夢まで、見えるわけでは、ないので、無理です。
第⑨話「現実と幻想」
「夢じゃないのか・・・」
「どうしたの?」
「いや、霊夢さん、このスペルカードに、見覚えあります?」
「このスペカはないはね」
そうなのか、やっぱり夢じゃないのかな?
だけど、あの街は、実在するわけ、ないし、
だけど、なんで、このスペカを持ってるんだろう?
「そうですか」
朝食を食べてから、紅魔館にいこうとした。
「あ!?今日は外に出ないほうが、いいわよ?」
「え、何でですか?」
「そりゃ、今日、雪が、すごいのよ。昨日の夜から、すごい降っているのよ」
「そうですか・・・」
僕は、外に出た。
すごく、強く、雪が降っていた。
だめだこりゃ。
雪が強くて、とてもじゃないけど、飛べないな。
そう思い、僕は、神社の中に、戻った。
「すっごい、雪の量ですね」
「そうでしょ?」
その時、
「よう霊夢、コーリンの所で、やっべい新聞をみつかたんだぜ。ちょっとみてくれ」
そういって、魔理沙は、一つの新聞を出し、机に置いた。
《東京で異常な程の大雪、首都機能麻痺》
昨晩から、日本中にみて、突如大雪が降り出し、朝5時現在東京都中央区に見て、25cmの降雪量を観測。このため、首都圏の高速道路、空路は、閉鎖。鉄道も、通常時の70%のでの運行となっており、首都圏の、学校は臨時休校。企業は、臨時休業となり、東京の首都機能は、麻痺した。また、この大雪で、東京23区内で、48000戸が停電。
8000世帯との連絡がとれず、安否の確認を急いでいる。
「!?東京で25cmの大雪!?まじか!?」
「文文。新聞です!遅れてすみません!」
文は新聞を、置いて去っていった。
なになに?
《幻想郷中で大雪、異変か?》
「まじか、こりゃ、異変だな」
「そうね。だけど、現代まで、異変の影響がでるなんて。こりゃ大きい異変ね。みんなを集めて、会議しないと」
「わかったぜ、そんじゃ皆をよんでくるぜ」
そういって、魔理沙は出て行った。
「あんた、初めての異変だし、これを、持ってなさい」
そういって、霊夢は、お守りを渡した。
「ボム一個分しかご利益ないけど、ないけど、ないよりはましでしょう?」
「ありがとう」
とりあえず、博麗神社のお守りをもらった。
「とりあえず、神社の周りを除雪してくれる?」
「わかりました」
そうして、博麗神社の周りを除雪し始めた。
だけど、どかしても、また降ってきりがなかった。
そうして、いたちごっこを繰り返す事1時間。
みんなが集まってきた。
「みんな、集まったはね。そんじゃ、今回の異変について・・・」
こうして、博麗神社で異変の会議が始まった。