キリト・イン・ビーストテイマー   作:クジュラ・レイ

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最後のヒロイン、登場。


08:白紫の少女

         ◇◇◇

 

 

 俺達は無事に洞窟を抜けて、リズベットの待つ武具店に辿り着く事が出来た。

 

 しかし48層の街に来たところで、フィリアは「疲れたからもう帰る」と言って、俺から連絡先と住居を聞き出して、更に自分の住居も教えて、そそくさと去って行ってしまった。

 

 いくら戦闘慣れしているとはいえ、あんな目に遭ったのだ、きっとひどく疲れてしまったのだろう。

 

 だが、少し意外だったのが、教えてくれたフィリアの住居が75層の街中にある事だった。多分、宝物探索者を名乗るくらいだから、75層の古代都市のような風貌が気に入っているのだろう。

 

 そんな事を考えながら俺はリズベットの待つ武具店へ向かった。リズベットは帰ってきた俺達の疲弊具合を見て、何があったのかと尋ねてきたが、ひとまず濁すような答えを返して、強化を優先してもらった。

 

 見慣れたリズベットのハンマーが振るわれ、かーんと《インセインルーラー》の刃に打ち付けられると、今まで白い刃が特徴的だった《インセインルーラー》は折れてしまった俺の愛刀《エリュシデータ》に酷似した黒色となり、紅い十字は金色の十字となった。

 

 かつてヒースクリフが使っていた剣が、正式に俺の剣となった瞬間に、俺は思わず感動を覚えた。

 

「これでよかったのよね」

 

 リズベットの問いかけに、俺は自信満々に答える。刃は完全な黒色、そして十字は金色。赤と白が基調としている血盟騎士団らしくない色ではあるけれど、これでいい。

 

「あぁ。やっぱりリズは頼りになるな」

 

「あったりまえでしょ。これでもあたしはマスタースミスなんだから」

 

 リズベットは両手を腰に当てて自信満々に言った後に、俺に向き直った。

 

「そうだわ。ねえキリト、あたし、前から言いたかったことがあるんだけど」

 

 俺は剣を仕舞い込んでリズベットの方に目を向ける。リズベットの表情は、いつにもなく真剣なそれに代わっていた。

 

「どうしたんだ」

 

「あたしも、最前線に出て戦うわ。あんたの隣に並んで、戦う」

 

 俺と同時に、肩に乗っているリランも驚き、《声》をリズベットへ送る。

 

《ふぃ、フィリアと言いお前と言い、何故そんな事を言い出すのだ》

 

「あたし、今まで戦うあんたの剣を研いでやる事くらいしか出来なかった。でも、その中であんたは何度も死にそうになってきた。もう、剣を研いでやるくらいじゃ足りないってわかって来たのよ」

 

「だから、俺と一緒に戦うって?」

 

 リズベットは決心したように頷く。

 

「えぇ。レベルの方だって、もう88まで上げてる。アスナやリーファ、ユウキと一緒に、秘密でやってたわ」

 

 確かに最近、攻略にリーファやユウキが参加しなかった事も多かったが、なるほどそれはリズベットのレベルを上げるためだったのか。

 

 しかしリズベットは見ての通りの武具店の店主であり、マスタースミス。鍛冶の合間にやっていたレベル上げは極めて過酷なものだったと想像するのは、そんなに難しくなかった。

 

「君は本当に俺と一緒に戦っていくつもりなのか。この先のモンスターはかなり強いんだぞ」

 

「そんなのわかってるわ。だってあたし、これでもつい最近まで75層のモンスター達と戦ってたのよ。だから最前線のモンスター達が強い事も知ってる。でも、あたしはそれらを退けて来たわ」

 

「……」

 

「もう止まるつもりなんてない。キリト、あんたはあたしと冒険した時、ずっとあたしを守ってくれてた。だから今度はあたしがあんたを守る」

 

 俺は黙ってリズベットの瞳を見つめていた。普段は温かい光が蓄えられている、少し大きな瞳。今その中には強い意志の光が激しく瞬いている。

 

 もう引き下がらないと決心した人が宿す、光だ。

 

「それはあれか。俺がみんなの希望である血盟騎士団のボスになったからか」

 

「そんなわけない。これはずっと前から考えてたわ。だから、あたしはあんたの力になる。あんたのために、このメイスであんたの道を切り拓いてやるわ」

 

 そういえば、前にもリズベットは自分も一緒に戦うと言いかける時があった。その時は度々邪魔が入って全部言えなかったみたいだけど、今になって、完全に俺に伝える事が出来たようだ。

 

「なるほどね……リズがやる気で、逃げるつもりがないなら、それを呑み込もう」

 

《キリト、よいのか》

 

「あぁいいとも。アスナやユウキ、リーファと一緒に修行を積んできたなら、頼れるくらいになっているはずだ。だから、頼らせてもらおう」

 

 ただ、この先でどんなモンスターが出てくるのか、俺も全く予想できない。きっとリズが危険に晒される時だってあるはずだ。その時はいつもと同じようにするだけ。

 

「リズ、一緒に戦って行こうじゃないか。だけど、俺と一緒に戦うって事は、ボスモンスターとも戦うって事だぞ。ボス戦はかなりの危険が伴うものっていうのは、リズもわかってるだろ」

 

「そんなの百も承知の上よ。相手がフィールドボスだろうと、ボス部屋のボスだろうと、戦うだけよ」

 

「そうか。なら俺は止めない。一緒に戦うし……いざとなった時は、俺はリズを守ろう」

 

 次の瞬間、リズベットはきょとんとしたような顔になる。

 

「え、あんたを守るのはあたしなんだけど?」

 

「そうだよ。だからこそ、俺は俺を守ってくれるリズを守るって言ってるんだよ。というか実際そのつもりだしな」

 

 リズベットは身体を軽くピクリと言わせて、直後に顔を少し赤くした。

 

「……なんで、そんな事言うのよ。これじゃあ……」

 

「え、なんだって」

 

「あ、なんでもないわ! というか、あたしはあんたに守られないわ。だってあんたを守るんだから、あんたはそんな事考えないで、目の前の戦いに集中して頂戴!」

 

「そうか。なら、信用させてもらうぜ、リズ」

 

 リズベットは俺の瞳と合わせた後に、視線を逸らした。

 

 しかし、リズベットが守ってくれるという事は、リズベットが常に危険に晒されるような物。リズベットを死なせないためにも、生かして現実に帰すためにも、俺がリズベットを守らなければ。

 

 血盟騎士団の皆、聖竜連合の皆、その他中小規模のギルドの皆、アスナ、ユウキ、リーファ、リズベット、そしてリランとシノン。守るものが沢山あるけれど、これこそがきっと、血盟騎士団のボスの役目のはずだ。

 

《全く、お前は近くの女子を守ろうとするな。というか、お前の近くは女子でいっぱいだな》

 

「だけど、みんな変わらない、守らなきゃいけない大事な命だ。当然お前もだぜリラン」

 

《《インセインルーラー》が出来上がったのはいいが、お前の身体は1つしかないし、剣だって2本しかないのだぞ。たったそれだけで皆を守れるのか》

 

「2本じゃない。俺には8本の剣がある」

 

 肩に乗るリランが溜息を吐く。

 

《なるほど、我か。確かに我にはこの額の剣、尾の剣、そして6つの剣があるからな。1本の剣を1人に例えれば、お前は既に8人に分身している事になるな》

 

「そういう事さ。だから、お前の力も存分に使わせてもらう。これは《ビーストテイマー》からの命令だぞ、《使い魔》」

 

《まぁよい。我も最初からそのつもりだったからな。存分に力を振るい、お前と仲間達を守るとしようぞ》

 

 俺だけの力では流石にみんなを守るのは無理がある。だけど、それを可能にしてくれるのがリランの力だ。いざとなった時は俺とリランの出せる力をすべて出し切り、目の前の壁を突き破ればいい。これまでもそうして来たし、これからもそうしていく。

 

「あ、そうだキリト。《ビーストテイマー》で思い出したけれど、シリカもあたしと同じらしいわ」

 

「どういう事だ」

 

「シリカもあんたの隣で戦いたいってさ。シリカもあたしと同じように修行を積んだから、あたしと同じように戦えるはずよ」

 

「シリカも君と一緒に修行したのか……でも、最近シリカから連絡来ないぞ」

 

「あの子、あんたの前だと急にシャイになるからねぇ。なかなか言い出せないでいるのかも。でも、あの子もあんたを守りたいって思ってるはずだから、声かけてみなさい。きっとあんたの力になってくれるわ」

 

 俺はどこか、肩に重いものが乗っかってきたような錯覚を感じた。元からそうではあったけれど、最前線での戦いに於いて、リズベットだけではなくシリカまで守るものにプラス。

 

 俺と一緒に戦ってくれるのは素直に嬉しいと思うけれど、その分シリカまで守らなきゃならない。

 

「えっと、リラン」

 

《……妥協が許されぬから、きついな。だがやるしかあるまい――》

 

 その時、リランは突然何かに気付いたようになって振り返った。そこは武具店の出口の方だ。

 

「どうした、リラン」

 

《外から気配を感じる。中に入って来ず、我らの話を聞いておるぞ!》

 

「まさか、犯罪者ギルドか!?」

 

 俺は咄嗟に走り出して武具店の出入り口の戸をこじ開けた。

 

「そこにいるのは誰だ!」

 

 戸を開けたところで広がっていたのは、見慣れた武具店前の庭だった。しかし、どこを探しても人影はなく、オブジェクトの陰の方へ索敵スキルを展開しても、何の気配も察知できない。完全に隠れられたか、逃げられたらしい。

 

「誰もいない……索敵スキルにも引っかからないぞ。本当に索敵したのか、リラン」

 

《あぁ。確かに我々の近くに、何者かがいた。それも、今まで感じた事のないプレイヤーの気配だ》

 

「忍び寄る気配ってところか」

 

 ひとまず探しても無意味だとわかったので、戸を閉めて中に戻ると、リズベットが駆け寄ってきた。

 

「どうしたのよキリト」

 

「誰かが俺達の会話を戸の向こうで聞いていたらしい。一瞬犯罪者ギルドの連中かと思ったんだけれど」

 

 リズベットが顔を蒼くする。恐らく、あいつらの事を頭の中に浮かび上がらせたのだろう。

 

「まさか、《笑う棺桶(ラフィン・コフィン)》の残党!?」

 

「その線も一度考えたけれど、あり得なさそうだ。実際PoHに毒された連中はあの討伐戦に総動員されて、リランに1人残らずやられた。《笑う棺桶》が生き残っているという線は薄いだろう」

 

「となると……やっぱり他の犯罪者ギルドが?」

 

「確かに犯罪者ギルドはまだ多数存在しているはず。その線が一番濃厚かな」

 

 リズベットが腕組みをする。

 

「でも、あんたは犯罪者ギルドの中には、一番怒らせたらヤバい人物って伝わってるみたいよ。怒らせたらたちまち竜が駆け付けてきて八つ裂きにしてくるとかで」

 

「それ、どこの情報だ」

 

「アルゴが無料でくれた。でもあながち間違いないわね。今のあんたは血盟騎士団のボス、怒らせたら血盟騎士団総員が襲いかかって来るって言っても間違いじゃないし」

 

 何やら物騒な話をした直後に、リズベットは何かを思い付いたような顔になった。

 

「あっ、もしかしたらあんたのファンかもしれないわよ。それこそシリカみたいにシャイな娘とか」

 

「ファン? そんなものいるのか?」

 

「なんか気にくわないけど、血盟騎士団のボスになってから、あんたは色んな層の色んなファンを獲得してるわ。とくに女性プレイヤー達の間では、見事なトレンドになってるわよ」

 

 その時、俺はアスナがこれまで感じて来た気持ちというのがわかったような気がした。アスナはこれまで血盟騎士団の副団長として数々の戦績を残し、それだけでかなりの人気を誇っていた。

 

 だが俺達と出会って、リランに心を開いてもらってからは、優しくて愛らしい副団長となったものだから、人気は爆発したかの如く急上昇。様々なプレイヤーの憧れの的になっていた。

 

 そして今、俺も同じように人気者になっている。今までずっと避けたいと思っていた、人気者とやらに。

 

「だから俺のファンがここにいるって?」

 

「そうかもしれないわ。人気者は辛いわねぇ」

 

 本当にそんなものだろうか。確かに、みんなの希望であったヒースクリフが居なくなった今、リランと二刀流を操る俺が皆の希望にされていても不思議な話ではないし、中には俺に直接会うのが恥ずかしいと思っている人もいるかもしれない。

 

 だけど、どうもそんな人が来ているとは思えなかった。

 

「まぁ、犯罪者ギルドとかそんな物騒に考えるのもほどほどにしておくかな。それじゃあリズ、力を借りたくなった時は呼び掛けるから、頼むぜ」

 

「戦いたくなったら自ら行くわよ。だからよろしくね、キリト」

 

 リズベットの強気な笑みを見た後に、俺は「剣を作ってくれてありがとう」と礼を言って店を出て、ユイとユピテルが留守番していると思われる22層へ戻ろうと街中へと戻った。しかしその時に、俺は妙な違和感を抱いて立ち止まった。

 

 これはプレイヤーの気配だ。いや、どちらかと言えば視線だろうか。誰かが建物の陰からこちらを見つめている。いや、睨みつけていると言った方が正しいだろうか。

 

「リラン、感じるか。プレイヤーの気配」

 

《あぁ、感じているとも。これは武具店にいた時と同じ反応だ。我らは尾行されているらしい》

 

 やはり俺達は尾行されている。ファンだか犯罪者ギルドだか知らないが、このまま尾行され続けているのは気持ちが悪い。

 

 いっそのことこっちから出向いてやるか――そう考えて俺は振り返り、気配を感じる建物の陰へ声をかけた。

 

「おい、そこにいるんだろう。出て来いよ!」

 

 俺の声は薄暗い路地裏に吸い込まれるようにして消えていった。

 

《蛇が出るか鬼が出るか》

 

 リランが俺の肩で身構えた直後に、気配を感じる建物の陰から、声が返ってきた。

 

「あーあ、やっぱり見つかっちゃったかぁ。キリトの目は誤魔化せないね」

 

 女の人の声だった。そしてその声は、俺の名をしっかりと口にしている。

 

「誰だ」

 

 俺の声に答えるように、一つの人影が建物の陰から現れ、俺とリランの目にその姿をさらした。

 

 白紫色のセミロングの、若干ウェーブのかかった髪の毛で、大きな胸を持ち、胸元が強調された紫を基調とした服を身に纏った、まるで宝石のように赤い瞳をした女性だった。勿論、会った事も無ければ見た事もないプレイヤーだ。

 

「あんたは……」

 

 女性はにっこりと笑った。

 

「初めましてだね。アタシはストレア。よろしくねキリト」

 

 ストレアと名乗った女性は、やはり俺の名を知っているらしい。確かにリズベットの言う通り、血盟騎士団のボスとなった俺の名前はこのアインクラッドにかなり広まっているらしい。

 

 だけど、この人は間違いなく只者ではない。――リランが感じ取った事のない気配を感じ取ったと言っていたからだ。

 

「俺を付け回して、何のつもりなんだ」

 

「キリトは有名人じゃない。だから、普段からどんな感じなのか、観察してたんだ」

 

「本当にそれだけか。その割には、俺の索敵スキルに引っかからず、相棒の索敵スキルにのみ引っかかったくらいの実力を持っているみたいじゃないか」

 

「あ、わかる? アタシも結構強いんだよ。それにしても……」

 

 ストレアは歩み寄って、俺の顔を覗き込むように見つめてきた。鼻元に女の子特有のいい匂いがしてきて、ストレアの紅い瞳が俺の瞳の中に映される。

 

「キリトって、可愛い顔してるねー!」

 

「は、え、可愛い?」

 

「そーだよ! 思わず、こうしてやっちゃいたくなるくらいに!」

 

 そう言ってストレアは手を広げ、俺の身体をいきなり抱き締めて、そのまま胸に顔を押し付けさせてきた。

 

 市販のどんなに高いクッションも持たず、胸の大きな女の子だけが持つであろう柔らかくて暖かい、とても好ましい感触が顔を包み込み、鼻に更に強い女の子の匂いが飛び込んでくる。男だったら幸せを感じて興奮せずにはいられない状況だろう、きっと。

 

 しかし、押し付けられているせいで目の前は真っ暗だし、上手く呼吸する事も出来ない。動こうとしてもストレアの力は強くて、もはや抱き締められているというよりも、拘束状態に陥っていると言っても過言ではない。

 

「や、やめほ、ふほへあ! ふ、ふうひぃ、ふるしひ!」

 

「だってキリト可愛いんだもん! こうしたくなっちゃうよー!」

 

《お、おいキリト! 何をしているのだ!!》

 

「ひふは! ほ、ほにはふはあへっ! ふほへあ!!」

 

「えー、やだよ。じゃあ、アタシのお願い、1つ聞いてくれるなら、離してあげてもいいよ」

 

 いきなり拘束状態からの解放されるための条件の突き付け。こんな展開になるなんて。

 

「あ、あんはよ! 聞いてやるから話せ!!」

 

「アタシにキリトの事を教えてほしいんだ。キリトの事を、知りたいの」

 

「わかった、わはった、話す! 話すから!」

 

 そう言ってやると、ストレアは急に力を緩めて、俺の身体を離した。肺に新鮮な空気が入って来て、軽くむせた後に顔を上げれば、そこに会ったのは満面の笑みを浮かべるストレアの顔だった。

 

「やった! それじゃあ、どこ行けばいいの? というか、この際だからキリトの友達とかも知りたいなー」

 

「よ、要求数を増やすんじゃない」

 

「あれ、駄目? それじゃあ」

 

 ストレアは再び両手を広げて来た。もう何をしようとしているのか丸わかりになった今、俺は身構えて後ずさりする。

 

「わかった、わかったから! 22層へ行こう! 今なら攻略も終わった頃だろうから、連絡するよ!」

 

 俺は咄嗟にウインドウを開き、時刻が既に午後6時を回っていたのを確認してから、メッセージウインドウを開いてシノンやリズベット、リーファやアスナに、22層の家に来るように連絡した。

 

 その中にイリスも含めようと思ったけれど、イリスは子供達の世話で忙しいだろうから来れないだろうから、連絡しなかった。

 

「よし、ストレア。案内するぞ、俺の家に」

 

「やったね!」

 

 直後、ストレアの襲撃を免れていたリランが、俺の肩に戻ってきた。

 

《キリト、なんなのだ、こいつは》

 

「……我にもわからぬ」

 

 あまりに唐突な目に遭ったせいか、喋り方がおかしくなったような気がしたけれど、特に気にせず、我はストレアをリランを連れてそそくさと22層に向かった。

 


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