東方風雷郷 ~Last Boy Story~    作:沼倉風太

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諸事情によりパソコンを奪われたので今後投稿ペースが変わります。




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↑ある法則によって書いてある文です。
頑張って呼んでください。


第84話「春雪異変(東方妖々夢より)」

レミリアを倒した俺は時空の境界線へ飛ばされる。

つまり、試練は一つだけではないと言う事である。

そして、飛ばされる先はそれぞれのステージ1であることを考えると、やはり原作に沿った試練であると言う事だろうか。

 

「く~ろ~ま~く~」

御馴染みの台詞を吐きながら出落ちするレティは無視して、原作通りの目的地である冥界を目指す。

 

結界の歪みの方向は大体わかるので後は他の奴に会わないように飛ぶだけである。

 

 

「見付けた、結界の綻び」

当然ながらその目の前にいる幽霊楽団。

 

「貴方に眠る幻想の音(本当の気持ち)ここで演奏させて」

『騒葬 スティジャンリバーサイド』

行き成りのスペルカードの宣言。

絣を取りながらエネルギーの回収を行う。

しかし、一人が散弾を撃ち、それ以外の二人が移動するとなるとくっそ交わすのめんどくさいんだが。

「めんどくさい『風流剣 瞳風神雷』

三人が中心に集まった時点でスペカを発動する。

 

『幻音 変わらない現郷』

大玉は弾かれそこから出て行く雷も弾かれる。

「本当のプロはこの程度ではめげない。

 見せてあげる、私たちのプロ魂」

その宣言とともに大量の散弾が俺をめがけて飛んでくる。

 

「甘かったな『結符 風重結界』

三人の動きを封じてから一気に大玉を打つ。

「そう、まあいい、貴方の幻音は()()()()()()()()()()()

その宣言とともに一気に姿が消える。

しかし、あの台詞の意味って・・・。

 

 

 

 

 

 

結界の綻び──この世と冥界の境界──を強行突破し冥界に侵入する。

勿論、帰りのための現実と幻想の境界を設置する。

 

 

 

 

 

 

「ここは幻界、亡き者の集う場所。

 命ある人間、とくとお前等の現界に引き帰すと良い」

半魂をなでながら進路を塞ぐ妖夢。

しかし、お前にかまっている暇はない。

「すまないが、俺にも仕事があるんだ。

 とっととそこをどいてくれ。

 どかぬならば、力をつかわせていただくがな」

虚空から六角席風流剣を取り出し妖夢に対して威嚇を行う。

 

「ははははは、何を言うかとを思えばつまなることを・・・。

 いいだろう人間、これが私の力だ」

左腰にぶら下げている長いほうの桜観剣をこちらに向けていっきに掛かってくる。

右手で攻撃を防ぎながら左手で空間に対して演算結果を記述していく。

「何か迷いが有るみたいですが、その程度の実力では私に勝つことなどできないですよ

『修羅剣 現世妄執』

一気に力が増し周りから散弾が飛び出す。

 

「不十分だが、仕方がない『神術 在りしものに対する神断』

古事記に書かれている術式を再現するが、威力としてはいまいちのまま時間切れをも帰る。

「人間、ここまでだ『天神剣 三魂七魄』

っ!?

 

 

咄嗟に発動した結界において攻撃は防いだが霊力を無駄に使ったので少しばかりか脱力感が出る。

「人間、もう諦めるが良い」

そう言って喉の前に刃をおく。

はっきり言ってしまえばここで終わりになるが此方としてはここで終わるわけには行かない。

「そうか、お前の終わりだな『理論 時空並行説』

隣に別空間から飛び出してくる弾幕を出現させる。

 

「この世界は、今()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()と推測される、勿論その分弾幕が常に出ている世界線も存在するつまり・・・。

気絶している奴に話しても無駄か」

奥で絶賛春を集めている幽々子の元に向かって一気に飛行する。

 

 

 

 

 

「あらあら、てっきりは博麗の巫女が来ると思っていたのだけれども・・・違ったみたいね」

幽々子はそういいながら後ろに聳え立つ西行妖(さいぎょうあやかし)を指しながらこう言う。

「見なさい、この桜、西行妖を。

 まだ、花を咲かせてないでしょ。

 花を咲かせるにはもっと春が必要なのよ。

 さあ、邪魔をするのであれば、死蝶の餌食になるわよ」

そう言いながら花びらを次々に死蝶に変えながら此方に襲ってくる。

 

「めんどくさいが、その幻想は解いてやる」

右手で弾幕を放ちながら左手で再び時空の境界線を開く。

 

「あらあら、ここまでかしらね『桜符 完全なる墨染の桜 ‐開花‐』

一気に回りから散弾に紛れた死蝶が攻撃に掛かってくる。

 

「見せてやるぜ、お前の幻想の答えを『追憶 土地の記憶の再生』

西行妖に眠る過去の記憶を一気に結界に再現する。

その内容は、ここで何があったかを証明するものである。

 

「そう、気付いてしまったわね『反魂蝶 ‐八分咲‐』

一気に攻撃パターンが変わり弾幕の展開が変わりショットに対する反応がない。

死蝶が来た後に大玉、そして赤いレーザー・・・恐らく死にたいする邪念であろう。

 

この世のものではないものに対しては、この世の攻撃が通るはずがない。

「厄介なものを再現してしまったな」

一人反省を呟きながら弾幕を回避する。

 

「では、この世のものでないものにはこの世のものではないものを『追憶 過去の戦況─深海海戦─』

かつて行われた第二次世界大戦のうち宮澤海軍が直接的に武力を使用した深海海戦。

その中での中心的な役割を補った稔艦隊総合艦杏子を再現した幻想で何とかして対抗をする。

 

 

「お陰で、いろいろ分かったは、今まで付き合ってくれてありがとう」

その一言で後ろの西行妖の花が散る。




色々短略化+伏線ましましの妖々夢
ストーリー的に直接関係人達は外してしまいましたが、今後戦闘はないです。
あ、妖夢はあるかも。
次は・・・何時になるんでしょうね。

追記
形だけの想いではいらないので

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