ソードアート・オンライン ・ホロウフラグメント・蒼の竜剣士と紫の少女の出会い [改稿中] 作:恋愛紳士
前回のあらすじ、コウキラッキースケベ獲得!
コウキ「うれしくないわ!!」
フィリアの元からエギルの店に戻った俺は迷宮区から戻ってきたキリトたちにボス攻略の情報を聞いていた。
今エギルの店にはいつものメンバーが揃っている。
コウキ「さてキリトよ、今回のボスの情報はどんなんだ?」
キリト「……前にも会ったことのあるやつだった……」
コウキ「会ったことのあるやつ?」
キリト「前にコウキに話したレベルが以上に高いモンスター、今回のボス攻略のモンスターとまったく同じだった……」
コウキ「じゃあ今回のボス攻略は簡単になったんだ!よかった!」
キリト「……それがそうもいかないんだ……」
コウキ「なんで?」
アスナ「今までフィールドと迷宮区に何週間も時間がかかってそれでボス攻略をしていたんだけど、今層のフィールドや迷宮区は今までより狭まったいたの……それが…………」
ハンク「……ボス部屋の広さが前のボス部屋の半分しかない……」
コウキ「なっ!?それはつまり!」
ハンク「俺たちのボス攻略参加プレイヤーの自由に行動するスペースが今まで数じゃあ自由に動け無くってしまう、だから参加プレイヤーの限度数が20人ちかくまで減った……」
コウキ「…………マジか……」
今までのボス攻略、参加プレイヤー限度数は50人ちかく、それでもモンスターの攻撃で死ぬプレイヤーはいる……俺たちがいなかった75層での死亡数は14人……クォーター・ポイントのモンスターが強力になるのは……自分も25層のボス攻略で体験したことがある……
74層からあるボス部屋の結晶無効化エリアにクォーター・ポイントモンスターでは無いにしろ強力なボスモンスター、76層で起きた熟練度の低下などバグ騒ぎ、そして今回のボス攻略参加プレイヤーの限度数の激減に今までとは違う危険さにキリトたちも暗い顔をなる……
コウキ(だがそれでも)
コウキはみんなにこの気持ちを打ち明けようとする前に行動をする者がいた、ユウキだ
ユウキ「大丈夫!みんなとなら!!」
コウキ「ユウキ……」
ラン「ちょっとユウキ!これは遊びじゃあないのよ!?」
ユウキ「分かっている……けど姉ちゃん、ここで逃げちゃ今までクリアを目指した人たちに申し訳ないし、」
それにっとユウキは付け足す
ユウキ「べつに考えないで言ったんじゃあないんだよ?ちゃんと考えて……それでも行けるっと思ったから言ったんだよ!だってボクが今まで見てきたなかで最も強いみんなとなら行ける、ボクはそう思う……みんなは違うの?……」
ハンク「…………クッ!クックックックッ」
突然笑いだすハンクに向くみんな、すると
ハンク「まったく……だいぶ年下の子に心配されるとは……年をとったか俺は?……まったくこれじゃあいいとこなしじゃあないか……」
ハンクはイスから立ち上がり、みんなの前に立つと
ハンク「俺は乗るぜ!そもそも逃げる気はないし負ける気はない、不安要素が多いい?上等だ!!分の悪い賭けは嫌いじゃあない、おいお前らはどうなんだ?」
ハンクがそう言うと
キリト「まったく、心配して損した……勿論行くよ。これまでだってやってこれたんだ……ここでやめたらもったいないじゃあないか」
コウキ「さすがキリト!重度のゲーマー!!俺も元々行く気だし、あともうちょいでこのクソゲーもクリアだしな」
それにっとコウキは付け足す
コウキ「ここにはチート級のプレイヤーがいるんだぜ?キリトの「二刀流」、俺の「小太刀」、兄貴の「斬馬刀 」、お嬢の「蛇剣」の使い手がいるしな負ける気がしないなぁ~……なぁお嬢?」
ラン「……そうですね……ちょっと気落ちしてしまいましたね……」
うつむいた顔をあげるラン……その目には強い光が灯っていた!
ラン「ここで挫けてしまったらもう自分に自信が持てなくなってしまう……だから私も戦います!」
ユイ「私もできる限りパパたちのサポートを頑張ります!」
アスナ「……そうね、キリト君たちの力もそうだけど私たちも新しい仲間も入ったんだ、私も頑張るわ!」
アスナはリーファ、シノン、ユウキたちを見ながら言った。
リーファ「私も足手まといになるためにここにいるんじゃあない!!キリト君たちの手助けしたい!」
シリカ「わ、私もピナも少なからずお手伝いします!ねっピナ?」
ピナ「キュル!!」
シノン「私も自分の記憶が消えたまま……自分自身が分からないまま死ぬつもりはないわ」
リズ「ここで投げ出すリズ様じゃあないわ、みんなの武器の面倒を見なきゃだし私も付き合うわ」
エギル「俺も現実で待たせているやつがいるんだ、それにいっぱい稼ぐまで死ぬ気はねぇ」
クライン「俺も彼女ができるまで死ぬ気はねぇ!!」
ハンク「できたら死ぬんですねわかります」
クライン「なんだとお!!」
突然のハンクとクラインの漫才にみんなが笑うなかコウキはユウキに近づいた。
コウキ「ユウキ……よくやった。」
ユウキ「えっ?なにが?」
コウキ「君の言葉が彼らを動かした、そのお礼さ」
ユウキ「うぅん……ボクは後押しだけだよ」
コウキ「それでもありがとう……けどなんであんなこと言えたんだ?」
ユウキ「……「ぶつからなきゃなにも伝わらない」」
コウキ「その言葉は?」
ユウキ「ボクが大切にしている言葉、ぶつからなきゃなにも伝わらない、それが自分にとってそれはどんなに真剣か……とかね!」
ニコッっと笑うユウキにコウキは少し照れながらもこう言った。
コウキ「いい言葉だね……「ぶつからなきゃなにも伝わらない」……か……」
キリト「おおい!ふたりともボス攻略の話があるからこっちに来てくれ!!」
コウキ「分かった!……じゃあいくか?」
ユウキ「うん!行こう!!」
二人はキリトたちの元へ戻っていった……
はい!ユウキの名台詞キター!!次回はいよいよボス攻略編!!次回期待しててください!!感想募集中!!ではまたバイバイ!!