ソードアート・オンライン ・ホロウフラグメント・蒼の竜剣士と紫の少女の出会い [改稿中]   作:恋愛紳士

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気にするなただのタイトルだ………ではどうぞ!


焦ることない……ただの死亡(社会的に)フラグだ……

前回のあらすじ、

 

フィリア「これら貰っていいの?」

 

コウキ「もちろんサァ☆ランランルー☆」

 

エギルの店

 

カランカラン!!(ドアベル音)

 

コウキ「ただいま~」

 

アスナ「あっ!帰ってきた!」

 

ユイ「おかえりなさいです!」

 

キリト「遅かったな、なにか収穫あったのか?」

 

コウキ「おっす!収穫は攻略に役に立つアイテムは手には入らなかったがたくさんの素材やアイテムが手に入ったぞ!」

 

アスナ「そうなんだぁ~私たちなんかは最初は近い場所から散策してたんだけど……」

 

キリト「レベルが以上に高いモンスターに襲われるわ迷いの森で迷いまくるわっと散々だったなぁ……」

 

コウキ「……御愁傷様です……」

 

キリト「あとはこの……「供物の神殿」から先がなにかありそうな場所だな……」

 

コウキ「そこは次に行くときに行ってみるか……」

 

アスナ「そうね……」

 

カランカラン!(ドアベル音)

 

ストレア「たっだいま~」

 

コウキ「オッスおかえり……ってどうしたんだこいつら?」

 

コウキが見た先には…………

 

ハンク「こんなはずでは……こんなはずでは……」

 

ラン「ウフフ、ウフフ……」

 

シリカ「え~っとこれはその……」

 

ピナ「キュルル……」

 

コウキ(こんなに落ち込む兄貴は久しぶりだ……お嬢……は触れないでおこう……けどそのあとのが…………)

 

コウキ「お~い、大丈夫かぁ?」

 

ユウキ・リーファ・シノン「「「……………………………………」」」

 

コウキ「……返事がない、ただの屍のようだ……」

 

ユウキ・リーファ・シノン「「「…生きてるよ!(ます!)(わよ!)」」」

 

コウキ「よし、生きてるな!……なにがあった?」

 

ユウキ「ハンクさんがストレアとのデュエルで負けてからひどい目に……」

 

コウキ「…………はい!?」

 

コウキ(兄貴が負けた!?俺だってたまに勝つくらいなのにか?……ありえねー……)

 

コウキ「それで?」

 

シノン「負けて目が覚めたらもうね……文字通り蹂躙されたわ……」

 

コウキ「……はっ?」

 

リーファ「人がね……マンガみたいにぽーんっと吹き飛ばされていくんだよ……私も何度飛ばされたことか……」

 

コウキ(…………あぁあれか…………)

 

コウキ「…………何はともあれお疲れ様です……」

 

アスナ「えっと……さぁてそろそろご飯にしましょうか?」

 

コウキ「賛成だ……けどその前にちょっと休んでからにしないか?さっきまで動きづめだったから疲れてて…」

 

アスナ「そうね、私も疲れたし、着替えてたりして8時頃にしましょう?」

 

コウキ「そうだな、じゃあひとまず解散!」

 

みんなはそれぞれ部屋に戻った。

 

コウキ「なぁエギル」

 

エギル「なんだ?」

 

コウキ「朝に頼んだアイテム売却、そのお金を今渡せるか?」

 

エギル「あぁ、待ってろ……送るぞ」

 

エギルはコウキにお金を送った。

 

コウキ「サンキュー、どれどれ……まぁまぁか……あとでレモンスカッシュを部屋に持ってきてくれないか?」

 

エギル「あぁ分かった」

 

コウキ「じゃあ頼むね……クルおいで」

 

クル「クルゥ」

 

コウキは部屋へと戻って逝った。(間違えでない……)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コウキの部屋

 

ガチャ(扉を開ける音)

 

コウキ「あ~………疲れたぁ……」

 

ウィンドウを操作してからベットに向かってルパンジャ~ンプ!!

 

コウキ「あぁ……癒される~……」(今パンツのみ)

 

クル「クルルルゥ~……」

 

ベットでゴロゴロするコウキとクル……すると!!

 

コンコン!!(ドアノック音)

 

コウキ「おっエギルか?はいはい!」ガチャ

 

ユウキ「あっ!コウキちょっといい……あっ」

 

コウキ「」

 

上半身裸でパンツ1丁のコウキにユウキは……

 

ユウキ「ごっ、ごめん///!!」

 

バタン!!

 

あからさまな反応にコウキは……

 

コウキ「…………」

 

クル「クルゥ……(マスター……)」

 

コウキ「……鬱だ……死のう……」

 

クル「クルゥ!?クルルゥ!!クルルルゥ!!?(ちょ!?マスター!!はやまっちゃいけない!!?)」

 

ガチャ!

 

エギル「待たせたな……ってどうした?パンツ1丁でベットのすみに体育座りなんかして?」

 

コウキ「…………エギル……」

 

エギル「なんだ?」

 

コウキ「もうお婿さんに行けない……」

 

エギル「なにを言ってるんだおまえは?」

 

コウキが立ち直ったのはそれから暫くあとだった……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

午後8時10分

 

コウキ「……遅くなったすまない……」

 

アスナ「あっ!コウキくん遅いよ?……どうしたの?」

 

もうすでに料理班(アスナ・ラン・エギル)は集まっていた。

 

コウキ「いや……アルゴがいたらゴシップ記事に載られるような目にさっきあってな……それを断ち切るためにちょっと料理に本気を出そうと思ってな」

 

アスナ「そうなの?じゃあ今から始めるね?今日はハンクさんたちがフレンジボアのお肉をいっぱいドロップしたの、だから今日は「猪鍋」にしようとおもうの!」

 

コウキ「そうか、じゃあ俺とエギルは食材のカットとか他のことをやっているからアスナとお嬢は味付けのほうを頼みます。」

 

ラン「はい、任されました。」

 

アスナ「うん!まかせて!!」

 

さっそく調理を始めるのであった……

 

コウキ「さて今回頑張ったあいつらように「あれ」でも作っておくか?」

 

そそくさと調理を進めるコウキ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

午後8時30分

 

コウキ「お待たせ~」

 

クライン「おっ!待ってました!!」

 

コウキ「あれ?いたの?」

 

クライン「ちょ!?おめぇなぁ、さっきからおまえの兄貴を慰めるのに秘蔵のお酒を開けちゃたんだぞ!!」

 

コウキ「あっそ知らん、俺には関係ねぇな」

 

リズ「ちょっと!クラインなんかほっておいてはやくお鍋をこっちに持ってきてよ!」

 

クライン「なんかとはなんだよ!?なんかとは!!?」

 

コウキ「なんだ?おまえもいたのか?」

 

アスナ「ちょっとちょっと!もう……話がループしちゃうから話はあと!!」

 

キリト「そうだよ……もうおなかがペッコペッコだよ……」ぐぅ~……

 

リーファ「あたしも~…………」ぐぅ~……

 

コウキ「はいはい、分かったよほら」パカッ

 

ユイ「うわぁ~!!」

 

コウキはテーブルの真ん中に鍋を置き、蓋を開けたら彩り緑の野菜にたっぷり煮込まれた猪肉がどん!と入っている!

 

アスナ「「特製フレンジボア鍋」よ!」

 

ラン「私とアスナさんが味付けして……」

 

エギル「俺とコウキで盛りつけをしたんだ!」

 

リーファ「うぅ~……もう我慢できない!!」

 

ユウキ「それじゃあ!!」

 

全員「「「「いただきます!!」」」」

 

それからはみんなで食事を楽しんだ。

 

ハンク「ボア肉は俺の物だぁー!!」

 

エギル「おい!独り占めするな!!」

 

コウキ「あのなぁ……あとでしめに少し味付けしてからラーメンを入れようと思っているんだから加減しろ」

 

クライン「おっ!!ラーメンか!?いいセンスしているなおめぇは!!」

 

キリト「ラーメンか……」

 

シノン「どうしたの?」

 

キリト「いや昔……アスナとヒースクリフ……茅場といっしょにラーメン食いに行ったのを思い出して……」

 

アスナ「あぁ……アルゲードそばね……あれのおかげでしょうゆ作りを決心したんだっけ……」

 

懐かしいなぁ……っと首を振るキリトとアスナ……

 

コウキ「ヒースクリフとラーメン食いに行ってたのか……なんかそれってレアだな……」

 

それから鍋があらかた食べ終わったころに……

 

リーファ「コウキさんもうそろそろいいんじゃあないでしょうか?」

 

コウキ「そうだな……ほとんどの肉兄貴とピナ……男連中がたらふく食べていたからな……」

 

鍋に味付けしておいた継ぎ足し汁と野菜を加え、沸騰したらちぢれ麺とお肉を足す、それから煮込めば……

 

コウキ「かんせ~い、猪ラーメン!」

 

ストレア「わぁ~!美味しそうだね!!」

 

コウキ「はい、食べたい奴は自分でよそれよな?」

 

それぞれ我先にと自分の器によそりだした。

 

クライン「かぁ~……久しぶりに食ったぜラーメン!!けどよ普段とは違うがようめぇなこれ!!」

 

リズ「元々猪を食べることなんてめったにないことだからね」

 

コウキ「まぁこの世界だとはいて捨てるほどいるけどな」

 

それから暫く麺をすする音でいっぱいになっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リーファ「ごちそうさま~もうたべられない~」

 

コウキ「お粗末様、けどいいのかな?」

 

ユウキ「なにが?」

 

コウキ「一応頑張った君らにご褒美にデザートを用意しておいたよ」

 

女の子たち(シノン除く)「「「「デザート!?」」」」

 

コウキ「テンション上がりすぎワロタwww」

 

リーファ「コウキさん!デザートはなに?」

 

コウキ「ちょっと待っててくれ、取ってくるから」

 

コウキは調理場に向かい、すぐさま戻ってきた。

 

コウキ「お待たせ!「果肉たっぷり!フルーツバー」です!」

 

コウキの手には色々なアイスの束を持っていた。

 

ユウキ「わぁ~熱いもの食べたあとにアイスはいいね!!」

 

クライン「なぁ俺にも1つくれないか?」

 

コウキ「クラインか、……ならこれがいいかな?」

 

コウキが取り出したのは真っ赤なアイス……

 

クライン「なんだぁこれ?」

 

コウキ「リンゴの皮をアイスバー状にして中はしゃきしゃきとした食感を味わえるアイスだよ」

 

クライン「ほう~美味しそうだな!じゃあいただきま~」

 

コウキ「……にやり」

 

ハンク「!?クラインよせ!?」

 

ハンクが止めたが遅かった……もうすでにクラインはガブリっとアイスを食べた。

 

クライン「んっ?んっんっ!!?かっ!かれ~!!?」

 

コウキ「アッハハハwww!!ヒィハハハwww!!」

 

水!水!っと叫ぶクラインにコウキは腹を抱えて笑っていた!回りもそんなクラインの姿に笑っているのが見えた。

 

コウキ「ヒィヒィwww!!ハァ……ハァ…………クラインが食ったやつ前にリズの口に投げつけて悶絶させたあのデスボール(超激辛玉)を原料にした超激辛アイスバーだよ!あー笑えたぁ~」

 

リズ「あぁあれか……あれはつらかったわね……」

 

ハンク「危なく俺も食らうところだった……ほらクライン水だ。」

 

ハンクがジョッキに注いだ水をクラインが奪うように取り、水を一気に飲み干していった。

 

クライン「うぐうぐ……ぷはぁ……おい!なんてものを食わせたんだよ!?」

 

コウキ「いやぁ本当は兄貴に食わせようと思ってたんだけどクラインのほうがリアクションがいいっと思ってな……つい」

 

クライン「ついでやられた俺の身にも考えろ!!?」

 

リズ「まぁクラインだしね?」

 

クライン「俺だからなんだぁ!?!?」

 

キリト「ちょっと俺も食べてみたいかな」

 

アスナ「キリト君!?」

 

それから暫くは騒ぎ、午後10時30半頃にそれぞれ部屋に戻って行った……




クラインとかいじるのは楽しいわ~……投稿遅くなってすみません!

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