ソードアート・オンライン ・ホロウフラグメント・蒼の竜剣士と紫の少女の出会い [改稿中] 作:恋愛紳士
前回のあらすじ、ユウキは新しい装備を手にいれた!
あれからまっすぐ転移門に向かい、ホロウ・エリアに来たコウキは……
コウキ「お、落ち着けフィリア!!まだ慌てる時間ではない!!?」
フィリア「…………覚悟なさい…………」
フィリアが殺人的オーラを出してジリジリっとコウキに近づいた…………
なんでこうなったかとゆうと……すこしの時間を遡る……
ホロウ・エリア管理区
シュイイーン!!
コウキ「よっと、フィリアー!来たぜぇ~」
コウキは声をかけたがそこには誰もいなかった。
コウキ「あれ?いない?どこに?…………あぁ、あそこかな?」
コウキがあそこって言った場所は前にフィリアが住んでいる安全地帯、コウキは前にフィリアに安全地帯のマップを渡されていた。
ホロウ・エリアの安全地帯はマップにはうつらないシークレットエリアで、フィリアがここに飛ばされたときにその近くに飛ばされてきたのだ、一ヶ月間はそこを拠点にして暮らしていたのだ。
コウキ「えっ~とその場所からどれくらい離れているんだ?」
コウキはコンソールをいじり、マップを見比べながらその目的地の場所を照らし合わせていた。
コウキ「……どうやらここからそう遠くないところにあるようだな……今回は戦闘はないからこれを使うか」
コウキは装備ウィンドウを出し、あるものを装備をした。
コウキ「久々だな、この「カメレオン・ローブ」は…」
カメレオン・ローブの効果は周囲の景色を常時溶け込む、故に隠蔽度の高いまさにカメレオンなローブである、しかし全身に覆うほどの大きさなので戦闘には使えないので普段はストレージに締まっている。
コウキ「さぁって行きますか?」
コウキはコンソールを操作し、転移したのであった。
安全地帯
コウキ「ここか……立派なお家だな……」
あれからしばらくしてコウキは安全地帯に着いた。
コウキはなんでこんなこといい出すかと言うとコウキの目の前には高さ50メートルはありそうな巨木にツリーハウスがちょこんっと25メートルあたりに建てられていた……ちなみに行く方法は縄はしごで登るとゆうね、ツリーハウスにありがちな方法だった。
巨木の根本からすこし離れた場所に焚き火があった……まだ燃え盛っているところ、つい先程までいたようだ
コウキ「さてどうするか?待っていてもどれくらい待つことになるか……ん?」
焚き火の前で朽ち木を椅子にして座っていたコウキはふっと入り口から左のほうに向くと不自然に左右に分かれた枝や踏み潰された草が見えた。
コウキ「これは……獣道か?」
調べたところここは何度も行き来したようでその先に道が続いていた。
コウキ「ん~こうゆうときクルが居てくれればお留守番させて調べに行くんだが……まぁいいか」
コウキはカメレオン・ローブをかぶり直した。
コウキ「これから探索ミッションを開始する……なんてな」
コウキはその獣道へ歩いていった。
コウキ「これは……水の流れる音か?」
コウキはしばらく歩いていたら徐々に水が流れる音が聞こえてきた。
コウキ「この近くに川かなにかあるのか……」
それからズンズンっと進むと川が見えてきた。
コウキ「やはり川か……のどが乾いたから水を飲むか」
コウキは川に近づき、手を器にして水をすくって飲んだ。
コウキ「ぷはぁ!冷え冷えだ!うまい!上流から近いからかな?」
コウキは川のほとりで休んでいた。
コウキ「ここは環境がいいな、川魚もいるようだしフィリアもここで魚とか採っているのかな……」
コウキはふっと上流ほうへ見た。
コウキ「ここから見てそう遠くないところに滝があるようだな……もう少し探索してみるか……」
コウキは上流のほうへ登っていった、それがのちに過ちをおかすことになるとは知らずに……
川・上流・滝前
コウキ「ういしょっと!!ふひー!やっと着いたぁ~」
コウキは最初は上流の坂を登っていのたが途中段差になっており 、そこからは乗り上げるように登りつづけ、やっとこそ登り終えたのであった。
パシャ
コウキ「ん?魚か?」
仰向けになっていた体を起こし、音がしたほうへむくと
フィリア「……………………」
全裸のフィリアさんがいました。
コウキ「ウッウホ?」(;^ω^)
あまりの突然の出来事に動けずに間抜けな声をあげたコウキ……それをガン見しているとみたフィリアは次に起こした行動は!!
フィリア「み!見るなぁー!!」ブンッ!!
湯浴び用の桶をコウキに目掛け力一杯投げ付けた!!
コウキ「ふげぇー!!?」
見事にクリティカルヒットしたコウキはそのまま下段に、川に頭から落ちていった!
コウキ「アッーー!?」
ザバァーーン!!!
フィリア「ぜぇぜぇぜぇぜぇ……み、見られた……それももろに…………もうお嫁にいけない…………」ガクッorz
それからのことは今に至るのであった。
ちなみにもうフィリアは服を着ている、青ポンチョを外しているが、コウキは服を濡らしてしまったのでいつもの防具に着替えていた、でっ今はツリーハウスのほうへ戻ってきている。
コウキ「フィリア!これは事故だ!!探求心による事故だ!!けっして!覗きに来たわけではない!!」
フィリア「ウソおっしゃい!!なによそのローブ!!完全に隠れるためのものじゃあない!!」
コウキ「こっ、これはモンスターから隠れるためのもので……てか覗くなら覗くでわざわざ真っ正面に登ってくるか!!そこらの草木に隠れて覗くわ!!」
フィリア「やっやっぱり覗く気だったのね!!この変態!!」
コウキ「ちっちが!今のは手段であって!!あーもう!!なんでこうなった!?」
それからしばらく、言い争いが続いたのであった…………
コウキ「…………とりあえず、結果的に見てしまったことにすまなかった…………」
フィリア「…………もういいわよ…………それでここに来たってことは出来たんでしょ?」
コウキ「あぁ……これだ」
コウキはメタルソードブレイカーをフィリアに送った。
フィリア「……どうもありがとね…………それでお金だけど」
コウキ「いいよ、くれなくって」
フィリア「えっ?」
コウキ「不可抗力とはフィリアの…………見てしまったからな、お詫びにお金はいらないよ」
フィリア「ふーん……そう、ありがとね」
コウキ「いいさ、……あぁはらへったぁ~」
コウキはそのまま仰向けに倒れた。
フィリア「御飯まだ食べてないの?」
コウキ「あぁ……フィリアの武器を受け取ったあとにまっすぐこっちに向かったからな……」グッ~
コウキはふて寝状態で腹を鳴らしていた。
コウキ「もう午後3時か……そりゃ腹減るわ……しゃあない、保存食とデザートで腹を満たすか」グッ~
コウキはストレージから食べ物を出して食べていたら
ピコンピコンピコン!!
コウキ「ん?メールだ、キリトからか……なになに……!いよいよか……」
フィリア「なに?どうかしたの?」
コウキ「……ボス部屋が見つかった。」
フィリア「それってつまり……」
コウキ「あぁ……明日の午後に出発だ」
フィリア「そう……気をつけてね……」
コウキ「あぁ……そろそろ戻るわ」
フィリア「うん……またね」
コウキ「あぁまた来る」
コウキは安全地帯から出ていった……
すこし少なめかな?感想よろ!