ソードアート・オンライン ・ホロウフラグメント・蒼の竜剣士と紫の少女の出会い [改稿中]   作:恋愛紳士

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二ヶ月以上の投稿出来ず、すみませんでした……

理由としては……小説書けるほどの自分の時間不足と……精神状態ではありませんでした……

祖母が九月に亡くなり……自分の誕生日に通夜なり……今度は小さい時にお世話になっていた親の知り合いが病気の痛みのツラさに自殺してしまったりと……とても書けるような精神状態ではありませんでした……

更には自分の日々生活で追い打ちかけられました……今までの小説で話してた散々破損しては修理した自転車が初日の通勤の朝に盗まれたことを発覚してその日初めて遅刻なりました……

その後もやることなすことの大半が裏目に出て……もう何もかも嫌になりました……

……けど今ではそれらも回復して、こうして書けるようになりました……!

これが今年最後の投稿となり、本当にすみませんでした……!

それと、自分のことをメッセージで心配してくださった、吉昭様……ありがとうございました!

最後に皆様へ、よい年越しを!!ではどうぞ!!


ランとハンクたちとの出会い前編

前回のあらすじ、蘇りし伝説

 

時を遡り……キリト達がハンクの救出しに来たその頃……ユウキとランは……

 

情報集積遺跡内部・秘匿エリア

 

ユウキ「おうりゃあああ!!」

 

ガキン!!

 

ザザ「ぐっ……!」

 

ザザはユウキの剣撃に押されていた……!

 

ザザのHPはイエローゾーンにまで下がり……それもいくつもの回復系を半分以上減らしての結果で……ユウキは今だグリーンゾーンを保っており……回復もポーション系を幾つか使ったぐらいだった……!

 

ザザ「なぜ……だ、なぜ、この俺が……こんな、小娘を、相手に、押されている……!?」

 

ユウキ「……当たり前だよ……そんなの」

 

ザッ!

 

ユウキは剣を構えながらもザザを見据えながらこう言った……!

 

ユウキ「君とボクとでは……剣に懸ける想いが違うんだ!!」

 

ザザ「な、に!?」

 

ユウキ(コウキは……今まで……この無慈悲な世界を……たった一人……なにも知らないはずの人達の為に……助けたくて……けど、ただ助け出すことも出来なくて……だからやりたくないのに……それでもその人達を斬り……そしてその人達の悪夢のような日々から救い出した……けどコウキには心の傷を残り続けた……それでもそれを今まで……キリト達には見せなかった……!)

 

ユウキはギュ!っと剣を握りしめた!

 

ユウキ(本当は……辛かったんだろうに……本当は……自分が誰かに助けてもらいたかっただろうに……けど、自分と同じ思いを味あわせたくなくて……だからコウキは一人で戦い続けた……けど今は……!ボクらがいる……この戦いはフィリアを助ける為にも……!何より、今までの、心を犠牲にしていたコウキの為にも……!!)

 

ユウキ「負けちゃダメなんだ……!負けられないんだ!!」バッ!

 

そう言ってユウキはまだザザに挑みかかった……!

 

 

 

対してランは……

 

ジョニー「シャ!!」シュン!!

 

ラン「はぁ!!」カキン!!

 

ジョニーの投げる毒投げナイフをランの蛇剣を伸ばしてそのまま打ち払い、毒投げナイフを叩き落としていく!そして!

 

ラン「はっあああ!!」ダッ!

 

ジョニー「っ……!?」

 

ガキン!

 

ランはすぐさまジョニーに向け飛び込み……片手剣ソードスキル・バーチカルをジョニーに向け斬りかかる!……がそれをジョニーはそれを毒ナイフで受け止める!

 

ジョニー「こっんのおおお……!アマが!!」シュン!!

 

ラン「っ……!やっ!!」ヒュ、ゴロン!シュバ!!

 

ジョニー「くっこの!!」シュ!ガキン!

 

ジョニーは受け止めていた毒ナイフをそのままランの蛇剣を受け流し、体勢を崩したランに向け隠していた毒投げナイフをそのまま背中を斬りつけようとする……が!ランは足を使って地面を蹴り、前へと前転することにより避け、そのまま返しに蛇剣を伸ばしてジョニーへと斬りかかる……がそれもジョニーは毒投げナイフをランの蛇剣に当て、スピードが落ちたところを横に転がり避けた……!

 

ジョニー「ちくしょおおお!!何でだよ!何でなんだよ!?この俺が!!こんなアマに!!押されているんだ!?」ガシガシガシガシ!!

 

ラン「…………」

 

ジョニーが頭に着けているずだ袋ごと髪かきむしり、血走った目でランを見る……がランはそれをただ冷静に見据えるだけ……それが更にジョニーの怒りをかった!

 

ジョニー「何だよ……!何なんだよ……!?お前は!?この俺が押しきれないような相手が今まで無名だと!?ありえない……!てめぇ!!只の腰巾着じゃねぇのか!?ありえねぇ……!何なんだよその力量は!?」

 

ラン(腰……巾着ですか……)

 

ランはふっと自分の剣……黒紫鱗蛇剣を見て自身の過去……ハンク達との出会いを思い出した……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ランサイド

 

2023年11月……あの日……この世界(アインクラッド)に閉じ込められてから約一年……その時の最前線は48層で、その頃の私は40層で……中層プレイヤーとして活動していた……

 

その頃の私はプレイヤークエスト……プレイヤーが発注するクエストで、そしてそれ用の建物……クエストハウスがあった……

 

内容は欲しがってる素材アイテム届けたり……他のプレイヤーと協力してクエストを挑むなどで……そしてそれを受ける私は傭兵プレイヤーとして勤しんでいた……

 

私はその中層プレイヤーの中では上位に入っており、中層プレイヤーの中では少しばかり有名だったりする……そしてその気になれば攻略予備軍・攻略組にも入れたりするのだが……その頃の私はそんな事はせず……困ってるプレイヤーを助ける為に……私はただ剣を振るう……そんな毎日だった……そんなある日だった……

 

その日はいつも通りプレイヤークエストを受けようとしたのですが……!

 

ドン!ゴロゴロ!!

 

プレイヤー『た、助けてくれ!!』

 

突然、クエストハウスに転がりこむように、ボロボロのプレイヤーが入ってきた……!

 

ラン『ど、どうしました!?』

 

事情を聞いたところ、35層……通称『迷いの森』で三人で攻略してたところ……35層最強クラスモンスター『ドランクエイプ』が帰り道先々で出会ってしまい……帰り道の為、アイテムや武器が消耗してしまい……ついには他の二人とははぐれてしまったらしく……

 

それもこの迷いの森は広大な広さで、まるで蟻の巣のように複雑で通り道はランダムで入れ替わってしまい……転移結晶も使って何処かの森に移動するだけで、実質使用不能で……道具屋にて高価な地図アイテムを見ながら出ないと無事に帰ってこれないのだ……そしてその地図アイテムは目の前のプレイヤーが持っており、他の二人は持っていないとのことだった……!

 

今は安全地帯に逃げ込んだらしく……そこから動いてないのだが……それも時間の問題だった……助けに行こうにも目の前のプレイヤーは消耗しててすぐには動けず……クエストハウスにいるプレイヤーは運悪くもレベルの低いプレイヤーしかいなかった……なので私は……

 

ラン『……わかりました、私が救出しに行きます!』

 

そうして私は逃げ遅れたプレイヤー二人の救出しに単身、向かいました……

 

結果としてはプレイヤー二人とは出会えました……がどうやらこの層は安全地帯に近づけば近づくほどにモンスターが増加していくようで……その為に私はプレイヤー二人に預かった地図アイテムと回復系のアイテムを半分渡し、そして私自身を囮としてその場を残りました……

 

そこまではよかった……

 

がしかし……4~6体のドランクエイプを相手しながら隙を突いて撤退しようにも……あと少しのところで道が入れ替わってしまい……中々元のへと戻れずにいました……

 

……次第に装備やアイテムよりも先に……精神的に疲労 が増えていき……そしてついには……

 

ドランクエイプA『ゴアアアッ!!』

 

ブン!ガキン!!

 

ドランクエイプの棍棒が私の右手に当たり、持っていた剣が遠くへ飛ばされてしまった!

 

ラン『しまっ!?』

 

ドランクエイプB『ガアアアッ!!』ブン!

 

ラン『きゃあ!?』

 

ドスッ!!ザッアアア……ガン!!

 

ラン『がっ……!』

 

2体目のドランクエイプがスイッチで入れ替わり、そのまま棍棒を横にスウィングして、それをまともに喰らってしまい……地面に転がり……そのまま木に叩き込まれてしまいました……!

 

ラン『うっ……!くっ……!』

 

ラン(体に……力が……入らない……!)

 

そして運悪くスタンしてしまい、立ち上がることもできませんでした……

 

ドランクエイプABC『『『ガアアアッ……!』』』

 

そして他のドランクエイプが続々と集まってきました……その時の私は自分の死を悟りました……!

 

ラン(こんな……ところで……!……母さん……父さん……ユウキ……)

 

ドランクエイプA『ゴアアアッ!!』ブン!!

 

このとき、あまりの怖さに目をつぶりました……!

 

ラン(ごめんなさい!)

 

けど次の瞬間!!

 

ズバッ!!

 

ラン(……………………?)

 

謎の切断音と……何時までもこない衝撃に……おかしくおもい……そっと見ると……

 

ドランクエイプA『……ガッ!?』

 

パリパリパリィーン!!

 

ラン『……えっ?』

 

突然ドランクエイプたちがその身をポリゴンとなって消え去った……!そしてドランクエイプたちがいた場所の後ろに一人のプレイヤーが立っていた……!

 

そのプレイヤーは……ツンツンとした蒼色の髪をしてて……後ろ髪は赤色の髪止めで止めてて、それは背中にまで伸びていた……

 

目は青みがかかった黒目で……力強い眼差しでこちらを見ていた……体は赤色を基調にし、所々が黒が入った……威圧的な鎧を着ていた……そしてその右手には紅と黄金で彩られた……巨大な両手剣を握られていた……

 

???『やぁれやれ……探してる奴がこの森へ救助しに行ったっと言っていて探してみたら案の定ピンチになっているじゃねぇか……』

 

ラン(だ……れ……?)

 

???『お前が救助しに行った二人……無事保護した……お前に感謝してたぞ……それでお前を助けてくれと頼まれた……こっちとしても願ったり叶ったりだがな……』

 

ラン(そう……か、あの二人……助かっ……たんです……ね……)

 

ラン『よか……った……!』

 

???『お前の勇敢な行動が二人を救った……よくやったな』

 

ラン(……お礼を……言わない……と……!)

 

ラン『あな……た……は?』

 

???『俺か?俺は……ハンクだ』

 

ラン(ハンク……さん)

 

ラン『ありがとう……ございます……!』ガクッ!

 

ハンク『ん?なっおい!?……気を失ってる……やれやれだ……』

 

そこで私は意識を失ってしまいました……

 

それが……ハンクさんと私の……初めての出会いでした……

 

ランサイドエンド


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