山岡東宮に、向かっている、湖南たちは、熊に、遭遇、そこで、一人の少女に出会った
「きましてね、湖南さん、守山神さまの、ご指示に従い、私が、お相手します。
『応対 対妖陣』」
!?対妖怪用の札か、ならば、
『風符 風中同化』
「話は聞いていましたが、本当に、無敵状態になるとは、だけど、半妖の力が出ていない、今が、攻撃のチャンス、サンダースパークさえ、使われなければ、大丈夫なはず」
なるほど、そんでは、
『(雷砲)サンダースパーク』
「!?来ましたね、だけど、『反射 鸚鵡返し』」
なるほど、攻撃を反射させる程度の能力か、この勝負、もらった!
『風流剣 瞳風雷』『(成長)一つの種は大樹になりし』
「やりますね、だけども、甘いですよ?
『良心鳳来』
!?跳ね返しからの不意打ちだと、しかも、風中同化の効果は切れてるし、
どうしよう、
『葉符 リーフスパーク』
「葉、なんで、乱入して来るんだよ?」
しかし、撃って来たのは、
「俺だよ、湖南、あんまり無茶するなよ」
優樹だった。
よし、こうなったら、
『風流剣 瞳風雷』(×5)
瞳風雷の、由来は、使いすぎると、瞳が黄色くなる、いわゆる"暴走状態"になるからだ。
暴走状態になれば、いくらでも、攻撃できるが、正気を、失ってしまう。
だけど、対妖陣に、囲まれた今では、妖力関係は一切使えない。
霊力と、雷エネルギーを、あんまり、使わないとなると、これしかなかった。
「湖南正気か!?お前が、暴走状態になると、地球を壊せるんだぞ!?それでも、やる気か!?」
すっかり忘れていた、だけど、この異変を終わらせるためにも、ここで、白旗を、揚げるわけには、いかないんだ。
『古力 長生き者の古知恵』
しかし、このスキルを、使った後、僕は何かに、体が飲まれるような感覚がして、気絶してしまった。
後に、優樹に聞くと、
「あの人どころか、神様まで、遣ったんだぞ、しかも、お前を止めるのに、10分も掛かったんだからな!?」
と、言われてしまった。
ちなみに、魔理沙にその事を聞いてみると、すごく気味が悪かった。
とまで、言われてしまった。
今後は、このスキルは、使わないで置こう。
僕は、そう考え、封印した。
このスキルの、封印は、後の事件の元がねたともしらずに・・・。
その後、境駅に付いた僕達は、次の行き先に、迷っていた。
「どうしましょうか、このまま、伊勢神宮に行きましょうか?」
だけど、僕は、時刻表見て驚いた。
「そうだ、先に伊勢神宮に行こう」
NT中部のCMのまねをしてみた。
「そうなると、一旦、山岡まで戻んないといけないな」
そう、境駅には、緑の窓口が無いのだ。
仕方なく、僕達は、ホームで、電車を待った。
『まもなく、一番線に、折り返しの、10時15発、各駅停車、山岡行きが、参ります。
危ないですから、黄色い線の内側まで、お下がり下さい。
この電車は、4ッドア4両です。
4両編成乗車位置でお待ち下さい。
この電車は、途中、街田駅に見て、山北本線下り各駅停車と、特別快速北都行き、上り、快速、義秋行きに、それぞれ、連絡します。
一番線に、折り返し、山岡行き到着です。
ご注意下さい』
ATOS風放送乙。
後書き
さてと、今回、湖南が、暴走する前に、優樹が、警告した、地球を壊すことも出来るンだぞ、について、少し解説。
8話で、出てきた、雷神の力を、ダイレクトに放出す為にです。
もっとも、湖南自身でも、それぐらいの力は、余裕で出せますが、あれなので、制限を、かけています。
もっとも、湖南は、力に飲み込まれてしまいましたが。