ソードアート・オンライン ・ホロウフラグメント・蒼の竜剣士と紫の少女の出会い [改稿中] 作:恋愛紳士
ではどうぞ!
前回のあらすじ、ラン「あとでお仕置きです」
ハンクが負けたころコウキたちは……
コウキ「どうりゃー!!」
コウキはスライムに片手剣ソードスキル、スラントを叩き込み、ポリゴンへと変えた!
フィリア「せい!」
フィリアはスライム二匹を短剣ソードスキル、ラウンド・アクセルを浴びせ、スライムの体勢を崩した!
フィリア「スイッチ!」
コウキ「了解!」
フィリアの声に合わせて動き、刀ソードスキル、旋車を二匹のスライムに浴びせ、二匹同時にポリゴンへと変えた!
コウキ「1丁あがり!てね」
フィリア「ナイスアタック!」
コウキ「おう!」
お互いの手にハイタッチした。
パチン!
数時間の激闘を共に戦ったためにフィリアとの連繋がうまくなっていた。
コウキ「で?素材は手に入ったか?」
フィリア「待ってて……うん!充分すぎるほど手に入ってる!」
コウキ「よし!俺の方も充分に集まってる!……そろそろ帰るか?」
フィリア「そうね…さすがに疲れたね……」
クル「クルルルゥ…………」
あれからこの建物を散策しながら素材集めをしていたら広い場所にでたら一種類のモンスターが10体くらい固まっている場所がいくつかあり、それらはレベルはコウキたちより低いが数が数のため時間がかかってしまっていた。
コウキ「いやぁ久しぶりに暴れたぁー!!」
フィリア「あんたいつもそうなの?」
コウキ「まぁね~……たまに無双シリーズみたいに戦ってみたいときがあって時おりレベルの低いモンスターにはそうやって戦っているな」
フィリア「……はぁ」
コウキ「どうした?」
フィリア「あんたといると命がいくつあっても足らない……」
コウキ「まぁまぁそうおしゃらずに!お宝もいっぱい手に入ったし!」
コウキ(それにかわいいところもあったしな……)
コウキはフィリアを見て思ったところがあった……
この子は本当に殺人などをするような子なのか……
コウキ(……普通の女の子みたいに甘いものに目を輝せて、本当に美味しそうに味わう姿……とても……)
フィリア「どうしたの?いきなり黙ってこっちを見て?」
コウキ「ん?いやフィリアってかわいいところあるよな?なっクル?」
クル「クルゥ!!」
フィリア「なっ///!?なに言っているのよあんたは!?クルも!」
コウキ「だってデザートを頬張る姿とかお宝を開けるときなんか、女の子している感じ?」
フィリア「ちょっと!普段の私は女の子じゃあないってこと?」
ムッっと怒るフィリアに目の前で手をヒラヒラっと手を振るコウキ
コウキ「そうゆうわけじゃあないが……自分の感情を……自分そのものを抑えている感じがあるのさ」
フィリア「っ……!!」
コウキ「自覚したろ?世の中、自分を抑えて生きるのは悪くない……だがこのSAOの中じゃあ自分を解き放つ奴もいるのさ」
それがいい方向にも悪い方向にも変わるが……っとコウキは呟く……
コウキ「……長話はこれで終わりにして管理区に戻るか?」
シリアスな話はこりごりだ!っとコウキは言う
フィリア「……そうね……」
コウキ(……あちゃー余計なこといちゃったか……けど…これを自覚してくれれば少しは関係良くなるかな?)
それからコウキたちはこの建物に出て、入り口付近にある転移石をアクティベイト(有効化)し、管理区に戻った。
管理区
シュイイーン(転移音)
コウキ「うぅ~ん……帰ってきたぞ~……!!」
クル「クルルゥ……」
背伸びをしながら言うコウキとそれを同意をするように鳴くクル
コウキ「さて武器のほうだが……んっ?そういえばこっちに鍛冶屋はさすがにいないよな?」
フィリア「うん……コウキに頼みたいんだけど……」
コウキ「腕の立つ鍛冶屋にその武器の強化を頼みたいんだろ?」
フィリア「うん」
コウキ「分かったよ……あっ!!あちゃー……」
フィリア「どうしたの?」
コウキ「俺の知り合いの鍛冶屋、今現在忙しそうなのよさ、だけど明日なら作れると言ってたから……」
フィリア「べつにいいわよ?明日は休むから」
コウキ「そうか……それじゃあ武器と素材を……」
フィリア「うん……じゃあ送るね」
コウキ「ラジャー!」
コウキのアイテムウィンドウにフィリアの武器、ソードブレイカーとその強化素材が送られてきた!
コウキ「あっ!そうだそうだ!」
フィリア「ん?」
コウキ「えーとこれらを一括に……ほい!」
フィリアのアイテムウィンドウにコウキが送られてきたアイテムがきた。
フィリア「……これは?」
コウキ「本当はフィリアに会ったときに渡そうと思っていた野宿が快適になるアイテム類!それに消耗品なども入っているぞ?」
フィリア「……どうしてこれを?」
コウキ「整理ついでにかき集めといた!俺とかはアークソフィアに戻れるけど、フィリアは……その戻れないんだろ?」
フィリア「…………」
コウキ「だからさぁ?受け取っとけ!」
フィリア「……これって貸し?」
コウキ「……でもいいさ!自分の納得するようにしときんしゃい!……さてとそろそろ帰るかぁ!あっそうだ武器の強化代は後にいただくから!無ければ素材を貰うからなぁ!!」
覚悟しとけ!っと言うコウキに
フィリア「コウキ!」
コウキ「ん?」
フィリア「……ありがとう」
コウキ「……あぁ!」
コウキ「「転移!アークソフィア!」」
コウキとクルは光の粒子につつまり、そして転移した
アークソフィア・転移門前広場
シュイイーン(転移音)
コウキ「あぁやっと戻ってきた……」
クル「クルル!」
コウキ「はいはい装備回収ね」
コウキはクルの着けていた装備を回収するとクルは光だし、光が収まるとクルは子犬サイズになっていた。
アルゴ「おっコー坊じゃあないカ」
コウキ「ん?アルゴか……そうだアルゴ!」
アルゴ「何ダ?」
コウキ「いくつか頼みたいことがあるだ!」
アルゴ「ほウ?おねーさんに何を頼みたいんダ?」
コウキ「それがカクカクシカジカ……」
アルゴ「フムフム……なるほどナ」
コウキ「分かったか?」
アルゴ「分かるわけないだロ」
コウキ「デスヨネ~」
コウキはお願い事のいくつかをアルゴに頼んだ。
コウキ「できるか?」
アルゴ「だれに言っていル?」
コウキ「そうだな……じゃあお金と例の物は後程……」
アルゴ「あぁ…じゃあひと走り、行ってくるカ」
コウキ「お気をつけて~」
アルゴはコウキの元から去っていった……
コウキ「これで明日には……帰るかクル?」
クル「クルルルゥ!!」
コウキとクルはエギルの店へと帰っていった。
今回は……まあまあかな?次回をお楽しみに!