東方風雷郷 ~Last Boy Story~    作:沼倉風太

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前回のあらすじ

前話を見ろ!!


第十⑨話「失ったものと手に入れた物(後編)」

『ご乗車ありがとうございました。

 まもなく終点京都、京都、お出口は、右側です。

 東海道線、奈良線、名坂線、京阪神線、湖西線、東海道新幹線は、お乗換えです。

 今度の、東海道本線上り、特急こだま28号東京行6番線から、17時8分、新快速米原行6番線から、17時19分。

東海道・山陽本線特急こだま13号姫路行8番線から、17時3分、新快速播州赤穂行7番線から、16時59分。

湖西線、特急雷鳥10号金沢行5番線から、17時49分に、それぞれ、お乗換えできます。

どなた様も、お忘れ物をない様、もう一度、お確かめ下さい』

「よし、京都に着くけど、接続時間に、余裕が、あり過ぎるから、17時30分まで、自由行動。

僕は、本屋に、行ってから、夕食を、買うから、なんか、あったら呼んで」

こうして、列車は、1分遅れで、京都に着いた。

 

 

 

駅の中にある本屋に、僕はより、時刻表を、買おうとした。

 

 

 

第三者目線

「蓮子、あそこにいるのって、もしかして、湖南君じゃない?」

本を読んでいた、金髪の子が、一緒に来ていた子に、聞く。

「メリー、誰なの?湖南って?」

隣にいた、蓮子と、呼ばれた、少女は答える。

「知らないの?ほら、この本(風士物語)の、19章に、出てるじゃん。

『この世界を、変える子』って」

メリーと、呼ばれた、金髪の子は、本を、指しながら、答える。

「確かに、似てるね」

 

 

再び湖南目線

 

「もしかして、湖南さんですか?」

本を読んでいた、メリーによく似た人が、聞いてきた。

「はいそうですけど、もしかして、メリーさんと、蓮子さんですか?」

「そうだけど、どうして、私達の事を知ってるんだい?」

蓮子が聞く。

「実は、かくカクジカジカうんタラかんじか食パンじかじかで」

俺は、説明した。

ん?今俺って言った?

なんで急に、一人称が急に変わるんだ?

「どうした?急に黙ったんだ?」

「いやいや、なんでもないよ(棒)」

「そうかな?そういえば、何時の電車に乗るんだ?」

蓮子が、聞く。

!?やばい、後、15分しかない。

「ありがとう。教えてくれて。あと、15分しかない」

「15分って事は、今度の雷鳥か?」

「そうだけど、もしかして、一緒の電車なの?」

「そうだよ」

「そう、そんじゃ、車内で」

「じゃね」

 

やばい、急いで買わないと。

 

 

 

こうして、俺は(やっぱり違和感がある)みんなの、弁当を買い、電車に乗った。

 

 

 

 

 

 

「どうして、急に、幼しさがなくなって、大人な感じになったんだ?」

魔理沙が聞いた。

「そんなの俺がしりたいよ」

 

こうして雷鳥は雪と雷が、なる中、走っていた。

 

 

 

・・・。

は!?雷!?

ちょっとやば。

 




後書き

イーストI-Eを見て、すごいリツイートされた作者です。
さてと、タイトルの無くなった物は、幼さ。
手に入れた物は、大人な感じです。
さて、初めての次回予告。
山岡で、湖南と、優樹は、雪の中、何を語るのか。

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