魔法科高校にチート美少女が入学したら!?   作:Aira

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更新遅くなりました。

つい先日までケータイ止まってました、大変申し訳ありませんでした(--;)

さぁ本編始まるよ~


高校入学、出だしは上々…か?

「達也の妹って確か、司波深雪だろ?あの総代の子。話には訊いていたけど本当に美人なんだな」

 

「あり?セッカ何で知ってるの???」

 

「達也の両親とボクの両親が知り合いでね、何回か訊かされたことがあって。

後は式の前に達也にチラッと訊いて」

 

ちょっと違うが……まぁ、嘘ではないし大丈夫か。

 

 

「確かに司波くんと面差しが似ていましたね…。なんだか納得です」

 

「……似てる…か?」

 

「まぁ、顔は似てないわな。達也の綺麗さとは種類が違うし」

 

「お二人のオーラは凛とした面差しがとてもよく似ていますから、やっぱり兄妹だからですかね?」

 

 

「ん?ってことは双子なのか?」

レオが尤もな疑問を口にすると。

 

「よく訊かれるが違う。

俺が4月生まれで妹が3月生まれなんだ」

 

まぁ、普通は双子だと思うよなぁ……

幹比古も凄い納得顔で頷いているし

 

 

「それにしてもオーラの表情がわかるなんて、『眼』が良いんだね。美月は」

 

「え?美月、眼鏡掛けてるよ?セッカ」

 

「そういう意味じゃないよ、エリカ。それに美月の眼鏡は度が入っていないだろう?」

 

ちょっとよく視れば度が入ってないことがわかるけどなぁ?

 

 

って……あれ?

美月が固まっちゃったんだけど、ボク何かまずいこと言っちゃった???

 

 

「お待たせしました、お兄様!」

「深雪、早かったね?」

 

……って、どうしようか考えていたら達也の妹が来たよ。ナイスタイミング!!

 

「こんにちわ、司波くん。また会いましたね」

 

あれ?この人って、生徒会長の七草(さえぐさ)真由美さんじゃないか?達也いつの間に会ったんだ

 

一方で達也はというと、無言で頭を下げていた。無愛想にも程があるんじゃ……

 

 

「あれ、さっきの……」

 

あ、さっき端末見つけてくれた副会長さんも一緒だったんだ

 

「先程はありがとうございました副会長。

お陰で助かりました」

 

「あ、いえ気にしないでください。

大したことはしてませんから……」

 

副会長は謙虚な人。とボクは心のメモに書き足した

 

 

 

「お兄様、そちらの方々は…?」

 

「ああ、紹介するよ。クラスメイトの西城レオンハルト、吉田幹比古、千葉エリカと柴田美月。それから……」

「姫柊雪花だ、ボクのことはセッカと呼んでくれ。キミのことは深雪と呼んでいいかい?」

 

「あ、あたしも深雪って呼んでいい?

あたしのこともエリカでいいからさ」

 

「ええ、いいわよエリカ・セッカ。苗字じゃお兄様と区別がつきにくいもの」

 

へぇ、結構友好的なんだな~

 

「あはっ、深雪って案外気さくな人?」

 

「貴女は見た目通りの開放的な性格なのね。エリカ」

 

「え?じゃあボクは一体どういう印象なのさ、深雪?」

 

 

「そうね…もの凄く大人びた女性のような子かと思っていたんだけど、話してみたら少年みたいな口調にびっくりしたわ。」

 

「それはボクに女性らしさが欠けている。と言いたいのかい……?」

 

いくらボクでもそれは傷付くぞ…

 

 

「深雪、生徒会の方々の用は済んだのか?

まだなら適当に時間を潰しているが…」

 

あ、こら達也!深雪がピンチだからって話を逸らすなこのシスコンっ!!

 

「大丈夫ですよ、今日は挨拶をさせていただいただけですから。

深雪さん…と私もお呼びしていいかしら」

 

「あ、はい」

 

「では詳しい話はまた日を改めてということで」

 

「ですが会長、それでは予定が…!」

 

「予めお約束していたものではありませんから。別に予定があるなら、そちらを優先すべきでしょう?」

 

「は、はい…」

 

副会長、正論で敗れたり……

御愁傷様。

 

 

 

…後、生徒会長さんの微笑みがビミョーに気になる。なんと言うか……純粋な微笑みに見えないのはボクだけかな?

 

「それでは深雪さん、今日はこれで。司波くんと姫柊さんもいずれまた、ゆっくりと」

 

えっ、なんでボクも含まれてるんですか会長サン?達也はわかるけどさ。

 

 

…って会長さん行っちゃったよ

 

ーーーーーーーーーー

 

 

「…それじゃあ帰ろうか」

 

色々と予想外な出来事が続いたが、まぁ問題視することはないだろう。

 

 

……寧ろいい傾向かもしれない。

 

セッカとの会話を観ていた限りだと副会長もあまり差別意識がないようだったし、深雪もこれなら上手くやっていけるだろう。

 

 

「せっかくですから、お茶でも飲んでいきませんか?」

 

「いいね、大賛成!

美味しいケーキ屋さんがあるらしいんだ」

 

「へぇ、ケーキ屋さんの場所とかちゃんとチェックしてるんだな」

セッカの言葉に対してエリカは

 

「当然っ!大事なことでしょ?」

 

「「当然なのか…/そういうものなのか?」」

 

「どういたしますか?お兄様」

妹の問いに達也は

 

「いいんじゃないか?せっかく知り合いになったことだし」

「じゃあさっさと行こうぜっ!」

 

レオの声に皆動き出す。




短くてごめんなさい!!

近いうちにまた更新します。
感想お待ちしています(^^)

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