東方風雷郷 ~Last Boy Story~    作:沼倉風太

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第43話「アポロ経路」

あの兎・・・鈴瑚って言ったけな?

最後に言ってた言葉ってどう意味なんだろう?

それ以前にここ、宇宙?

 

あ、酸素があるから違うか。

取り敢え進んでみるしかないか。

と言うかさっきから雜魚が多くて困る。

スキルカードをぶっぱなせば良いけど。

 

それ以前に、これってもしかして精神世界とかっていうオチは無いよね。

 

はぁ、雑魚が多い多い。

『活線 列車で行く日本一周の旅』

 

うーん、うちのクラスの奴らが多いな。

 

『物理 エターナルナイフ』

部長、それは怖いです。

「ちょ、おま」ピチューン

「魔理沙!?」

どうやら魔理沙に当たったらしい。

と言うか、物理ってまさか、

「魔理沙ーーーー!」

やっぱり。

「ふぃー、永琳の薬を飲んでおいで正解だぜ」

心配させるなよ。

『競技 横須賀京急のガヂバトル―easy―』

 

はぁ、その後知り合いが集団で襲ってくるが

『競技 京浜横須賀京急のガヂバトル―normal―』

 

全くこのままじゃ逝っとけにを使うのとに成増か。

「因みに誤字じゃ無いぜ」

 

「誰に説明してるの?」

突っ込んでは行けないんだぜ。

 

「何でこんな所に、ってもしかして生身!?」

ビックリして顔がおかしくなるドレミー・スイート。

「えーと、生身なのか?」

魔理沙が聞く。

「何でこんな所に、(バク)が!?」

 

「あらあら、鈴仙居たのね」

 

「何ですか、二人とも知り合いなんですか?」

 

「・・・。

 今は眠りなさい、貴方達の快夢は今作られる」

っ!

『結符 理論結界』ッ!

 

「あらあら、貴方には効かないのね。

 では、力付くで眠らさせるまで!」

 

『超特急 ドリームエクスプレス』

仕方がない。

『競技 東海道京浜横須賀京急のガヂバトル―hard―』

これを使うとなると次は・・・。

「考え事をしている暇は在るのでしょうかね?『夢符 刈安色の悪夢』」

そう、ドレミーはスペルを宣言し俺の回りに弾幕が展開される。

「ボムッ『天符 三番瀬の干潮』ッ!

 『応急 逝っとけダイヤ―lunatic―』」

 

お互いにスペルを掠り会ながら距離を取る。

此処はドレミーにとって有利な場所。

だけど、それじゃ、此方に持ってこれるとしたら?

『天符 関東の空っ風』『風符 狭きビル合間縫いし隙間風』

「!何で、私の能力が効かないの!」

スペルで一気に空間(フィールド)を変えドレミーの能力を無効化、理論結界の効果で精神世界に戻すことは出来ない。

「これで終わりだ『風流剣 瞠風神全』」

 

しかし、いとも簡単に避けられえしまう。

 

「貴女達の快夢は無事作られました。

 だけど此処から先に進むのであれば、私は知りません」


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