東方饅頭拾転録 【本編完結】   作:みずしろオルカ

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 お待たせしました。

 布都ちゃんです。
 何気に書き方に一手間必要な娘です。

 ゆっくり成分多めです。

 最近収まってたメッセでの遠慮の無いご意見が復活してきてます。

 特に何かした覚えも無いので、?状態です。

 ツイッターとかで更新呟くようになってから多くなりましたが、今回はそんな覚えもなく・・・・。

 愛でる派・虐待派は棲み分けがしっかりとしてるのか、衝突も無く平和です。

 『実は私は』を見始めました。
 これは面白いっすね。


物部布都の日記 Э月

Э月(;一_一)日

 

 野性のゆっくり妖怪というものが居るらしい。

 

 ゆっくり妖怪の専門家が言っておったのじゃから間違いなかろう。

 

 思えば長い付き合いで、参護殿と呼ぶようになったが違和感が無くなったのう。

 

 参護殿が言うには実力者が居る場所にその実力者のゆっくり妖怪が居る可能性があるという事じゃった。

 

 参護殿の家にいる彼女達は皆強者のゆっくり妖怪達。

 特にあのフラワーマスターのゆっくり妖怪など、海原家の中では確実に上位にいるほどの強さじゃろう。

 

 あのフラワーマスターのゆっくり妖怪は、参護殿に預けられるまではフラワーマスター本人が辿る花から花への道を同じ様に辿っていたそうじゃしな。

 

 我もゆっくり妖怪を探すことに決めたのじゃ。

 

 しかし中々見つからぬ。

 

 参護殿も見つけたのは三回だけじゃと言っておったしの。

 

 我の周りにもきっと太子様や青娥殿のゆっくり妖怪が居るかもしれぬ。

 

 我のゆっくり妖怪が居てもいいかもしれぬな。

 

 見つけたいものじゃ。

 

 

 

 

 

Э月Σ(゚∀゚ノ)ノキャー日

 

 今日は太子様が参護殿の家に行ったようじゃ。

 

 戻られた太子様は、とても上機嫌で楽しそうじゃった。

 

 参護殿が使っていた銀色の闘気を太子様も使えていたのは驚いたが、さすが太子様と言った所じゃろう。

 

 非常に強力じゃと評価しておったが、それ故か展開時間が短いらしい。

 

 それを延ばすことと、参護殿との訓練を考えることが今は楽しいようじゃ。

 

 我は我で、拠点周囲を探してゆっくり妖怪が居ないかを確かめたが、やはりそう簡単には見つからなかった。

 

 参護殿の話を聞くとすぐに見つかる気がしておったのじゃが、やはり現実は厳しいのう。

 

 

 

 

 

Э月(゚д゚)(。_。)ウンウン日

 

 今日は参護殿の家に遊びに行った。

 

 しかしあれじゃ。

 毎回毎回、波紋を使った鬼ごっこをしておるが、いつもいつももうちょっとという所で負けてしまう。

 

 我の波紋の呼吸がどれだけ持つのかという事と、運動しながらだとどれ程に持続力が落ちるのかを知りつくされておるようじゃった。

 

 あまりに悔しいので、いつも参護殿の傍に居る魔女のゆっくり妖怪以外の者達に協力を頼んで、ちょっとした『さぷらいず』なるものを用意しようと思う。

 

 皆、参護殿に驚いて貰おうと一生懸命に練習しておった。

 特に小さいゆっくり達は上手く歌えない部分があるようで、他のゆっくり達にアドバイスを受けながら懸命に歌う姿は癒される。

 

 こうしてゆっくり妖怪達と触れ合っておると、昔に政治の世界で色々と汚い手段なんかも使ってきた記憶が思い出される。

 

 当時は特に感じなかったが、こうして癒されておると、あの頃からひどく心が疲れておったのじゃと自覚できる。

 

 張り詰めた糸の様な生き方をしておったなぁ。

 

 今はゆっくり達と一緒に自分に正直に生きられるこの喜び。

 

 素晴らしいのじゃ!

 

 

 

 

Э月( ;´Д`)ウッ…日

 

 今日も拠点の周囲を探してみたが、ゆっくり妖怪を見つけることが出来なかった。

 

 甘いモノが好きなようじゃったし、我のおやつを使って寄ってこないか試しておったがダメじゃった。

 

 残念じゃ。

 

 一人一人ゆっくり妖怪は手触りや揉み心地が違うから、我や太子様、屠自古や青娥殿、もしかしたら芳香のゆっくり妖怪も居るかもしれん。

 

 もし居るのなら、是非とも家で一緒に暮らしたいものじゃ。

 

 流石に参護殿の家に居るゆっくり妖怪達を拾ってくる訳にもいかぬしの。

 

 参護殿に相談してみようかのう。

 もしかしたら良い助言を貰えるかもしれぬ。

 

 太子様が戻られてから、随分と考え事をしておった。

 参護殿を鍛えておるようじゃし、仙人になるならぬに関わらず、交流は続けていくつもりなのじゃろう。

 

 我は参護殿に勝てぬのが腹立たしいが、次の鬼ごっこでは必ず捕まえてみせるわ!

 

 

 

 

Э月(ΦωΦ)フフフ…日

 

 今日は痛快じゃったな!

 

 こっそりと練習していたゆっくり妖怪達の合唱はかなり参護殿を驚かせたようじゃった。

 

 ゆっくり妖怪達を褒めておったので、彼女達もかなり嬉しそうであった。

 

 喜ぶと羽や髪をフワフワピコピコと動かすから見ていて感情が分かり易いのう。

 

 我にはなぜか労いの言葉と一緒に頬を抓られて引っ張られた。

 しかも丁寧なことに、引っ張る際に痛みが和らぐように波紋を流しておったのがタチが悪いのじゃ。

 

 おかげで必要以上に頬をこねくり回されたわ!

 

 しかし、中々に慣れた手付きじゃったな。

 おそらくゆっくり達を日常的に揉んでいるから、これほどの指使いを覚えたのじゃろうな。

 

 しばらく頬のハリが良くなっておったのはびっくりじゃったな。

 

 

 

 

Э月(`・д・´)キリッ日

 

 今日確信した!

 

 我の拠点周囲には確実にゆっくり妖怪が居る!

 しかも、複数居るのは確実。

 

 なにしろ我のおやつを食べられたからな!

 悔しいのじゃ……。

 

 この食い意地が張ったのは誰のゆっくり妖怪じゃろうか?

 屠自古か芳香じゃろうな。

 

 一緒に暮らしたいのう。

 

 

 

 

Э月(∩´∀`)∩ワーイ日

 

 今日は太子様と一緒に参護殿の家に来た。

 

 どうやら太子様はあまりゆっくり妖怪達と接しておらぬようであった。

 そこでは我がしっかりとそれぞれのゆっくり妖怪達の名前と、触り心地・揉み心地を添えて紹介させてもらった。

 

 太子様に彼女たちの魅力を知ってもらいたかった。

 そうすれば、もしゆっくり妖怪を拾った時に一緒に暮らせる可能性が高くなるしのう。

 

 今日の鬼ごっこは太子様も参加されて、一緒に参護殿を追いかけた。

 

 太子様が参加されておるからか、鬼ごっこは一段と白熱しておった。

 

 まさか、滝を駆け上がるというのは我も予想外じゃった。

 

 水は下に落ちる。

 当然の摂理なのじゃが、波紋で駆け上がるにはかなりの量の波紋と針に糸を通すような精密な操作が必要じゃ。

 

 それを息をするようにやってのけるとは、どれ程の波紋を修練すれば辿り着ける境地なのか?

 

 太子様と一緒に修行をする必要があるかもしれぬのう。

 




 迷い所。

 ハイスクールDD全巻そろえるか。
 実は私は を全巻そろえるか……。

 両方結構な巻数出てるので、チビチビ買うのが賢明か。

 明日は会社泊まりの日。
 更新は無いので申し訳。

 高津カリノ先生の漫画を集めているのですが、俺の彼女に何かようかい が面白いですね。
 人外娘フェチな自分と高津先生のゆるーっとした雰囲気が好きな自分がダブルで幸せです。

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