

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改稿二回目……マジで考えに考えました……前回の改稿から今日まで待たしてしまい申し訳ありませんm(_ _)m

では改めて今作のメインヒロインである『あの子』登場回どうぞ!!


プロローグ②(改稿済み)

前回のあらすじ・新たな物語の始まり

 

ALO(アルヴヘイムオンライン)

央都アルン演習場

 

???「フッ!ハァ!ヤァァァ!!」

 

石畳で造られた演習場で一人の妖精……この世界でいう『闇妖精・インプ』である少女はその手に持つ片手剣を振りつづけた……

 

少女サイド

 

少女「やぁぁぁ!!……ふぅ、ちょっと休憩……」

 

剣を鞘にしまって木の下の日陰に入って、ストレージから麦茶……に似た飲み物を一口飲んだ。

 

少女「ふぅ……やっぱり身体を動かした後の飲み物は美味しいね~……はぁ……!」ドサッ!

 

ボクはそのまま倒れ大の字になりながら……そのまま空を見上げた……

 

ボクの名前はユウキ、本名は紺野(こんの)木綿季(ゆうき)、今はいつもの皆とは一緒じゃなくてここで一人、必殺技作りで剣を振っているんだけど中々うまくできないんだよね……

 

あの事件……『SAO事件』起きてから約2年……姉ちゃんがあのSAOに捕らわれてから……、最初はボクは姉ちゃんがいるあの世界にどうにかして行けないかっと姉ちゃんの担当医の先生に頼んだけど「行かせられないしそもそも私には出来ない」っと止められてしまった……

 

そしてそれからこの2年間……色々と……本当に色々なことが起きたけど……それでもボクは姉ちゃんの帰りを待ち続けた……

 

今ボクはこの2年間の中である出来事をきっかけに……あのSAO事件に使用された『ナーヴギア』の次世代フルダイブマシンである『アミュスフィア』を使って様々なVRゲームに仲間達と共に遊びに行った。

 

そして今は姉ちゃんがあの世界からに帰ってきた時にこの世界で「あっ!」っと言わす為に今はここで一人で必殺技を作っているんだけどね~これが中々ねぇ~……はぁ~……

 

ユウキ「姉ちゃんに……会いたいな………さて」

 

ヒューン……

 

ユウキ「ん?」

 

一息つきながら身体を起こしてもう一度剣を振るおうか?っと考えていると空から一人の妖精……『水妖精・ウンディーネ』のメガネをかけた男性が降りてきた。

 

ウンディーネ男性「やぁこんにちは」

 

ユウキ「こ、こんにちは」

 

ウンディーネ男性「えーと、君がユウキ君……で合っているかい?」

 

ユウキ「えっ!?何でボクの名前を知っているの!?」

 

ウンディーネ男性「やっ!すまないね、申し遅れた、僕の名前はクリスハイト、本名は菊岡(きくおか)誠二郎(せいじろう)、本職は総務省(仮想課)の職員で今はSAO事件対策チームのエージェントをやっている。」

 

ユウキ(対策チーム……確かSAO事件が起きた当初から今まで政府主導で色々と救出方法を検討していたけど……首謀者が作った何重にもあるプロテクトを解除出来なくて現状SAOをクリアしないと解放されないとゆう結論に達して現状見守ることしかできないとゆう……そのエージェントが……)

 

少しでもSAO事件知りたいが為に担当医の人から情報を得て……結果何も出来ていない政府に余り信用できない……っと心の中で思っていたからか、ボクは目の前の人を警戒していた……

 

ユウキ「……そのエージェントさんがボクに何の用なの?」

 

早く本題言ってよって感じの目線で目の前の人を見ていると……クリスハイト(菊岡)は真剣な眼差しでこっちを見つめ返す。

 

クリスハイト「……ユウキ君……君にあることを頼みたい……数ある候補者の中で選ばれた君に……」

 

ユウキ「……?あること?」

 

クリスハイト「君はあの世界……SAOの中へ行って欲しいんだ」

 

ユウキ「!?……SAOへボクが……?」

 

この時……ボクは今まで停滞していた日常が……変わり出すのを感じた……!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……一週間後……

 

とある病院の一室

 

菊岡「ユウキ君聞こえるかい?」

 

ユウキ『はいはーい、聞こえてるよー』

 

……あの日からこの一週間、SAOへ行くまでの間、手続きや現状SAOで起きている出来事に、そして担当医や仲間達にこのことを話し合った……最初は誰しも止めたり「考え直せ!」っと言われ続けたけど……丸一日考えに考えて……行くと決意したボクは皆を説得し……最後は無事に帰ってくることを条件に説得した……

 

ちなみにボクが菊岡さんとの仲が気安いのは本人が「堅苦しいのは苦手でね」とのこと、ボクも堅苦しいのは苦手だからよかった……

 

菊岡「よし……じゃあいいかいユウキ君?最終確認だ、君が使っているメディキュボイドにはSAOのソフトデータをダウンロードしてある。そうすれば君はSAOへ行ける」

 

ユウキ『うん』

 

菊岡「アバターのほうは君のALOでのデータを元に使っているからステータスもズレなどの違和感は感じることはないはずだよ」

 

ユウキ『わかった』

 

菊岡「それと前まではSAOには入り込めなかったからどうしようもなかったがこの約二週間、SAOの中でアクシデントが起きた中で、何名かがそれぞれの要因でSAOの中へ行ってしまったとゆう報告を受けている。」

 

ユウキ『……SAOの中で……最前線で何かが……それはいつからその問題が起きたの?』

 

菊岡「時期からして75層攻略時に何かが……異変が攻略組に起きたらしいんだ、君はそれの調査して貰いたい」

 

ユウキ『調査……説明のときも思ったけど……ボクに出来ることかな?』

 

菊岡「大丈夫、調査といってもSAOのプレイヤーと接触してそこからそのとき出来事……情報を聞き出してくれればいい……しかし今のSAOの中は不安定だ、それにいくつものの安全策をこうじてるとはいえ例の件、君に何かしらのアクシデントが起きるかも知れないし……それにアクシデントを抜きにしても一度SAOの中に入れば君はクリアするまでそこから出られない……」

 

ユウキ『それは承知の上だよ菊岡さん、むしろ感謝しているよ……また姉ちゃんと会えるかも知れないんだから』

 

菊岡「……すまない……そしてありがとうユウキ君、それで君との『契約』の件……今も進めているので安心してくれ」

 

ユウキ『うん……!ありがとう菊岡さん……これで安心して向こうに行ける……』

 

菊岡「君のリスクを考えればこれぐらいはね……時間だ、それでは気をつけて!」

 

ユウキ『うん、じゃあ行ってきます!!』

 

ユウキ(行ってくるよ、母さん……父さん……みんな……姉ちゃんを助けに……!待ってて、姉ちゃん!!)

 

ユウキ『リンク・スタート!!』

 

アクセスコードを言った途端にボクの意識はデジタルの暗闇へと落ちていくのであった……

 

姉ちゃんをデスゲームから救い出すという想いと共に……

 

ユウキサイドアウト




はい、今作品のメインヒロインが一人、ユウキ回です!!今回はユウキがSAOへ向かうまでの話を重点的に書き直しました!(前のはあやふや感を感じてかので)

では次はオリ主であるコウキとユウキが出会う回です!……あぁ、早くコウキとユウキとのドタバタコメディ書きたいんじゃあ~(なら早く書き直せ(正論))

それでは、次回もお楽しみに!!

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