「御坂様?」
「アーもう何よ、面倒くさいわね」
「あれ?
妖夢、此処で何やってるの?」
「うそ、妖力ってあれ?」
「いや、なんで白井と同じ腕章付けてるの?」
「え、いや、その、ゆ、紫様、どう言う事でしょうか?」
『さてと此処では邪魔だから、
まったく妖夢、貴女は幽々子からのお願いで特能学園に送ったら、常盤台へ交換留学したと思ったら今度は──の─────にで会うなんて考えても居なかったけど、彼はさっき言った様に────だから、幻想郷の関係者だから別に敵対する必要は無いわよ』
『紫様、つまりこの方は──の────だから敵対するのは止めろと。
いや、真実は斬ってみれば分ります』
「いや、ちょっとだからって簡易スキマから日本刀出すのは止めて!」
「いえ、師匠からの教えです!
真実は斬れば分ると」
そう言って日本刀を構えてくるんだけれども、マジで怖い。
「仕方ない、偽造収納符・六角石風流剣、乱雑座標移動」
──2──
一気に河原に移動して風流剣を構える。
「さてと相手に負けを認めさせたら勝ち、それで良いな?」
「えぇ、構いません」
「「いざ、勝負!」」
──3──
「お姉様、あの女性の方とどう言う関係なんですの?」
「あー、黒子、魂魄との出会い何てね、中庭で日本刀の練習をしていて、そこで砂鉄の剣の扱い方を教えてもらったのが始まりね。
因みに今年の4月に転入したばかりだからあんたが知らないのも当たり前なのよね」
「そうですの」
「いや、ですから、何でも無いです。
はい、そう言うことで」
「どうしたの中目さん?」
「いやですね、店で話していたと思ったら行き成り消えたから大丈夫かって先輩から電話が掛かってきたんです」
「そう」
(可笑しいですわね、私達
でもさっきはどう考えたって
なぜ飛んだのか分りませんわね)
「黒子、難しそうな顔をしてるけど大丈夫?」
「い、いえ何でもありませんわよお姉様?」
──4──
流石に半人前とは言え、本物の剣士を相手に生半可な技は通用しないか。
「仕方ねぇ、スキルカード『剣符 風切残刀』」
「見えない衝撃波、面白いです。
ですがその程度では私に勝つことなんて334万年早いです」
日本刀を一定のリズムで振りながら防御をしているが、こっちにじわじわと来ている。
「ここで御終いです!」
「そっくりそのままそのセリフを返してやるよってな『雷剣 雷流放刀』」
「!?」ビリッ