東方風雷郷 ~Last Boy Story~    作:沼倉風太

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第4⑨話「古き知恵は風と化する前編」

幻想郷に雷雲が広がってすぐに雷が落ち始める。

「今すぐに終わらせるぜ。『恋符 マスタースパーク』」

魔理沙がスペルカードを放つ。

しかし、弾幕誘導の効果で中心に放ったはずなのに全然当たってない。

「何ダソノヘナチョコ弾幕ハ。

 俺ノ右手ヲ0トシテx45y-02z-30ニ向ケテ雷撃」

それを宣言した習慣、魔理沙に雷撃が発生する。

そして魔理沙が構えていたミニ八卦炉が壊れる。

「な、バカな❗」

「魔理沙、下がってなさい」

霊夢が御払い棒を構えながら魔理沙の前に出る。

 

 

 

 

 

 

 

「止めなさい。

 貴殿方達が関わっても勝っこありません」

そう言う風に出てくる女性。

「誰?あんた」

 

 

 

「そうね、この子をよく知る女神って所ね」

そう言う風に言ってから、霊夢を遠くに飛ばす。

「そんじゃ、始めましょう。

 対象を()()()()()()()()()

そう言われて一気にフォーメーションを組み上げる。

「東方ね・・・。

 創作『銀河崩壊物語』」

一気に空から星の弾幕が落ちてくる。

 

 

しかし、一発も当らない。

それもそのはず。

これはあくまでも、囮であるためである。

『理論 弾幕が消える日』

 

「そんじゃ始めて」

そう言う風にアザトースが宣言するとすぐ後ろに居た男性の神が始めた。

「若干痛いと思うが、我慢してくれよ」

そう言って一気に手をかける。

 

 

 

次の瞬間湖南が二人に分かれる。

別れたほうが一気にテレポートする。

残ったほうが姿が変わって小さい女の子の姿になった。

 

「とりあえず持ちこたえて。

 その間に目覚めさておくから」

そう言ってアザトースはテレポートをする。

 

 

 

 

 

──2──

 

 

「?」

湖南が目覚めた場所は洞窟の中だった。

「やっと目覚めたようね」

そう言う風に言うアザトース。

「!」

湖南はびっくりしあわてて起きようとするが体が動かない。

体に負荷が掛かりすぎて動けそうに無い。

「あの、ちょっと────」

湖南は赤くなりながら。

 

 

 

 

 

 

 

 

「────退きたいんですけど」

 

 

「嫌ね」

何故なら、湖南はアザトースが膝枕をしていたからだった。

「うーーー☆」

 

しばらくそのまま時が過ぎていく。

しかし、初めての膝枕であった湖南は休むこともできなかった。

 

 

 

 

5分後

 

 

「何とか、体動くようになったけど何か足りない」

そう言う風に言いながら起き上がる。

「妖力0・霊力30%の状況で戦えるのかしら?」

心配そうに言う。

「大丈夫・・・です」

(本当かしらね?)

「それじゃ、戻りますか」

そう言う風に言って魔法陣を展開し、そのまま消える。




投稿ペースがこれ以降落ちます。
週末にしかあげれません。

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