参護日記です。
土日は更新は難しいのでそれ以降です。待っていてね!
後、蒼雲さん。
推薦をしていただいてありがとうございます!
しかも中々の高評価だったし、びっくりです。
Э月(;一_一)日
定期的に仙人の勧誘が来るようになっている。
そろそろまた勧誘が来るだろうな。
あれだ、向こうの世界でのセールスマンの様に足繁く通ってくるのだから疲れる。
青娥さんはなんかもう意地の様な感じになってるし、布都さんは来るには来るけど殆どゆっくり妖怪達と遊びに来ているようなものだ。
つまり、仙人への勧誘に一番熱心なのは青娥さんだという事だが、彼女が帰り際に明日は別の人が来ると言っていた。
仙人としての心当たりは二人。
二人の内、一人が青娥さんと比較的仲が良かったはずだ。
彼女のもてなしを考えないとな。
仙人になる気は無いが、ウチに訪ねてくると言うなら話は別だ。
害意が無い限り、お客なのだからおもてなしは必要だ。
Э月Σ(゚∀゚ノ)ノキャー日
予想通りの方が来た。
豊聡耳神子さん。
いや、さん付けでも失礼ではないかと思うが、彼女本人が別にいいと言っていたのでさん付けで呼ぶことにした。
初対面での一言が、「なるほど、青娥でも無理な訳ですね」だった。
青娥さんに頼まれて来たそうだけど、俺を見て仙人に勧誘するのは無理だと考えたようだ。
元々、噂に聞いていた俺を見に来たと言うのが本当の所らしい。
布都さんが俺のことを面白いと伝えていたようで、神子さんもどこか満足そうに頷いていた。
そこからは、神子さんの分かりやすい波紋と気功の使い方講座を聞いていた。
さすがは天才を超えて神格化すらされる人だ。
銀色の闘気を見ただけで再現して見せた。
展開時間は長くないけど、彼女ならすぐにでも超えていきそうだ。
神子さんはと言うと、新しい力が楽しいらしく、色々と聞いて来たり、改善案を提示してきたりと、テンションが高めになっていた。
神子さんほどの才能があると、一つ新しい力を得れば、他の力との応用が面白いように浮かんで来るらしい。
試したり、検証したり、結構科学者気質な所があるのかもしれない。
Э月(゚д゚)(。_。)ウンウン日
今日は布都さんがゆっくり妖怪と遊びに来た。
最近は勧誘すらしない。
波紋の呼吸をするとゆっくり達が寄ってくる事を覚えたのか、波紋の呼吸を長時間出来る方法を割と真剣に考えていた。いいのかそれで。
ゆっくり達も布都さんと遊ぶのが楽しいらしく、五目並べをしている姿を見た時は驚いたモノだ。
ちなみに勝者はY幽香。
何気にゆっくり達はゲームに強いのだ。
神子さんが楽しそうでお礼を言われた。
今は修行して銀色の闘気の活用時間の延長を図っているそうだ。
今の所、波紋の強さ的には俺・神子さん・美鈴さん・青娥さん・布都さんとなる。
そのうち、神子さんには追い越される気がする。
美鈴さんは元々気功が使える人だったからか、波紋を覚えてからは順調に練度を上げていた。
最近はY美鈴にも波紋を教えてみようと画策中。
布都さんは俺に波紋を使った追いかけっこで負けたのが悔しかったらしく、度々鬼ごっこが勃発する。
殴り合いじゃないので平和なものだ。
波紋を練ってスタート、追い付くか身体に触れれば終了。
制限時間いっぱい逃げ切れば俺の勝ちだ。
あれだ、こんな平和な勝負ならいつでも歓迎だ。
Э月( ;´Д`)ウッ…日
神子さんはやっぱり天才だと思う。
銀色の闘気を長く使うために波紋と気功をそれぞれ鍛えているが、双方の上達が早い。
布都さんとやっている鬼ごっこの話をしたら、それを銀色の闘気でやりたいと言い出した。
やってみたが、想像以上にきつかった。
今まで萃香や勇儀さん相手に戦い目的でしか使ってこなかった。
だけど、神子さんと鬼ごっこで使うとなると更に細やかなコントロールが必要になる。
気を抜くと地面が抉れたり、バランスが崩れたりと細やかな操作の粗さを目立たせてくれる。
この鍛錬方法を個人で考え付いたのか。
とりあえず、神子さんと二人で萃香と最初に戦った場所で試しに鬼ごっこをやったけど、穴だらけになった。
クレーターもできたし、ブレーキをかけたら電車道のような跡が付くし、戦いだと気にも留めなかった色々な甘い部分が見えてきた。
もしかしたら神子さんは俺に足りない部分をこうして鍛えてくれているのかもしれない。
Э月(ΦωΦ)フフフ…日
布都さんは今日もゆっくり達と戯れていた。
ゆっくり達を集めて並べると、細い棒を取り出して振る。
すると、集められたゆっくりたちは歌い出した。
「ゆー、ゆーゆゆー!」
歌うと言うよりコーラスっぽいが、何時の間に仕込んだのやら。
Yパチュリーも知らなかったようで俺の頭の上で驚いていた。
終わった後の布都さんにドヤ顔をされた。
ちょっと、頬を引っ張ってしまった俺は悪くないと思う。
Э月(`・д・´)キリッ日
神子さんの能力は、相手の本質を見抜くタイプのものだ。
俺の本質の一部を見事に言い当てた。
「強すぎる人を身近で見続けて、尊敬と同時に自分と比較して見てしまう。貴方はそれでも腐らずに努力を続けてきた。ここまでの意思を持てる理由は何でしょうか」
俺が兄貴を見て実力差に絶望しながらも、鍛錬を続けられる理由。
簡単だ。
阿求様とゆっくり達を護ること。
別に永遠の命も、巨万の富もいらない。
神子さんは珍しい欲の形だと言っていた。
多くの欲をその耳で聞いてきた彼女だからこそ言えることだろう。
俺の欲を全部読んだわけじゃないようだけど、それでも少ない情報でここまで欲望を把握されるなんて、本当に尊敬すべき人だ。
Э月(∩´∀`)∩ワーイ日
珍しいことに、神子さんと布都さんが二人で来た。
布都さんは神子さんにゆっくり妖怪達を紹介していた。
神子さんは首をかしげながら、ゆっくり達に餌をあげていた。
可愛かったからつい、とのことだった。理解はできる、ついついご飯をあげたくなってしまうからね。
神子さんはY美鈴を抱くと、気持ちよさそうに抱き枕の様にしっかりと抱きしめていた。
耳が良すぎるからだろう、雑音のせいで眠りが浅いのかもしれない。
Y霊夢が防音の結界を張っていた。
眠そうな彼女を放っておけなかったと言う事だろうか?
神子さんから教えて貰ったが、芳香さんが波紋の余波で足元が崩壊しかけていたらしい。
波紋は吸血鬼やゾンビの様な不活性な身体を持つ妖怪や、太陽の力を纏うので太陽が苦手な妖怪には強い。
ゆっくり妖怪達はなぜか、波紋を好むものが多い。
色々な力を吸収するゆっくり妖怪にとっては、お肉の様な物なのだろう。
腹も膨れて、スタミナもつく。
ゆっくり妖怪達にとってはそういう食べ物なのだろう。
二人はまだゆっくり妖怪達の魅力を語っていた。
可愛いのは良くわかるけどな。
鬼ごっこが三人に増えたのは驚いた。
だけど、これも良い鍛錬だ!
活動報告にも書きましたが、お知らせとちょっとした質問があります。
興味があったらどうぞ。
それでは、異様な疲れと眠気を寝ることで解消しに行ってきます。
また読んでくださいね!
-追記-
Э月(∩´∀`)∩ワーイ日 にて後半、脈絡がない部分がありましたので修正しました。