拠点と成っているホテルから外に出る。
科学が発展しているとはいえ、さすがに空飛ぶスケボーとか車はないか。
変わりに沢山の学生が街を歩いていると思ったらそこまでは多くなかった。
「みんな学校だからそこまでは居ないか」
学生が居ない学園都市の中をぶらぶら歩いてみることにした。
大通りということもあり、両側に店が並んでいるがほとんどの店が閉まっている。
というかここの生徒はどうやってお金を得てるんだ?
「おい、ちょっと君、学校はどうしたんだ?」
明らかに武装した軍人(?)に声をかけられる。
「学園都市って治安悪いのかよ『風流剣 瞳風雷』」
「おい、何をするんだ!
というかこんな能力者って居たか?
"こちら19190000、暴走能力者と対戦中応援を求む場所は!"」
っち、面倒な、電波妨害して置くか。
「お待ちなさい!
応援要請にあった暴走能力者って貴方のことですわね!
大人しくしないと拘束しますわよ!」
そう女子中学生(?)が言う。
というかなぜか右腕に腕章を着けているのだが。
って言うような事を考えているといきなり鉄矢が飛んできた。
「危っぶね、殺すきかお前!」
「抵抗しない限りは行いません。
私だって始末書書くのは嫌ですし」
「めんどくさいけど『風流剣 瞠風雷』
「弾幕を張る能力者!?
初春、この能力の正体は!」
『ちょっと待ってくださいね・
ってあれ?
白井さんその能力で合ってるんですか?』
「それはどういう意味ですの初春?」
無線でやり取りしているらしいが、テレポートを続けられて弾が当たらない。
『そのような能力は
「初春!それは本当ですの!」
『えぇ、詳細はマシンパワーが不足しているので230万も見れていないのですが、目次から見る限りそのような能力は見つかりませんね。
学校の方から調べてみたいので、服装を送ってみてください!』
「面倒ですね、とにかく上から撮って見ますわ」
「っち面倒な『風符 風中同化』」
弾幕は出しっぱなしにしといてあるから、当分はばれない筈。
「そんな、
おいおい早く気づかれても困るんだけれども。
『白井さん、
それとその制服はその学区のものではないですね』
「初春、色々聞きたい事が有るのだけれども、まずは
『そうですね、簡単に言えば、何もかも分かっていないって言うことです。
能力についても何も分かってないというですし、大体誰の能力かも分かっていません』
「次に、あの制服は何処の物ですの?」
テレポートしまくっていた少女がもの影で俺の事を探っているらしいが無理だぜ。
『単純に言えば、あれは外の標準制服ですね。
学園都市の
名前は、坂上湖南、能力は
「ちょっと待ってくださいの初春、
『あれ、もしかして白井さんもう攻撃したりしてます?
だとしたら今すぐ止めた方が良いですよ?
統括理事会から極力の行動支障を排除するようにって要請されてます。
もしかしたら始末書かも知れませんね?』
「ちょっ、初春それってまさか───」
次の瞬間、携帯の着メロが鳴り響く。
「───って何ですの?」
「──分かりました、とりあえず始末書をって、え?
書かなくてよろしいのですか?
え!?分かりました、では、そういたますわ。
はい、分かりましたわ、では、失礼しますわ」
湖南の能力のES名を考えるのがだるかったり。
先週は叔父の葬式の関係上、投稿出来ず。
来週は京都への修学旅行なので投稿出来ず。
次の投稿は再来週になるかも知れないです。
それとブレインインフォメーションも完結したので完結できます。
・・・・。
見たい人、居ますかね?