ソードアート・オンライン ・ホロウフラグメント・蒼の竜剣士と紫の少女の出会い [改稿中]   作:恋愛紳士

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次はキリトがアークソフィアに来てからの出来事がメインです!ではどうぞ!


思いがけない再会と新たな出合い

前回のあらすじ、茅場「ブラックアウト!!」

 

第76層へと進んだ俺たち攻略組はある異変に気づいた。

 

クライン「ここが76層か……75層の階段を上ったらログアウトできるかも……なんてちょっと期待したんだけどな……ん?なんだこれ?」

 

キリト「どうした?」

 

クライン「なんか……オレのアイテムの名前が文字化けしちまってんだよ……どうなってんだこりゃ?」

 

キリトも自分のアイテム欄を確認したら自分も文字化け 化しているのを見た。

 

キリト「本当だ、俺もなってる」

 

アスナ「キリト君!おかしくなっているのアイテムの名前だけじゃないよっ!」

 

クライン「なんだこりゃ!オレ様が必死こいて鍛え上げたスキルデータがあああ!」

 

キリト「…………俺のスキルも何個かロストしてるな」

 

アスナ「スキルはいくつか消えたりしているけどレベルの方はなんとか無事みたい」

 

エギル「おい!こっちでも問題発生だ!転移結晶の動きが普通じゃあなくなってるらしい」

 

キリト「エギル……状況を教えてくれ」

 

エギル「なんでも下の層に転移できなくなってるみたいだ」

 

アスナ「これからどうなっちゃうの……?」

 

キリト「……みんな!!聞いてくれ!」

 

攻略組の全員がキリトの方へ向いた。

 

キリト「このまま待っててもどうやら無駄みたいだ、ゲームシステムが不安定だし下層にも戻れない……これ以上致命的な不具合が出る前に先に進むべきだと俺は思う!」

 

アスナ「……そう……そうだよね、わたしたちの目的はSAOをクリアして現実に戻ることなんだから…」

 

アスナはみんなの前に立ち、声をあげた!

 

アスナ「……みんな……クリアを目指そうよ!!」

 

攻略組全員「「「おおおおおお!!」」」

 

攻略組の中には自分を奮い立たせる人もいれば円陣を組んだりと様々にいた、それをキリトはこう締めくくった!

 

キリト「俺たち攻略組の目的は……このゲームを攻略することだ!」

 

攻略組全員「「「おおっ!」」」

 

キリト「行こう……100層に!」

 

攻略組全員「「「おおっ!!」」」

 

そして俺たち攻略組は100層攻略の決意を新たにしたんだ。

 

決意を新たにした日からは、76層で起きたのは悪いことばかりじゃない、思いがけない再会と新たな出合いが待っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アークソフィア転移門前広場

 

キリト「なんだ……?文字化けしたアイテムが光ってる……よし……オブジェクト化してみるか」

 

アイテムオブジェクト化の操作したら光から少女がでてきた。

 

ユイ「ふぃ~っ!やっと外に出られました!」

 

キリト「ゆっ、ユイ!?」

 

アスナ「ユイちゃん!?ホントにユイちゃんなの!?」

 

ユイ「パパ!ママ!お久しぶりです!」

 

すると後ろの転移門から光だした!

 

リズ「ああ、よかった二人とも無事だったみたいね」

 

アスナ「リズ!?どうして来ちゃたの!?」

 

リズ「どうして来ちゃたの……ってそんな言い方はないでしょ」

 

全くもう!って感じでふんぞりかえってるリズにアスナはこれから起きることに内心ヒヤヒヤしながらも言った

 

アスナ「ええと、落ち着いてねリズ……実はもうリズは75層以下に戻れないのよ」

 

リズ「…………は?」

 

頭の上に?マークが見えるぐらいに呆けているリズ、それからアスナは事情を話したらリズは顔を青くしながら突然転移門に向け走り出した!

 

リズ「転移、リンダース!」

 

リズが消えたかと思いきや戻ってきた……

 

リズ「な、なんだ驚かさないでよちゃんとゲートは動くじゃあない……って」

 

キ(´・ω・`)ユ(・ω・)ア(´・ω・`)

 

リ(゜ロ゜)

 

リ(⊃ω⊂)コシコシ

 

リ(・ω・)パッ

 

キ(´・ω・`)ユ(・ω・)ア(´・ω・`)ノリズ~

 

リ(゜ロ゜)

 

アスナ「……こういうことなの下の層には戻れないのよ」

 

リズ「あ、あたしの《リズベット武具店》が……orz」

 

ガクッと分かりやすいくらいに落ちこむリズにキリトは声を掛けた。

 

キリト「戻れないのはつらいだろうけどこの76層にもきっといいところはあるはずだぞ」

 

リズ「グスッ……なによいいところって」

 

涙目なリズに慌てながらもキリトは答えた

 

キリト「たとえば……上層なだけあって下にはないレアな金属もたくさんあるだろうしな、それに鍛冶に関係するクエストだって発生するかもしれないじゃあないか」

 

リズはそれを聞いてしばらく考えると

 

リズ「たしかに最前線だもんね……ドロップアイテムも採取アイテムも下層とは段違い…か…」

 

リズは気持ちの整理が出来たのか、笑顔を取り戻した。

 

リズ「ありがとう、アスナ!キリト!さっそく《リズベット武具店》二号店となる場所を探しに行ってくるわ!」

 

リズはそう言うとキリトたちと別れて行った……そのあとに鍛冶スキルが下がっているのを確認し、悲鳴をあげたのはまた別の話……

 

そのあとキリトはアスナたちと別れて、ダンジョンを探索していると……

 

ピナ「きゅる!きゅるるぅ♪」

 

キリト「お前……ひょっとしてピナか?どうしてこんなところに……」

 

すると足音が聞こえてきた、そこには…

 

シリカ「ピナーっ!勝手に先に行っちゃ……あっ、キリトさんっ!!」

 

キリト「ってシリカまで!?」

 

シリカ「えへへ、お久しぶりですキリトさん」

 

キリト「ど、どうして……?」

 

シリカ「噂で聞いたんです、最前線でなにか事件が起きたらしいって…最前線にはキリトさんがいますから、だからあたしいてもたってもいられなくってそれで……でもお元気そうで安心しました。」

 

するとシリカは覚悟を決めた目でキリトに言った。

 

シリカ「あ、あたしキリトさんのお手伝いします!ご迷惑おかけしちゃうかもですけど……精一杯がんばりますから!」

 

キリト「……わかった、けどここはあぶないから1度街に戻るぞ?」

 

シリカ「はい!よろしくお願いしますキリトさん!」

 

ピナ「きゅるる!」

 

それから街に戻りシリカとは別れ、アスナと合流し、本来の目的である噂の『妖精』を探した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれからダンジョンをアスナと共に探したらついにみつけた!

 

アスナ「あそこ!」

 

そこには反対に向いていてその背中には小さい透明感のある羽根がはえていた……

 

妖精「ん?はぁ……!」

 

妖精はこちらに気づき信じられないって目をしてこちらを、キリトを見た

 

妖精「お兄ちゃん?」

 

キリト「お、お兄ちゃん?!」

 

タッタッっとその妖精は近づき、キリトの手を取った。

 

妖精「や、やっと会えた!お兄ちゃん!!」

 

そんな妖精を見たキリトたちは……

 

キ(゜ロ゜)ア(゜ロ゜)

 

呆然していた……それからはその妖精は事情を話した。

 

妖精「そう!桐ケ谷直葉、やっと信じてくれた?今はリーファだよ、あたしのアバターネーム、そ、そういうわけだから今日からこのゲームのプレイヤーだよ!よろしくね!」

 

アスナ「ふふリーファちゃんよろしく!それじゃあ街に戻ろうか」

 

それからキリトたちは帰り道を話ながら帰り、転移門広場に戻ってきたら……

 

アスナ「……!?キリト君、あれ!」

 

アスナが指差した先には空にあの時の歪みがまた出てきた……そこから一人の少女が現れ、そのまま全身出てきた瞬間に突然落ちてきた!

 

キリト「人!?まずい!間に合え!!」

 

キリトはスライディングでどうにかキャッチした。

 

そのあと、その起きたものの……

 

???「私、ここに来た前後のこと全然覚えたてなくて……空から落ちてきたなんて言われてもはいそうですかって納得なんてできるわけない」

 

それからキリトたちはその少女の名前を知るためにメインメニュー・ウィンドウの出しかたを教え、名前を知ることにした。

 

???「右手を……こう?ってなにこれ?」

 

そこにはレベルやパラメータなどのデータが出て、名前欄には……

 

???「……シノン、たぶんそれが名前みたい……」

 

こうして心強い仲間が加わり、76層の攻略を本格的に始めようとした矢先に……俺はコウキたちと出会った《ホロウ・エリア》に迷いこんでしまったんだ。

 

キリトアフター終了




3000文字突破したよ……次はあの天然子の登場?おたのしみに!

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