ソードアート・オンライン ・ホロウフラグメント・蒼の竜剣士と紫の少女の出会い [改稿中]   作:恋愛紳士

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恋愛紳士「だから(ポロリ)ねぇよ」


コウキ「ドッキドキ!ホロウビーチ!!~美少女たちのポロリもあるよ!!~中編!!」

前回回のあらすじ?コウキ「ちょ!?口や鼻に海水がアッー!!?」

 

あれからコウキたちは海で遊んでいたあと、ユウキとラン(シノンも手伝った)の特製弁当を食べたあとは……

 

コウキ「さて、場も盛り上がったところだし……そろそろイベントを開始するか」

 

フィリア「イベント?」

 

コウキ「そう、ただ遊ぶだけじゃあつまらないからな、色々催しを用意した」

 

キリト「そういえばコウキ一人でなんかこそこそしてたな」

 

ラン「おもしろそうですね!」

 

ハンク「イベントって言うのだからなんか優勝賞品とかあるのか?」

 

コウキ「もちろん、イベント一つ一つに1位になったら賞品が貰えるぞ」

 

ユウキ「これは……負けられない!」

 

コウキ「じゃあ早速……っていいたいがその前に……」

 

コウキは木で作られたカウンターのところから木の棒とタオル、そしてスイカを取りだした、つまり……

 

ユウキ「うわぁ!スイカ割りかぁ!!」

 

コウキ「やはりこれは欠かさないでしょ」

 

シノン「……なんかこのスイカ大きくない?」

 

シノンが言うように、目の前にあるスイカは通常のスイカよりも一回り、二回りも大きかった!

 

例えると桃○郎の大きな桃ぐらいの大きさだった!

 

コウキ「流石に人数が多いからこれぐらいの物じゃあないと、それにこれモンスタードロップだし」

 

フィリア「えっ?」

 

キリト「……ああ、どこかで見たことあるなと思ったらあれか……?」

 

ハンク「確かこれ、モンスタードロップの中でレアドロップの物じゃあなかったか?」

 

コウキ「エギルに今回のイベントのことを話したらタダでくれた」

 

キリト「あのエギルが?……明日は槍が降るな……ぐへっ!?」

 

するとヤシの木からヤシの実が一つ、キリトの頭に落ちてきた!

 

コウキ・ハンク「「プギャーWWW」」m9(^Д^)

 

シノン「余計なことを言ったからバチが当たったのね」

 

フィリア「だ、大丈夫?」

 

ラン「……ちょっとツボってしまいました……」

 

ユウキ「ボ、ボクも……」

 

クル「クルル!」

 

キリト「お、お前らなぁ……」

 

コウキ「まぁそんな奴はほっといてスイカ割りしようぜ!」

 

キリト「ひでぇ!?」

 

………………………………………………………………

 

コウキ「じゃあ一番手、フィリア!」

 

フィリア「よーし!当ててみせるわ!」

 

ユウキ「頑張って!」

 

フィリア「ファイトです!!」

 

フィリアは棒に頭を乗せ、その場を10回ほど回って……!

 

コウキ「その場を右右右」

 

ユウキ「そのまままっすぐ~」

 

ラン「ちょっと左へ……はいその場で」

 

キリト「振り下ろせ!!」

 

フィリア「やああ!」

 

パコン!

 

フィリア「?……あれ?割れてない……てか跳ね返った!?」

 

コウキ「……やはり大きい分、耐久性も上がってるのか?」

 

キリト「だろうな」

 

ハンク「なら俺が」

 

コウキ・キリト「「むしろ破裂して食べられなくなるから止めろ」」

 

ハンク「解せぬ」

 

ユウキ「じゃあ次はボクだね!」

 

そう言ってユウキは棒に頭を乗せて、その場を10回ほど回って……!

 

ラン「右になってるから左へ」

 

ハンク「真っ直ぐ、真っ直ぐだ!」

 

シノン「左に行き過ぎたから右へ」

 

コウキ「よーしそこでストップ、今目の前にあるからな!」

 

ユウキ「なら……「ホリゾンタル」!!」

 

ズバッ!ずりぃ……

 

コウキ「……スイカをソードスキルで斬る……だと?」

 

ユウキ「わあっい!割れたぁ!!」

 

ラン「……ユウキ、これスイカ割りじゃない、スイカ「斬り」よ」

 

ハンク「うまい」

 

半分に割れた(斬れた?)スイカを仕方ないので包丁で切ってみんなで食べた。

 

コウキ「ぶっほ!?しょ、しょぺえ!?誰だよこれ!?塩かけすぎだろ!?」

 

ハンク「WWW」

 

ラン「こら!ハンクさん!」

 

フィリア「……コウキ、半分でよければ食べる?」

 

そう言ってフィリアはスイカを半分に割ってコウキに渡す。

 

コウキ「いいのか?」

 

フィリア「うん」

 

コウキ「そうか、じゃあ頂くな……うん、旨い」

 

フィリア「よかった」

 

ユウキ「…………ぷっ!ぷっ!ぷっ!ぷっ!」

 

シノン「……よく飛ぶわね……たね」

 

……………………………………………………………………

 

コウキ「え~、ではホロウビーチ・イベント、第一回目は『ビーチフラッグラン』です!」

 

コウキが指さした先には小さい砂山の上に赤い小さなフラッグが風に揺れていた。

 

ラン「確か……誰よりも速くあのフラッグを取ったものが勝ちですよね?」

 

コウキ「そう、『無事に』あのフラッグを先に取ったものには『特製ミックスジュース』をゲットできるぞ」

 

ハンク「なんだ、ただのジュースか……俺はやら(ry」

 

ユウキ「?『無事に』?」

 

コウキ「ちなみに兄貴には特別に最高級のお酒一口分を」

 

ハンク「ヒャッハー!!!あのフラッグは俺のものだあ!!」

 

ラン「ハンクさん……(汗)」

 

シノン「ほっときなさい、いつものことでしょう?」

 

コウキ「ちなみにこれは男女、分かれてやるので……どっちからやる?」

 

フィリア「じゃあ私達からやるわね」

 

コウキ「ラジャス!ふふふ……」

 

ユウキ(なんか企んでるな……)

 

……………………………………………………………………

 

コウキ「じゃあ位置について……よーい……ドン!」

 

バッ!

 

コウキ「先に進んだのはフィリアだ!」

 

順位では一番はフィリア、二番はラン、三番はユウキで最後尾にはシノンだ。

 

フィリア「特製ジュースは頂くわ!」

 

ラン「流石に速い……!」

 

ユウキ「…………」

 

シノン「くっ……!」

 

そうして今、フラッグまで、すぐ目の前にまでに辿り着いた!

 

フィリア「よし!フラッグゲッ(ry」

 

ズボッ!

 

フィリア「えっ?キャア!?」

 

ラン「なっ!?」

 

ユウキ「……やっぱり、なんか仕掛けてたなコウキ……」

 

シノン「ちょ!?なに!?」

 

突如としてフィリアが偽装してあった『落とし穴』に落ちた!

 

そしてフィリアは……

 

フィリア「ちょ、ヌルヌルする……ちょっと何処に入って!?」

 

……大量のウナギにヌルヌルされてました、そしてフィリアのいる落とし穴にコウキは。

 

コウキ「……『こういったイベントにトラップはつきものなんだZO☆』」( ^ω^)b☆

 

フィリア「『ZO☆』じゃあないわよ!!!」

 

ユウキ「フラッグゲッチュ!!」

 

女達・コウキ「「「「あっ」」」」

 

こちらが話し込んでいるうちにユウキはフラッグをゲットした……ズル!?

 

ユウキ「えっとなんだっけ……そうだそうだ!『勝てばよかろうなのだぁ!!』」

 

コウキ「カ○ズ!?」Σ(゜Д゜)

 

フィリア「今はそんなことより助けてよ!!」

 

めっちゃドヤ顔で言うユウキはさておき、縄を使って助けだすコウキ、そのあとはフィリアはウナギのヌルヌルをとるため海へと向かっていった……

 

そのあと殴られたのは言うまでもない……

 

フィリア→( #°Д°)⊃鰻))Д´)ヒツマブシ!?←コウキ

 

………………………………………………………………………………

 

コウキ「えーでは、男子ビーチフラッグランを開始します……まだヌルヌルする……」

 

フィリア「…………」

 

シノン「…………」

 

キリト「いよいよか……落とし穴には注意しないと」

 

ハンク「最高級酒……絶対に頂くぞ……」

 

ラン「頑張ってください!」

 

ユウキ「では、よーい……ドン!」

 

バッ!

 

キリト「……慎重に行かないとな」

 

バッ!

 

コウキ「おっさき~!」

 

キリト「なっ!?」

 

キリトは腰を屈めて落とし穴があるかどうか調べながら進んで行くが、コウキはそれをキリトの横を走り抜いた!!

 

コウキ「ふははははは!!誰がこの落とし穴を作ったと思ってる!当然落とし穴がある場所など知っているわ!!」

 

キリト「おいズルイぞコウキ!?」

 

コウキ「さっきユウキが言っていたことと同じことを言ってやろう『勝てばよかろうなの(ry』」

 

すると突然後ろから!?

 

ゲシッ!!

 

コウキ「「え"っ」」

 

コウキの背中をヤクザ蹴りをしたハンク、そしてそこには!

 

ハンク「落とし穴がある場所は、なにもお前だけじゃあない」

 

ズボッ!ザックッ!!

 

コウキが仕掛けた落とし穴が、そしてその落とし穴には沢山のウニが蠢いていた、そしてそんなウニの落とし穴に落ちたコウキは…………

 

コウキ「ギィニュア"ア"ア"ア"!!?ウ、ウニが足やらケツやらに突き刺さって!!?兄貴!!キサマァア"ア"ア"!!!」

 

ハンク「これぞゲス道!プギャーWWW!!!」

 

パッシ!

 

ユウキ「しょ、勝者、ハンク……」

 

ハンク「ヒャッハー!!!最高級酒ゲットォ!!」

 

キリト「さすがハンク、えげつない、そしてゲスい」

 

コウキ「……………………」チーン……

 

ラン「ちょ!?海坊主ならぬウニ坊主になっているコウキさんの救助を!?」

 

シノン「これ……持つところにまでウニの棘が……」

 

フィリア「自分の落とし穴に落ちて……自業自得ね」

 

ユウキ「そ、そんなこと言わないで助けないと!?」

 

ハンク「ぷっはぁ!こいつは旨い!!」

 

みんな「「「「「「飲んどる場合か!?」」」」」」

 

………………………………………………………………

 

コウキ「えぇ……お次は射撃スキル系を持つ人への挑戦、『海上的当て』です!……あっ、まだこんなところに棘が……」

 

サボテン男みたいになっていたコウキをみんなで抜いてもらって、今は海の前に集まっていた。

 

コウキ「ルールは簡単、あの海に浮かんでいる的を制限時間以内に各自の飛び道具で当てる、勝敗は的に当てた数とする。」

 

ラン「あのぉ、私達は飛び道具がないのですが……」

 

コウキ「お嬢は蛇剣で斬ればいいじゃないすか?伸びるし」

 

ラン「……………………」グッ!

 

コウキ「じょ、冗談、冗談だからその拳を引き絞らないで!?」

 

ラン「……まったく……」

 

コウキ「ふぅ……お嬢たちには別の用意してるんで、さぁ参加者は……兄貴・キリト・シノン、そして俺だ」

 

キリト「さっきは負けたしな、ここで勝利をしないとな」

 

ハンク「むろん、連勝だ、次の賞品はなんだ~」

 

シノン「……これなら私も……」

 

コウキ「それじゃあ順番を決めるじゃんけん、せ~の!」

 

…………………………………………

 

キリト「よっし、まずは俺からだな」

 

ユウキ「キリト~がんばれ~」チュー

 

フィリア(……美味しそうだなぁ……特製ミックスジュース……)

 

ちなみに順番はキリト・コウキ・ハンク・シノンの順である。

 

キリト「(波で揺られて狙いが……)……せいっ!」

 

シュ!……ポチャ!

 

コウキ「ハズレ~w」

 

キリト「くっ!この」

 

シュシュシュ!……ポチャチャチャ!

 

ハンク「全弾ハズレ~w」

 

キリト「チキショー!!」

 

その後もキリトは工夫しながらも投げつけるが飛び道具がピックな為、軽いピックはソードスキルでも使わないと届かず、距離的には届いても波に避けられたり、波風の影響で明後日の方向に飛んでいったりとで散々、結果は……

 

コウキ「制限時間全部使って……10個の的のうち……2個とか(爆笑)」

 

ハンク「まぁ、ピックにしてはよくやったじゃあないか?」

 

シノン「ま、ドンマイね」

 

キリト「orz」

 

コウキたちの散々な言われように砂浜の上で崩れるキリト……

 

コウキ「さて、次は俺だな」

 

そう言ってコウキはいつも使っているクナイを取りだし、狙いを定める。

 

コウキ「最初の一投目で風を掴む」

 

ハンク「どこのワ○ウだw」

 

シュ!……ポチャ!

 

コウキは的に向かって投げつけたがクナイは的から少し外れて当たらなかった。

 

コウキ「……よし、次は!」

 

シュ!……カツン!!

 

次に投げたクナイは見事!的に当たった!

 

コウキ「よっしゃ!!どんどん行くぜ!!」

 

シノン「……………………」

 

………………………………………………………………………………

 

ハンク「クソ!あともうちょいだったのに……!」orz

 

コウキ「あと少し……届かなかった……!」orz

 

キリト「orz」

 

シノン「私の勝ちね」

 

その後の総結果はコウキは9個、ハンクはその下の8個、そしてシノンは見事10個の的を全部当てた!

 

コウキ「やっぱり、弓のほうが狙いやすいか……」

 

シノン「……投擲で9個も当てるほうが凄いと思うけど?」

 

コウキ「慰めるな!余計に惨めになるわ!」

 

シノン「そう……よかった」

 

コウキ「ほ!め!て!ね!え!わ!!」

 

ユウキ「あっ、あはははは……」

 

シノンの言葉に憤慨するコウキに苦笑するユウキだった……




遅れてすまぬ、そして前編と後編で終わらそうとしたのに長くなってしもうた(・ω・`;)

次回もお楽しみに!(´・ω・`)

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