幼馴染みは赤龍帝   作:幼馴染み最強伝説

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悪魔会合

 

冥界に着いた翌日。

 

俺は適当に魔王領の都市ルシファードを散策していた。

 

何故一人で散策しているのかというと、それはイッセー達が若手悪魔のレーティングゲーム開始前の会合に行っているからだ。

 

今の今まで眷属候補としておまけでついてきたが、こればかりはダメらしい。

 

もっとも、俺自身としても面倒臭い行事に出なくてもいいし、老害共の小言なんて聞きたくない。

 

しかしながら、悪魔の街とはいっても、人間界とはあまり変わらないらしい。

 

幸いにして悪魔文字はリアス部長から必要最低限レベルは聞いたので、ある程度わかるし、悪魔は勝手に俺にわかるように日本語翻訳されて話すわけなので、一人でも問題ない。

 

うーん、それにしても………

 

「何故ここまで注目されるのだ?」

 

普通にぶらぶらと歩いているだけだというのに、周囲の悪魔達は俺の方へと視線を向けてくる。

 

まぁ、妙に絡んでこないだけマシなんだが、チラチラ見られ続けるというのもウザい「おんや?こんな所で珍しい奴にあったねぃ」何?

 

聞き知った声が耳に届いたので、思わず振り向くと、そこには古代中国の鎧を着けた整った顔立ちの男。

 

「お前確か……」

 

「久しぶりだねぃ、氷姫の姉ちゃん。確か大神智代って言ったっけか?」

 

気さくな笑みを浮かべて、話しかけてきたのは以前イッセーと引き分けて行動不能になっていたヴァーリを迎えに来た禍の団(カオス・ブリゲード)の一員、美猴だった。

 

「何の用だ?」

 

「別に。特に用はないけどねぃ。なーんか、暇つぶしてたら、ヴァーリのお気に入りが見つかったから、声かけてみただけさ」

 

「そうか。ではな」

 

こんな奴に関わったっていい事なんか何もない。

 

早々に去ろうとしたら、俺の前に先回りしてきた。

 

「ちょい待ち」

 

「なんだ。私は別段忙しいわけではないが、お前の相手をしている暇はない」

 

「連れないねぃ。ま、そこが魅力でもあるけど………こいつはクセが強い分、デレた時の破壊力が凄そうだ」

 

こいつ、人を引き止めておいて、何一人でぶつくさ言ってるんだ。

 

「どけ、美猴。私はーー」

 

「おっと、こいつは済まねえ。さ、行こうぜぃ」

 

「………何故、お前は当然のように私と何処かへ行くつもりなんだ?」

 

「そりゃあ、決まってるじゃねえか。目の前に興味のある知り合いの美少女がいる。そして相手も俺も暇。なら、一緒に時間潰すしかない。一人よりも二人ってねぃ」

 

一体どういう理屈なんだ。しかも知り合いと言っても敵同士であって、決して仲良くしていいような相手じゃないんだぞ。

 

とはいえ、こいつは言っても聞かなさそうな相手だしな。

 

「………好きにしろ。暇だとか言っても聞く耳はもたんぞ」

 

「お、許可が下りたぜぃ。こりゃ、帰ったらヴァーリに自慢だな」

 

やめろ、絶対に面倒なことになるだろう。いやだぞ、俺は。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

美猴が勝手についてきてから、かれこれ一時間弱が経過したわけだが、意外にも美猴の奴は「暇だ」とか小言を言うことなく、鼻唄を唄いながら、俺の隣を歩いていた。

 

てっきり、珍しい事をするでもなく、ただ悪魔の街をぶらついているだけなのだから、こいつにとっては暇なものとばかり思っていたが……。

 

「なぁ、氷姫」

 

「なんだ」

 

「勝手についてきた俺が言うのもなんだけどよ……」

 

やはり暇だったか。まぁ、本当に勝手についてきただけなので、だったらどっか行けという話だがな。

 

「もうちょい女っぽい事しねいのかぃ?」

 

「………はぁ?」

 

「いや、第三者の俺が口を挟むのはあれだけどよ。お前さん、見た目はいいし、中身も難易度高い分、寧ろプラスだが、ちょっと男らし過ぎると思うんだ」

 

男らしいも何も元男だしな。それに一緒にいた人間がイッセーな分、女らしい行動なんてどうしろと言うんだ。イッセーのご両親にも言われたが、皆目見当もつかない。

 

「なら、私が「きゃー、これかわいいー」みたいな事でも言えばいいのか?」

 

「そんな真顔で言われてもねぃ………もっと、こうそれっぽく言ってくれないと」

 

「無理に決まっているだろう」

 

第一、そんなタイプじゃない。いまどきの女子のように振る舞えなんて不可能に決まっているんだ。

 

「こりゃあ、ヴァーリとくっ付いたら異色どころじゃないぜぃ」

 

「安心しろ。その可能性はない。あんな彼女でも強ければ戦闘を挑みそうな戦闘狂など、願い下げだ」

 

「じゃあ、赤龍帝?」

 

「それも………おそらく無いだろうな」

 

「うん?そいつはどういうーー」

 

美猴が何かを言いかけた時、目の前に何者かが立ち塞がっていた。

 

「こんな所に人間とは、珍しい事もあるもんだ」

 

「迷い込んだんじゃねえの?人間の中にもごく稀に冥界に通じる場所から転移してくる奴もいるし」

 

立ち塞がる輩はやたらと図体のデカい褐色の肌に角を生やした男が二人。まぁ、悪魔だな。

 

「そこをどいてくれ。通行の邪魔だ」

 

俺がそう言うと悪魔達は笑う。

 

「これはこれは強気な嬢ちゃんだ。俺達を見ても、そんな余裕があるとはな」

 

「ひゃははは。まあまあ、俺達はお嬢ちゃんを此処よりも良いところに連れてってやろうと思ってさ。善意で声をかけたんだ」

 

善意……ねぇ。

 

さっきから人の身体をジロジロと見てる癖に。

 

「断る。私は私の意志でここにいる。お前達に付き合う道理は無い」

 

「はははっ。そう言うことらしいぜぃ。ま、拉致ろうとしてたのに、五体満足なだけありがたく思った方が良い。特にこの氷姫の場合は」

 

「ッ⁉︎なんだと、てめえーーッ⁉︎」

 

激昂した悪魔が美猴に掴みかかろうとした瞬間、悪魔の身体が宙を舞った。

 

「どきな。お前らみたいなやつらが、触れていいような女じゃないんだぜぃ」

 

おおっ、なんか美猴っぽくない決めゼリフだ。

 

美猴がそう言って脅すと、もう片方の悪魔が一撃でのされた悪魔を担いで、逃げていった。どこまでも三下だな。まるで美猴を立てるために出てきたみたいなやつらだ。

 

「すまないな、美猴」

 

「いいって事よ。氷姫に何かあると、ヴァーリにどやされるのは俺でねぃ」

 

そう言って美猴は肩を竦めた。

 

「ま、俺っちとしては謝るよりも礼を言われた方が嬉し………どうした?氷姫」

 

「美猴。あれはなんだ?」

 

「あれ?」

 

俺の指差した方向を見る美猴。俺の指差した方向にいたのは、一匹の小さい子犬だったーー頭が三つある。

 

「ありゃ、ケルベロスの子だな」

 

「あれがか?どうすれば、体長四メートルを超すバケモノになるんだ」

 

いくら頭が三つあるからって、まさか本当にケルベロスの子だとは。見た目も全然凶暴そうじゃないし、頭が三つある以外は人間界の犬と変わらないぞ。どれ、試しに手懐けてみるか。

 

「おいおい、やめといた方がいいぜぃ。いくら子どもだからって、気性は荒いし、人間くらいなら嚙み殺すくらいの力は……」

 

「お手」

 

「がうっ」

 

わん、ではなかったが、お手といったら普通に手を出してくれた。ふむ、やはり頭三つあるくらいの差しかないんだな。

 

「んな、馬鹿な。ケルベロスっていえば、トレーナーですら手懐けるのに一苦労するって、有名だってのに」

 

「お前も触ってみろ。もしかしたら、こいつは大人しめのケルベロスなのかもしれん」

 

「んじゃま、試しに……お手」

 

がぶっ。

 

「痛ってえ⁉︎」

 

美猴が出した手は、ものの見事にケルベロスの口の中に消えていた。

 

「やっぱり凶暴じゃねえか!」

 

「む、そういえば私は人ならざるものに好まれる体質だった」

 

「そいつを早く言ってくれ!」

 

うっかりしていた。しかし、ここまで差があるという事にも驚きだな。

 

「ともかく、こいつをどうにかしてくれ、氷姫!」

 

「しょうがない。離してやれ、ブラックハヤテ号」

 

そう言うとケルベロスの子、もといブラックハヤテ号は口を開けた。勝手に命名したのに、流石は大神の力ということか。

 

「ネーミングセンスもそうだが、氷姫は計り知れんぜぃ……」

 

「さっきから気になっていたが、その氷姫というのはなんだ?」

 

「お前さん、『永遠の氷姫』の所有者だろ?」

 

だから『氷姫』か。短絡的な気もするが、イッセーやヴァーリも似たようなもんか。それ以前に厨二臭いな。

 

「ま、そのうち浸透すると思うぜぃ。………神器もさることながら、本人も氷の姫さんみたいだしな」

 

「何か言ったか?」

 

「いんや、何も」

 

?よくわからんやつだ。言いたい事ははっきり言うタイプかと思えば、時々回りくどかったり、ボソッと言ったり。

 

「それよか、どうする?そのケルベロス?」

 

「むぅ、そうだな……」

 

めちゃくちゃ懐いてるし、一回グレモリー本邸に連れて行くのもありか………部長と話し合って、人間界で飼ってもいいか聞いてみよう。

 

「良し。このブラックハヤテ号は連れて帰る事にする」

 

「使い魔にでもすんのかい?」

 

「その方向で行こうと思う」

 

そしてゆくゆくは背中に跨って散歩だ!おおっ!夢が膨らむなぁ、次はグリフォンとかその辺りもペットにしたいかも。

 

「ではな、美猴。そろそろリアス部長達も終わっている頃だろう。私は帰る」

 

「おう。また会おうや、氷姫」

 

魔法陣で転移して消えていく美猴。

 

ブラックハヤテ号を抱き上げた俺は鼻歌交じりにグレモリー本邸へと帰って行った。

 

side out

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーー智代が美猴と行動を共にしていた頃ーー

 

俺は今、偉そうな方々に見下ろされながら、異様な雰囲気漂う空間に立っていた。

 

今日は上級悪魔、グレモリー、シトリー、バアル、アガレス、アスタロト、グラシャラボラス家の次世代を担う若手悪魔のゲーム前の顔合わせだと部長は言っていた。

 

蓋を開けてみれば、到着早々にグラシャラボラスとアガレスの次期当主であるゼファードルというヤンキーとシークヴァイラっていうソーナ会長みたいな堅そうなお姉さんが言い争っていた。

 

それを部長の従兄弟であるサイラオーグって人が仲裁し、ゼファードルをワンパンで沈めたのだが、それはもう凄かった。流石は若手悪魔ナンバーワンと言われるだけあって、正直禁手を使っても勝てるビジョンが浮かばなかった。ヴァーリと初めて会った時と同じ感覚だ。

 

「よく、集まってくれた。次世代を担う貴殿らの顔を改めて確認するため、集まってもらった。これは一定周期ごとに行う、若き悪魔を見定める会合でもある」

 

「それにしても、早速やってくれたようだが……」

 

髭を蓄えた男性悪魔が皮肉げに言う。確かに会合に来て早々、揉め事なんて皮肉の一つも言われますよね、普通。多分、智代がここにいれば似たような事言ってそうな気がする。

 

「君たち六名は家柄、実力共に申し分のない次世代の悪魔だ。だからこそ、デビュー前にお互い競い合い、力を高めてもらおうと思う」

 

一番上の段のサーゼクス様がそうおっしゃる。

 

ようはここにいる眷属悪魔達で戦い合って鍛えろって事だろう。実戦経験は豊富なのに越した事はない。それはこの裏の世界に来て身に染みてわかった。

 

「我々もいずれ『禍の団(カオス・ブリゲード)』との戦に投入されるのですね?」

 

「それはまだわからない。だが、出来るだけ若い悪魔達は投入したくはないと思っている」

 

「何故です?若いとはいえ、我らとて悪魔の一端を担います。この歳になるまで先人の方々からご厚意を受け、なお何もできないとなればーー」

 

「サイラオーグ、その勇気は認めよう。しかし、無謀だ。何よりも成長途中のキミ達を戦場に送るのは避けたい。それに次世代の悪魔を失うのはあまりにも大きいのだ。理解してほしい。キミ達はキミ達が思う以上に我々にとって、宝なのだ」

 

「……わかりました」

 

サイラオーグさんはサーゼクス様との問答に一応の納得を見せるも、不満ありそうな表情だった。どうやら、サイラオーグさんとしては禍の団を打倒するために一刻も早く前線に立ちたいらしい。

 

その後、お偉いさん達の難しい言葉やら魔王様からの今後のゲームについてなどの話が続く。

 

こういうところはまるで高校の入学式を彷彿とさせる。こういう長い話というのはどこの世界でも変わらないみたいだ。

 

「最後に、それぞれの今後の目標を聞かせてもらえないだろうか?」

 

サーゼクス様の問いに最初に答えのはサイラオーグさんだった。

 

「俺は魔王になる事です」

 

『ほう……』

 

お偉いさん達は、正面から迷いなく言い切ったサイラオーグさんの目標に感嘆の声を上げた。

 

「大王家から魔王が出るとしたら前代未聞だな」

 

「俺が魔王になるしかないと冥界の民が感じれば、そうなるでしょう」

 

また言い切った。凄いな、この人。

 

驚いている間もなく、次は部長が言う。

 

「私はグレモリーの次期当主として生き、そしてレーティングゲームの各大会で優勝する事が近い将来の目標ですわ」

 

へぇ〜、部長の夢、目標はそれなのか。初めて聞いたけど、部長らしいや。

 

その後も、アスタロト、アガレス、グラシャラボラスと夢や目標を口にしていき、最後に残ったのはソーナ会長だった。

 

「冥界にレーティングゲームの学校を建てる事です」

 

学校か。しかもゲームの学校となると専門学校みたいなものなのかな?

 

と、感心していたが、お偉いさん達は眉根を寄せていた。

 

「レーティングゲームを学ぶところならば、既にあるはずだが?」

 

確認するかのような問いに会長は淡々と答える。

 

「それは上級悪魔と一部の特権階級の悪魔のみしか行く事が許されない学校の事です。私が建てたいのは下級悪魔、転生悪魔も通える分け隔てのない学舎です」

 

差別のない学校か。それはいいな。

 

これからの冥界にとっていい場所になると思う。

 

『ハハハハハハハハハハハハハハハ!』

 

しかし、それをお偉いさん達は笑った。

 

んん?なんでだ?

 

「それは無理だ!」

 

「これは傑作だ!」

 

「成る程!夢見る乙女というわけですな!」

 

「若いというのはいい!しかし、シトリー家の次期当主ともあろうものがそのような夢を語るとは。ここがデビュー前の顔合わせの場で良かったというものだ」

 

お偉いさん達の言い分を聞いて、そこで思い出した。

 

智代は以前言っていた。部長やその家系は上級悪魔でもかなり特殊な方で、人間を見下さず、寵愛に溢れた方だって。

 

普通の上級悪魔は純潔以外を見下す、それが悪魔社会における悪しき風習だとも言っていた。ライザーをみれば、それは一目瞭然だった。

 

そんな中でも会長は言う。

 

「私は本気です」

 

それにセラフォルー様もうんうんと力強く頷いていた。姉として鼻高々といったところだろうか。

 

しかし、冷徹な事なをお偉いさんは口にする。

 

「ソーナ・シトリー殿。下級悪魔、転生悪魔は上級悪魔たる主に仕え、才能を見出されるのが常。そのような養成施設を作っては伝統と誇りを重んじる旧家の顔を潰す事になりますぞ?いくら悪魔の世界が変革の時期に入っているとは言っても変えていいものと悪いものがあります。全く関係のない、たかが下級悪魔に教えるなど……」

 

「さっきからぐちぐちうっせーな。人が夢語ってんのに黙って聞けっつーの」

 

あからさまに聞こえる声で言葉を遮ったのは、つまらなさそうにしている匙だった。

 

「口を慎め、下級悪魔よ」

 

「慎むのはてめえらだろうが。魔王様が「夢を聞かせてくれ」って言ってんだ。誰も頭の堅え奴らのくだらねえ話なんざ聞きたくねえよ」

 

「匙。おやめなさい。ーー失礼しました、後で言い聞かせておきます」

 

そう言うと匙はバツの悪そうな顔をして、視線を他所へ向ける。

 

すると、その時ーー。

 

「いや、彼の言い分は正しいと思うよ。夢を語る場に、くだらない価値観や固定観念は不要だ」

 

そう言い放ったのは、虫すら殺せそうにない優しげな雰囲気の青年。確かーー

 

「ディオドラ・アスタロト殿。それはどういう意味ですかな?」

 

「どういうも何も、そのままの通りです。例えどんな理由があろうとも、人の夢を否定する道理はない、という事です。とりわけ、風習やらしきたりなどは否定する理由にしてはあまりにもくだらない」

 

お偉いさん達を見据えてディオドラと呼ばれた青年は言い切った。

 

その言葉に険悪になりつつあったが、見かねてか、サーゼクス様が口を挟んだ。

 

「では、彼等の夢、目標に対する意識を知るためにゲームをしよう」

 

「私もさんせーい!おじ様方ったら酷いわ!ソーナちゃんをいじめるなんてっ!」

 

若干涙目で訴えるセラフォルー様だが、内心消し飛ばしてやろうかと思うくらいにブチ切れているんだと思う。だって、超シスコンだもんね、あの人。

 

それにしてもレーティングゲームか………非公式でした一度だけだからよくわからないなぁ。確かあの時のルールもかなり曖昧だったらしいし。初戦の相手は誰だろう?出来ればサイラオーグさんとはもう少し後で戦いたい。

 

「初戦の組み合わせは……そうだな。アスタロトとアガレス、グラシャラボラスとバアル。そしてグレモリーとシトリーでどうだろう」

 

俺達の公式レーティングゲームの初戦はまさかの駒王悪魔同士の対戦となった。


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