ソードアート・オンライン ・ホロウフラグメント・蒼の竜剣士と紫の少女の出会い [改稿中] 作:恋愛紳士
前々々回のあらすじ、バッファローうまし!!
エギルの店
ガヤガヤガヤガヤ
コウキ「今日はやけに賑わっているなぁ」
ユウキ「そうだねぇ~」
クル「クル、クル!」
今はお昼頃、今ユウキといっしょにテーブルに座っている、ユウキは上半身をテーブルの上でうつ伏せで寝ている、クルはそんなユウキの前髪の二本ある枝毛?癖毛を肉球で叩いてる、ちょやめれクル
からんからん
キリト「ただいま」
コウキ「おかえりんキリト 」
ユイ「おかえりです パパ !」
エギルの手伝いをしていたユイがキリトに挨拶した。
キリト「今日はずいぶんと賑わってるんだな、なにかイベントでもやってるんのか?」
コウキ「奥でなにかしているようだがなにかは知らん」
ユイ「奥のテーブルでトランプをやっている人がいるんです、そこがすごく盛り上がってて……」
するとこんな声が聞こえてきた……
片手剣使い「全賭けのオールイン!これで決めてみせる!!ジャックのスリーカード!!」
ハンク「……残念だったな、クイーンのフォーカード!!」
片手剣使い「ばっ!?馬鹿なぁー!!?」
ハンク「フッフッフッ……私が一番得意とするカードゲームに無謀でしたな」
その片手剣使いは頭を抱えて絶叫した、そんな光景を見ていたキリトたちは……
コウキ「…………またやっているよ…バカ兄貴……」
キリト「へぇ……ポーカーか」
ユイ「ポーカー……?」
キリト「トランプゲームのひとつで……5枚のカードの組み合わせで役を作って得点を競うゲームのことだよ」
コウキ「トランプゲームの中で兄貴が一番得意なゲームでもある」
ユウキ「コウキは?」
コウキ「ダウトが得意だな」
ユウキ「へぇ~」
ユイ「パパはやったことありますか?」
キリト「ああ、ネットゲームで少し……」
コウキ「おまえよう……妹さんがいるのにネットゲームって……」
キリト「ぐっ……おまえは?」
コウキ「兄貴と何回もおかしやジュースを賭けてやったことあるし、小中も修学旅行の部屋のメンバーでよくやったが?」
ユウキ「ボクも昔姉ちゃんや女友達といっしょにやったことがあるよ?」
キリト←(引きこもりの重度ゲーマー)
キリト「……ぐぼぁ」ドッスン!
ユイ「パパ!?」
ユウキ「キリト!?」
コウキ「やば、キリトの心のHPが0になった」
ハンク「おやおや愚弟じゃあないか」
するとトランプを持ったハンクがこっちに来た
コウキ「だれが愚弟だ?…なにかようか?」
ハンク「ひさしぶりにポーカーをやらないか?」
コウキ「だが断る」
ハンク「えぇー!?負けるの怖いのぉー!?ダッセェー!!」
ユウキ(……兄弟揃って煽りかたが同レベルだ……てか倒れたキリト放置!?)
エギル「おっなんだコウキ?ポーカーをやるってなら付き合ってやってもいいぜ」
コウキ「えっ?いややるつもりは……」
ストレア「なになに?こっちでもポーカーやるの?だったらあたしも入れて!」
コウキ「いやだからやるつもりは(ky」
ユウキ「あっボクもひさしぶりにやりたいんだけどいいかな?」
エギル「おおかまわないぞ、人数が多いほうが面白いからな」
コウキ「…………」
ハンク「で?どうする?」ニヤニヤ(゜∀゜)
コウキ「……あぁもう!わかったよ!!やればいいんだろやれば!!」(ヤケクソ)
キリト「コウキがやるなら俺もやるぞ……」(コウキを負かしたる……)
コウキ「あっ復活した」(嫌なオーラが出ているんのだが……)
ストレア「えっとさ、勝ったらなにがもらえるの?賞品は?」
エギル「……そうか考えてなかったな…店のメニューからなにか一品おごるってのはどうだ?」
ユウキ「ブーブー!!」
ストレア「そんなの全然うれしくないよ」
エギル「ひどい言われようだな……」
ハンク「プギャーwwwワロスwww」
コウキ「じゃあどうする?」
キリト「普通に考えれば……」
アスナ「お金を賭けるのはダメだよキリト君」
ユウキ「だよね~」
コウキ「それにお金を賭けると」
片手剣使い→orz
コウキ「になるぞ」
キリト「まあ確かにもめごとの種になるようなものは避けたほうがいいよな……」
ユウキ「うぅ~ん……たとえば「○○なんでもやる券」とかは?」
コウキ「あぁ負けたやつが勝ったやつに肩たたきをする券とかみたいな?」
ユウキ「そうそう」
キリト「……ユイだったらご褒美はなにが欲しい?」
ユイ「ご褒美ですか?えっと……パパを一日一人占めできたらとってもうれしいです!」
コウキ「あらやだこの子お父さん想いね!お兄ちゃん泣いちゃう!」
ラン「なんのキャラですかそれ……」
ストレア「いいじゃんいいじゃん!賞品はそれに決定ね!」
キリト「い、異議あ(ky」
ハンク「却下します(面白いことになりそうだwww)」
リズ「話は聞かせてもらったわ、当然あたしも参加させてもらうわよ」
リーファ「はいはーい!あたしも参加します。」
シリカ「あ、あのあたしもやります!」
カッカッカッカッ(走る音)
クライン「ちょーっと待った!この流れでオレが参加しないってのもおかしな話だよな」
ハンク「別におかしくともなんとも無いわ」
クライン「うぐっ……まぁそれよりだ、キリトの独占権を奪って存分にこき使ってやるぜ!」
キリト「おまえなぁ……」
コウキ「理由が不純だお……」(;^ω^)
シノン「私も少し興味あるから参加するわね」
コウキ(……シノンは落ち着きがあるから手強いなこりゃ……)
参加者メンバー、キリト・ハンク・コウキ・クライン・ユウキ・ラン・アスナ・ストレア・リズ・リーファ・シリカ・シノンの12人、エギルはディーラーでユイは見学
エギル「よしわかった、優勝商品はキリトの独占権で決まりだ」
エギル「ポーカーって話だったが人数が多いからな、ちょっと特殊なルールを使おう」
ユウキ「特殊なルール?」(´・ω・)?
エギル「カジノでよくプレイされているテキサス・ホールデムを元にしたポーカーにするのがいいだろう」
ハンク「ああ、映画でもたまにみる奴か、たしかプレイヤーは手札2枚、場に5枚の合計7枚でやるやつであとは普通のポーカーのやつか?」
エギル「そうだ、手持ちのチップを使い切ったら脱落者……最終的に一番稼いだ奴が優勝だ」
ユウキ「ふむふむ……」
エギル「これ以上やりたくなかったらFoIb、受けて立つ時はCall、掛け金を上乗せしたい時はRaise!と叫ぶんだぞ」
コウキ「ほいほい」
ハンク「チャーハーン?」
コウキ「ふざけるなwww」
エギル「……ルールはわかったな?じゃあゲームを始めよう」
キリト「駄目だ、降りる、フォールド」
シノン「私もフォールド」
コウキ「駄目だこりゃ、フォールドだお」
コウキ(なにも揃ってない……100%負けるわ……)
リズ「えっとあたしの番ね……これならほぼ間違いなく勝てるわ、勝負するっきゃないでしょ……!」
コウキ「ん?」
リズ「よーし、あたしは……全賭けのオールイン!」
コウキ(あっ負けフラグがたったわあいつ)
リズ「これで勝てなかったら脱落なんだからなんとかなってよー!」
コウキ(さらにフラグ強化しちゃったよあいつ!?)
ストレア「コール!」
コウキ(はい、リズ終了の時間です)
リズ「コール!?」
ハンク「ざわざわざわざわざわざわざわざわ……」
コウキ「兄貴カ○ジやめれwww」
ハンク「うぐっうぐっうぐっ……かはぁ!!犯罪的だぁ!!旨すぎる!!www」
コウキ「勝負中に飲むな!てかカ○ジやめいwww」
ハンク「カキピーうめぇwww」
コウキ「だからカ○ジやめ!……いや微妙に違うか……」
リズ「く、く、くやしーーーー!!」
ハンク・コウキ「「あっ」」
エギル「勝負はお前らが話しているうちに終わったぞ」
コウキ「結局フラグが成立しやがった……」
リズ脱落……
シリカ「うーん……ピナ、どうしたらいいと思う?思い切ってレイズするべきかな?普通にコール?」
ピナ「きゅるる……」
コウキ(……なんでピナに相談しているんだ?)(;^ω^)
シリカ「うーんどうしよう、順番が来ちゃうよ」
キリト「次、シリカの番だぞ」
シリカ「は、はいっえーと……レイズで!」
キリト「コールで」
コウキ(いいのが来ていたんだな……)
エギル「よし、全員終わったな、じゃあ手札を見せてくれ」
手札を見たらキリトの勝利で終えた……
シリカ「ああっ……やっぱりダメだったぁ……負けちゃった……」
ピナ「きゅるる……」
シリカ「しょんぼりしないで、ピナのせいじゃあないよ、負けちゃったのは残念だけどあたしは楽しかったよ」
シリカ脱落……
ユウキ「ん~行くべきかぁ行かぬべきかなぁ~」
ハンク「レイズだ、俺の魂を賭けよう」
コウキ「いらね」
ユウキ「よーし決ーめた!コール!」
エギル「Showdown」
ピラッ
ハンク「……危なかった10とジャックのツーペア」
ユウキ「負けちゃったぁ~9とジャックのツーペアがぁ~」
ユウキ脱落……
ラン「……ここで起死回生の一手をうちますか、全賭けのオールイン、お願いします。」
コウキ「コール!お嬢には悪いですが勝負には負けて貰います。」
エギル「Showdown」
ピラッ
ラン「クイーンのスリーカード」
コウキ「ストレートだ……俺の勝ちだ」
ラン「負けてしまいましたか……」
コウキ「チップ頂きますね、いい勝負でした」
ラン脱落……
リーファ「うーん……チップも減ってきたし、今回はみんな消極的だし、……思い切って勝負に出るかな!」
コウキ(負けフラグが立ったな)
リーファ「ベット!」
キリト「……いいのかリーファ?」
リーファ「なんのこと?キリト君こそ無理しないで降りたほうがいいんじゃない?」
キリト「そうだな……でもここはあえてコールしておくよ」
リーファ「ええ……キリト君、無理は体によくないよ~」
コウキ「確定、これ負けだな……」
リーファ「えっ」
エギル「Showdown」
ピラッ
リーファ「……ジャックのスリーカード!?あーん負けたー!」
コウキ「あぶな、コールしてたら負けてた……」
キリト「リーファが自信がないときの癖なんて簡単に見抜けるって、家族なんだから知ってて当たり前だろ?」
コウキ「そうゆうのって勝負だと手強くなるんだよなぁ~」
リーファ「ううう……くやしい絶対に勝ちたかったのにー!」
ハンク「くやしい、だがそれでいい!!」
コウキ「カ○ジのナレーションのマネやめれwww」
リーファ脱落……
クライン「ふっふっふ……来たぜ来たぜオレのところにも運が巡ってきたぜ!勝負だキリトオールイン!!」
ハンク「残念だ、それフラグ」
クライン「へっ?」
キリト「チップ全賭けか……本当にいいのか?」
クライン「ああいいとも、オレの手札は最強だ、キリトに勝ち目はねぇぞ降りるなら今のうちだぜ!?」
キリト「わかった、レイズだ」
クライン「なんで降りねぇんだよ!?」
ハンク「アウト、そのセリフが勝負を決めた」
ピラッ
キリト「……おいクラインブラフにしても4のワンペアで全賭けはよくやったな?」
クライン「…………くっそーーーー!またおいしいところを全部キリトに持っていかれるのかよぉー!!」
キリト「持っていかれないならもう少し頭を使えって……」
コウキ「(小声)これカ○ジだったら即地下行きだよな、クライン」ヒソヒソ
ハンク「(小声)だな、見え見えなブラフに効果はないな、下手すぎる」
クライン「なにヒソヒソと悪口言ってんだおまえら!」
クライン脱落……
アスナ「…………」
コウキ(アスナ……手札を見て考え込んでいる……まぁ夫が賭けられているんだ、しょうがないか)
アスナ「今残っているのはシノンだけ……だとしたら……オールインよ、うん間違いない」
シノン「コール」
アスナ「なっ……!?」
コウキ(シノンが仕掛けた!)
ピラッ
シノン「クラブのフラッシュ、私の勝ちね」
アスナ「そ、そんなー!」
コウキ(やはり手強い相手にだったかシノンは……)
ハンク「これで残るは愚弟にキリトにストレアにシノンか」
コウキ「おい(怒)」
ストレア「よーし!優勝を決めちゃおう!」
シノン「……負けるつもりはないわ」
コウキ「こちらこそ負けるつもりはありませんなぁ~」
脱落者席
リズ「あーあ、勝ちたかったなー」
リーファ「誰が勝ってもくやしいだけだしこうなったらキリト君を応援するしかないな」
シリカ「が、がんばってください、キリトさん!」
ユウキ「コウキーファイト!!」
ラン「ハンクさん頑張って!」
アスナ「……………………」
テーブル席
コウキ「あ、アスナの視線が怖いのだが……」
ハンク「……だな」
エギル「カードを配るぞ」
シュシュシュシュ!(カードを配る音)
ストレア「……おおーっ、これは最強のカードと言わざるを得ないよ!えーっとどうしようかなぁ……うん、そうだなアタシはここでオールイン!」
シノン「コール!」
ハンク「コールだ!」
コウキ「…………コール」
キリト「俺はコール…………勝負だ!」
ストレア「……じゃじゃーん!キングのスリーカードだよ!」
ハンク「……スペードのフラッシュだ、勝った!」
キリト「……キングと10のフルハウスだ、危なかったな」
ハンク「なぬ!?」
ストレア「フルハウス~!?そんな強い手札が最後の勝負にはいるのぉ?」
コウキ「……………………」
ストレア「はぁやっぱりキリトはすごいや、負ける気しなかったんだけどなぁ」
ハンク「最後の最後でかぁ……」
キリト「あとはシノンとコウキだが……」
シノン「…………」
アスナ「…………」
シノン「…………残念だけど、私は負けよ」
キリト「最後にコウキだが……」
コウキ「…………………………………………………………ふひっ」
ユウキ「コ、コウキ?」
コウキ「……まさかが俺の手元にこれらが集まるとは……これはこわいこわい」
キリト「まっ、まさか!」
コウキ「俺の手札は……これだ!」バン!!
キリト「ロ、ロイヤルストレートフラッシュ!?」
ストレア「う、うそぉ!?」
シノン「まっ、まさかここで!?」
ハンク「ばっ馬鹿な!?」
コウキ「といゆうわけで優勝は俺のもの!!ヒーハー!!」
アスナ「orz」
ユウキ「凄いよコウキ!!」
ラン「おめでとうございますコウキさん!」
コウキ「サンキュウ!……さてキリトや」(悪い笑顔)
キリト「ひっ!?」
コウキ「君の指令は……コショコショ」
キリト「!?な、なんで俺がこんなことをしないといけないんだ!?」
コウキ「敗者は勝者の言うことを聞きなさい……アスナ!」
アスナ「……なぁにコウキ君?」
コウキ「実は頼みたいことがあってね、コショコショコショコショ」
アスナ「……!!うんうん!!わかった!!」
コウキ「ふひひっ!!ではのちほど……」
クライン「なぁコウキよぉなんでキリトが絶望しきった顔で崩れているんだ?」
コウキ「さぁ?なんででしょう?それより明日の9時に記録結晶を持ってこの場所に来てください、ではまた」
全員「「「「???」」」」
コウキは部屋に戻っていった……あやしく笑いながら……
コウキ「ふひひっ!!明日が楽しみだ!!」
次回のキリト、黒歴史爆誕!!次回をお楽しみに!!