東方風雷郷 ~Last Boy Story~    作:沼倉風太

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※2016/4/9 放送を修正


第28話『風貼りの原点』(東方乗車録)

東京駅8:02蘇我8:43終点館山10:10着

特別快速5835F(平日のみ)

 

この電車に乗る為に、船橋に来ている。

''6号車 乗車位置''

足元には目印が、張ってある。

 

『本日もNT東日本を、ご利用くださいましてありがとうございます。

 今度の4番線の電車は8:23発、内房線直通、特別快速館山行きです。

 この電車は、途中、津田沼、千葉、蘇我、五井、木更津、君津、佐貫町、浜金谷、保田、岩井、富浦、終点館山、の順に停車します。

 この電車は、途中木更津に見て、前11両の連結を切り離します』

(ATOS)

『まもなく、4番線に、内房線直通館山行きがまります。

 危ないですから、黄色い線の内側までお下がり下さい。

 この電車は(ry)』

電車きて、すぐ乗車。

 

「この電車、速いはずなのに、全然人が乗っていませんね(空気輸送状態)」

「そりゃ、逆に走ってるからね、普通は、東京に行くから」

「なるほど」

 

──カット──

 

『まもなく、五井、五井、お出口は右側です。

 姉ヶ崎、長浦、袖ヶ浦、厳根へおいでのお客様と、上総鉄道小湊線はお乗換えです。

 五井の次は、木更津に停まります』

(英語は略)

 

 

 

中間改札を、抜け、5番線に、向かった。

早苗さんには、懐かしい、手で開ける古い気動車が、停まっていた。

 

「あれを見ると、長野を、思い出しますね」

と、早苗さんが、つぶやく。

「だったら、幻想郷に、帰る前によっていく?」

「え、いいんですか?」

早苗が、聞き返す。

(「かまわないは。見終わったら、呼んでね?あ、魔理沙たちは先に返しといたら」)

・・・。

紫まで、テレパシーを使うのか。ま、許可も出たし、寄って行くか。

幻想郷に。

 

『おまたせいたしました。

 この列車は、普通の安房小湊行きワンマンカーです。

 まもなくの発車です、ご乗車になれてお持ち下さい』

車内から、乗車促進の、放送がながれる。僕と早苗さんはドアを、あけて乗り込む。幸運にも、二人がけボックスが、空いていた。

 

 

『お待てせいたしました。

 本日も、上総鉄道小湊線をご利用くださいまして、ありがとうございます。

 この列車は、普通安房小湊行ワンマンカーです。

 次は、上総村上お出口は、左側です。

 運賃、切符は運転席横の運賃箱へ、定期券は運転士にはっきりとお見せ下さい。

 お降りの際は、運転席横のドアから、お降り下さい。

 整理券でご精算の方はおつりの無い様小銭をご用意下さい。

Thank you at the Kazusa Railway.

This is Komirato Line Lome Train For Amo-Kamogawa of wanmankra.

The next station is Kazusa-Murakami exit left』

(英語は苦手だよ。今回はGiigle大先生に、英訳してもらったよ)

 

 

──カット──

 

 

養老渓谷出発して、もう過ごしで、上総中野だ。

森の中から一変、一気に、田植えもされていない、水田に出る。

ここに着てやっと、帰ってんだ、第二の故郷に、と思う。

 

『まもなく、上総中野、上総中野、お出口は、左側です。

 運賃、切符、定期券は、駅の改札口にお渡し下さい。

 木原線、坂上線はお乗換えです。

 お忘れ物の無い様ご注意下さい。

 今日も上総鉄道を、ご利用くださいまして、ありがとうございました。

 The next station is Kazusa-Nakano.

Prees tyenj The Kihara-Line and Sakagami-Line.

Thank you at the Kazusa Railway.

 ご乗車ありございました。

 まもなく上総中野に到着です。

 一番線の到着お出口は左側です。

 (じょーないしんーこー)

 お乗り継ぎ列車のご案内です。

 木原線普通列車大原行反対側2番線から10:25。

 坂上線普通列車上総坂上行、階段上りまして3番線から10:16。

 本日はご乗車ありがとうございました』

長い、200文字。

 

階段上って3番線に着いた。

・・・。

10分待ちか。

ここで、鞄から、塩握りを取り出して食べる。

「博麗神社と、似ていますね(財政が)」

・・・。

何で、早苗さんの、心の声が聞こえるんだろう。

それに、心がもやもやする。

 

ピチューーン

 

何でこうなった。

 

早苗目線

 

(なんか、心を読まれたような気が)

ピチューーン

(あ、ちょま、何でピチュルンですか?

とにかく、寝かせないと)

私は、湖南さんをつれて、待合室に連れて行った。

どうゆう姿勢で運んだかは、お察し下さい。

 

 

 

 

 

 

????目線

 

あ、やべ、邪気眼開眼させちゃった。

ばれないように、妖力を送ってっと。

 

 

湖南(精神状態)目線

 

うー☆、体が動かない。

金縛りか、どうしよう、

・・・。

しゃべるか。

「す、kるかーd『治療 自然治威力』」

そして、妖力が、増えた。

「あ、よかった、眼覚めて。

 列車が着たから、乗せたんですよ?(気絶してる顔がかっこよかったけど、途中で、妖力が増えてびっくりしたんですけど、勾玉が、光って減ったことなんて、聞けない)」

「あー、ごめん、ありがとう」

『ご乗車ありがとうございましたー。まもなくーしゅうてーん、上総坂上ー上総坂上ーお出口はー右側ー車内にーお忘れもノーないよーご注意くださーい。

 運賃ー切符はー整理券とー一緒にー駅改札口にー御渡しくださーい。

 本日はー上総鉄道ーごりよー下さいましてーありがとーございましたー』

 

 

駅を出て、亀山湖に向かって参拝道を歩く。

「改めて、聞きますけど、諏訪大社に似てますね」

諏訪大社は、諏訪湖に面して、聳えている。

「あれー、何でだっけなー、ごめん忘れちゃった」

「いいんですよ、こうしてみると、諏訪を思い出します」

 

やがて、NT東日本の上総亀山駅が、見えところまで歩くと、清龍本神宮が見える。

 

 

鳥居をくぐり、本殿に来る。

 

「雷神様ー、さっきはすみませんー」

そう、本殿の奥に言うと、雷神様が、来る。

「いいんだよ、仕方ないことから」

そういって、雷神様は、僕の頭なでる。

「(湖南さん照れてる)」

また、読めた。

風術強風償還(笑)

「きゃっ///」

早苗さんのスカートに風が吹き込まれる。

「むぅ~、湖南さん~」

早苗さん黒い。

「ちょっと、外に来てください」

そういわれて、引きずり出される。

 

で、

 

「いきますよ、『蛙符手管の蛙墓』」

いきなり、スペルカードが発動する。

スキルカード発動せず、なぜか、青い追跡札を放つ。

 

 

雷神

「元の姿に似ているな。────すまんが、もう少しの我慢しておくれ」




削除してしまったので再投稿です。

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