第48話「酒!飲まずには居られない!」
異変解決の後に必ずやるもの。
それは、宴会。
幻想郷中の神妖が集まって酒を飲み交わす。
勿論、主役は異変の関係者である。
しかし、幻想郷でお酒が飲めるのは自立できる15歳からである。
勿論、異変解決に関係していた早苗は強制的に飲ませれていて、すっかり出来ていた訳である。
それを見ていた、鬼共は"もっと飲めよと"とさらに進めていている。
「しかし、静かにできないものかね」
奥で倒れていた湖南が扉を開けて出てくる。
夕方、霊夢が宴会の準備をしていたときに倒れているところを発見し、奥で休ませ居たのである。
本来であれば、異変解決に関わった一人として、宴会に出るはずだのだが、倒れていて起きそうも無いので、無視して始まってしまったのである。
「お、起きたか。
では、酒を飲め」
そう言って酒を勧めてくる萃香。
「だが、断るっ」
しかし、それを断る湖南。
「何でだ、鬼の酒が飲めないって言うのか」
萃香は怒りながら酒を飲む。
「だて、未成年だもん。
それに、幻想郷では15歳未満は酒を飲めないんでしょ?
俺は14だし」
そう言う風に理由を言う湖南。
外の世界では、普通の理由である。
「あぁん?─────の癖に生意気なことを言うじゃない」
そう言いながら酒を飲む萃香。
「萃香、そこらへんでやめなよ」
そう言う風に抑える霊夢。
「見つけてたッ!今すぐこの幻想郷から出て行きなさい!」
そう言う風に言いながら飛び降りてくるレミリア。
その跡を追いかけて降りてくる、紅魔館組。
「なんていうことを言うだぜ、レミリア。
酒が不味くなるんだぜ」
そう言う風に言う魔理沙。
しかし、酒を飲んでいるため説得力が足りない。
「貴女は知っているはずよ、その半人が暴走する事を」
レミリアは"スペア・ザ・グニングル"構える。
「なにおう!?」
そう言う風に怒る魔理沙。
「ッ!?」
次の瞬間、幻想郷中が雷雲で覆われた。
神界
「さて、行きしょ。
「分かりました!」
「たかだ人間ごときに負けるんじゃないぞ」
「しかし、本当沿うだっら良いんだがな」
そう言って、神界からとある集団が出発した。
???
「そうですか、始まりましたか。
面白くなりますよ」
そう言って、この様子をずっと見ていた男性は笑いながら言う。
「しかし、我々の情報がもれているということは無いだろうか」
「そんなのあるわけ無いじゃないか」
「だったら良いんだが」
そう言う風に話す二人。
この二人が、今後の異変の主犯になっていくことは誰も知らない。