第40話「浄土の探査機」
博麗神社の中で何時もの様に話しているらしいが今日は話題がおかしいらしい。
と言うのも、紫さんから召集を受けて幻想郷に来ているわけであるが、空気が重い。
因みにだが極力博霊大結界には触らないででほしいらしい。
前回、博麗大結界に干渉した事で結界が不安定に成ったらしい。
「そう、そんじゃ行って見ますかね。
湖南行くわよ(この呼び方は変な気がするわね、だけど慣れるまで我慢しなきゃ)」
?
何のことだろう?
しかし、霊夢と早苗が飛んでいくので後を追いかける。
「そうですね、最初に見たところから行きましょう」
そう早苗が言い、さらにスピードを上げていく。
俺も置いていかれないようにスピード上げ追いかける。
と、ここで異変に気づく。
何でも、何もなくただ剥き出しの地面がそこにあったからだ。
「どう言う事よ、これ」
さすがに霊夢も驚いた様子で聞く。
「ここを金属蛙が通って行ったら皆枯れちゃって、何もなくなったんですよね。
他にも在りますから見に行きましょう」
そう言って移動しようとした瞬間、
「動くな!打つぞ!」
其処には、餅を突くやつ(なぜか血がついている)を構える兎の姿があった。
「メーデー、メーデー、こちら地上人と遭遇、交戦を開始する」
そう言うと弾幕を放ってくる。
しかし、手からではなく、後ろにある魔方陣から出ていた。
やも得ず弾幕をよけ追跡符による
『凶弾 スピードストライク』
俺達を狙う細かい弾幕が一気に放たれてくる。
『風流剣 瞳風雷』
スキルカードで向かい打つ。
しかし、中々当らないままタイムアップ。
弾幕が消えてしまう。
『蛙符 手管の蝦蟇』
早苗さんがスペルを唱えるのがわかる。
『弾符 イーグルショット』
今度は、雑にあっちこっちに巻き散らかせる弾幕。
しかし、依然として細かい弾幕の集まりであることがわかる。
多分、当ったら一溜りも無いだろう。
俺は、回りに来ないように二枚目を唱える。
「『雷砲
なぜか特殊ルビがついているが気にしない。
真っ直ぐ敵の方へ飛んでいった雷は周りにある弾幕もの破壊していく。
しかし、当ったはずなのに相手は無傷で居た。
そのまま攻撃をやめ、次の手段を考える。
相手の弾幕も止み、
『銃符 ルナティックガン』
三枚目のスペルカードに入っていた。
『霊符 夢想封印』!
今度は霊夢がスペルカード使っているのが分かる。
しかし、相手は倒れない。
ここまでくると何か、裏があるように思える。
「さてと、アンタのことを教えてもらうわよ」
霊夢の声が聞こえる。
どうやた霊夢がやったらしい。
「湖の畔に基地があるなんていえるわけ無いでしょう」
兎は涙目で言った。
次の瞬間、後ろから弾幕が撃たれた。
『月符 ムーンライト』
別の兎が救援に来たかもしれない。
『曲線
ボス紹介
能力:異世界から弾幕を出す程度の能力
種族:月の兎
参考:仲間に餅を作っていたときに襲撃された。
危険な役職でありながら賃金は安い。
因みに餅を突く道具に突いている物は不明
能力:電子を操る程度の能力
種族:月の兎
参考:青蘭の同僚であり、金属蛙を基地に帰した帰りに襲われているのを発見した。
能力は汎用性が高いが使い道は考えていない模様。
オリキャラだったりする。
因みに、『月符 ムーンライト』は他作品に出ているが、作者公案だったりする。