東方風雷郷 ~Last Boy Story~    作:沼倉風太

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第42話「湖上の秘密基地」

守矢神社で体制を整えているところに、魔理沙と鈴仙が到着。

なにやら師匠から薬を貰っているらしい。

 

すごっく不安なんだが。

そんなこんだで夜に成ってしまっていた。

 

「それじゃ出発しますかね」

早苗がそう言い、守矢神社を後にする。

 

湖と言って良いのだろうか?

守矢神社の隣にある湖に来ていた。

 

そこには、一つの豆腐と言われてもおかしくない建物があった。

ここが昼間に出会った兎が言っていた基地だろうか?

それ以外にそれらしき建物が見つからないので、入ることにする。

中に入ると暗闇がひらがってい、魔理沙が八卦炉を使い明かりを付ける。

 

しかしあんまりよく見えない。

そう言えば兎は暗いところでも好く見えると言うことは、相手にとって有利って訳か。

と、ここで左にガラスが見える。

ガラスの向こうには、なにやら機械っぽい何かが窓から入る月光に照らせれてうっすらと見える。

 

「こんな所に入って何をする気ですか?」

何処からか、声が聞こえてい来る。

 

次の瞬間、四方八方から弾幕が迫ってくる。

「いい、けしてはられないで!」

霊夢が叫ぶが、既に鈴仙の気配が無い。

『天符 三番瀬の干潮』

弾幕を消し、状況を確認する。

 

やはり、鈴仙が居ない。

「やっと終わった。

 全く、雑魚が強いのよ」

鈴仙が兎を連れてくる。

「まさか、その兎が?」

霊夢が兎を指差す。

「え、そうよ。

 屋上にボスがいるらしいから行くわよ」

そう行って、兎を投げる鈴仙。

痛そう。

 

階段を上がり扉を開ける。

 

「お待ちしました」MGMG

団子食べながらしゃべる妖怪。

その後ろにある月から赤いオーラが出ている。

「青蘭からMGMG聞いてるわMGMG面白い人間とMGMG対戦したって」

それは俺達の事なのか?

 

「だけどもMGMG 変な感じよねMGMG 月の兎MGMG 同士でMGMG 戦うのってMGMG 」

多分、鈴仙の事だろうか。

「ま、いいやMGMG 。

 ここでMGMG 大人しくMGMG 倒されるとMGMG 良いわ。

 一度のMGMG 被弾(ミス)も許されないMGMG 狂気の弾幕にねMGMG 」

そう言って、弾幕を展開してくる。

 

『兎符 ストロベリーダンゴ』

赤い色の細かい弾幕と白色の細かい弾幕が散らばっていく。

どうやら、イチゴと団子を表現しているみたいだ。

 

『恋符 マスタースパーク』

魔理沙がボムを使い、手柄を立てようとしているみたいだ。

次の瞬間、俺の目の前に弾幕が出てくる。

「っち、『天符 三番瀬の干潮』」

俺は弾幕を消して、反逆に出る。

 

『天符 北陸の大雪』

一気に相手の弾幕を凍らせながら攻撃をする。

 

「成る程MGMG一筋縄ではMGMG生かせてくれないかMGMG」

団子を食いながら言う敵。

『終結 終演結界』『風流剣 瞳風神雷』

 

「あぁMGMGやられちゃったMGMG

 それじゃMGMG彼方たちのMGMG見たいものへMGMG

 いざMGMG月の都(ルナティックキングダム)へMGMG(みたらし団子美味しい)」




ボスキャラ紹介

名前:鈴瑚(りんご)Raingo
種族:月の兎
能力:団子を食べると強くなる程度の能力
詳細:地球を侵略する部隊の偉い兎。
   簡単な役柄だが、報酬は多い。
   ちなみに彼女の一番の報酬は、地上の食べ物。

だけど団子食い過ぎ。

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