更新時間が深夜帯なのは、書きあがるのが大体この時間だからです。
アルコール入っている場合が多いので、無駄にテンションが高いことも多い。
酒は好きだけど、付き合いと彼の飲み会は苦手。
気の合う仲間とバカ話とかしながら、楽しみたいものです。
∀月キタ━━(゚∀゚)━━!!日
今日、参護さんが完治の診断を受けたということで、慧音さんを連れてお祝いに行った。
Y咲夜を一目見て置きたかったという目的がありましたが、やはり里のために重傷を負って倒れた人間の完治を祝わずして、里の顔役はやれません。
会ってみると、たまに人里で本人を見かけますが、似ています。
ゆっくり妖怪特有の警戒心の無さと人懐っこさがありますが、あれはYレミリアを溺愛している母親のようでした。
しかし、集まったところで結局することも無かったので、参護さんが持ってきていたトランプで遊んだ。
色々なゲームを参護さんから教えてもらったが、ゆっくり妖怪たちも全員参加。
当然、彼女たちもカードを持つ。
器用にカードを扇状に広げているYレミリアやY咲夜の姿が非常に印象に強かった。
しかも、結構強かったですし。
Yパチュリーは魔力で目の前に並べるように浮かべていた。
ゆっくり妖怪はこういう遊戯は強いのだと理解した。
∀月∑(゚д゚ノ)ノウワッ日
今日は慧音さんと一緒に、里を襲った妖怪の一件で、里全体から出てきた要望をまとめて対応できるものとそうでないものに分けていた。
私や慧音さんだけじゃなく、里の有力者が集まって集計しているので当然、個人の思惑が見え隠れする。
今日話し合われていたのは、『海原参護を里主導で管理する』という案件だ。
私や慧音さん、他にも参護さんと面識がある人たちはそれを世迷言だと切って捨てる。
だけど、一部の有力者は本気でこれをするべきだと私たちに向かって熱弁していた。
そもそも、個人の戦闘力でいえば、慧音さんの方がずっと強い。
同じことを慧音さんに言ってこないところを考えると、体のいい捨石が欲しいだけなのだろう。
それがわかってしまうから、私たち側は非常に不機嫌なのだ。
海原参護さんという人間を里の捨て駒にするなど、最初の頃に私がしたことと同じだ。
この苛立ちは私の中で罪悪感も含んだものなのだと思う。
第一、慧音さんが反対側に回っている時点で、彼らに参護さんを捕らえることはできない。
妖怪に勝てる人間が、一般人相手に後れを取るなんてことは万に一つぐらいの可能性しかない。
英雄と一般人と怪物の相関図があるが、それが成り立つのは英雄側が一般人を攻撃しないと仮定した時の相関図だ。
しかも、一般人側にも英雄側につく人間が多くいる現状、相手側は成す術無しだろう。
後は彼らの動向に注意しなければならない。
人間は自分の理想を追い求める際にどうしても他者の望みを踏みにじりがちだ。
過去の私がそうであったように。
考えてみれば参護さんは妖怪に嫌悪感が無い。
襲われれば返り討ちにするし、遊びに来れば遊んで帰す。
要は彼らは参護さんに外敵から自分たちを守らせたいのだ。
ならば、次に会った時にでも『妖怪側の何でも屋の依頼』を受けてみるように勧めるだけだ。
里に妖怪が来ることは珍しいことじゃない。
彼らの依頼を受けて、『里以外の依頼でも動く』事を自覚させたい。
彼の意思があり、彼に敵対すると相応のしっぺ返しがあると。
騒いだところで彼の人柄を知っている人たちの方が多いのだ。
この意見をひっこめるしかなくなるだろう。
∀月(´Д`)ハァ…日
参護さんが家を訪ねてくれた。
今里では天狗の新聞で騒然となっている。
『人間も妖怪もお仕事手伝います。護衛から扉の障子貼り、ゲームのレベルアップも手伝います。何でも屋 サンゴをよろしく!』
昨日私が考えていた対応策そのままの事をやってのけてくれた。
しかも、『人間も』と付けているあたり、余計な批判を防ぐ布石にもなっている。
妖怪の中には知識をため込んでいる紅魔館の魔女の様な者もいる。
彼女ほどではないにしても、妖怪からゆっくり妖怪の知識を得るという新しいこともできるようになれば心強い。
そのゆっくり妖怪の報告が今日もあったが、内容がなんと言っていいかわからない。
本人たちの交友関係とゆっくり妖怪たちの交友関係の違い。
後、Y咲夜はYレミリアに対してかなり過保護だという報告を受けた。
扱いが幼児にやるような対応だと思う。
∀月(ヽ´ω`)フゥ-3日
里のいわゆる強硬派とも呼べる人たちが、土下座で参護さんへの取り次ぎを申し出てきた。
そりゃそうだ。
自分たちの横暴な言動やら行動で里の守りを失いかねない状態になったのだから。
参護さんが文々。新聞に広告を出したという噂はすぐに広まった。
というのも、先日射命丸さんが私や慧音さんの前で、堂々と
「今回、海原参護さんからうちの新聞に広告を出したいと依頼を受けまして」
という風に挨拶というか報告に来ていた。
それは道端だったので里中の人間に広まったと考えてもいいと思う。
まだ、新聞すら届いていないというのに性急なことだと思う。
私たちに取り次ぎを申し込んできたのも、自分たちが直接行って彼の機嫌を損ねることを恐れたからだろう。
だけど、参護さんには妖怪側への繋がりも必要だろうと思う。
残念ながら、彼は人間側だけで収まるべき人物じゃない。
それに、妖怪側からの依頼を受けたからと言って人里に被害を加えるような人じゃない。
やはり、実際に会ってみないと人柄というものは分からないものだと思う。
強硬派の人達には、丁重にお帰り願った。
参護さんの意思を無視しようなどと、助けてもらっている人間のすることじゃない。
里の大半は参護さんに仕事を依頼して彼への心証を良くしている人たちだ。
その人たちは、今回の話に何の心配もしていないのだ。
少し不安になっていてもらおう。
自業自得というものです。
∀月( ゚д゚)日
文々。新聞が届いた。
あの烏天狗の新聞なので内容に不安があったが、非常に好意的な内容で書かれていた。
広告収入と記事の内容が非常に丁寧だったことを考えると、参護さんは彼女の取材に対して紳士的に対応したのだと思う。
広告もさることながら、記事の内容もさりげなく記事から広告へ誘導される。
広告欄も目新しい広告が入ると目が行くものだ。
そういう意味では、新しい広告が入ることは金銭的にも新聞的にも良いことなのかもしれない。
里の方は、何でも屋としての参護さんを知ったことと、記事の内容は先日の妖怪撃退の記事だったこともあり、参護さんの評価は上がっていると言ってもいい。
強硬派はすっかり息をひそめてしまった。
参護さんが里全体で評価を上げている今、下手なことを言えば里の有力者としての権限どころか、里自体に居れるかどうかという状態になりかねないからだ。
これから、参護さんの所には人間も妖怪も集まるようになるだろう。
きっとあの家は今まで以上に賑やかになる。
今から少し楽しみだ。
∀月φ(゚Д゚ )フムフム日
彼はもしかしたらゆっくり妖怪が好む何かを持っているのかもしれない。
Y美鈴が昨日彼の家に住み着いたと報告を受けた。
非常に戦いに特化しているようで、彼と戦闘訓練をすることができるらしい。
明日にでもどういう娘なのか、会いに行こうと思う。
昨日の新聞は本人から見てもやはり好意的に書かれているようで、参護さんが感謝していた。
菓子折りを渡したいと言っていたので、彼女が好きそうなお菓子を何件か勧めておいた。
彼の帰り際に、私も菓子折りを貰った。
私の好きな和菓子の詰め合わせで、このような詰め合わせは初めて見た。
聞いてみると、私の好きなお菓子を聞いて回って、店の人達に詰め合わせを作ってもらったのだそうだ。
私のために色々と気を使ってくれてとてもありがたい。
大好物のどら焼きが多めに入っていたことも高評価だ。
いつ私がどら焼きが好きだと知ったのだろうか?
∀月アワワヽ(´Д`;≡;´Д`)ノアワワ日
参護さんの家に行くと、射命丸さんが来ていた。
なんでも、取材とネタ探しに立ち寄ることがあるという。
しかも、参護さんは彼女を邪険にしたりしないし、取材なども紳士的に答えていくから彼女としてもやり易いのだと思う。
目的の一つだったY美鈴に会えたのは良かったが、なぜかゆっくり妖怪たちに包囲されてもてなしを受けた。
お茶に菓子折り、頭にYレミリアが乗って、Y美鈴は気の力で私の身体を活性化させて疲労やらを取り除いてくれている。
波紋とはまた違った感覚だった。
しかし、Y美鈴は戦闘能力だけではなく、気の力も使えるのがすごい。
Yパチュリーは多くの遊具を持っていることが分かった。
将棋や囲碁はもちろん絵札遊戯もあって、みんなで楽しく過ごすことができた。
参護さんは、こういう遊びになると途端に運が無くなる。
普段はかなりの強運だと思うのだけど。
いかがだったでしょうか?
阿求は参護に対して、利用しようとした後ろめたさが強く残っている。
参護は阿求に対して、利用しようとしたことだろうとそれが結果的に自分を救った。恩人として、彼女を助けたい。
阿求は考え過ぎな気がしますね。
参護は非常に彼女と彼女が居る里を大切にしています。
だから、里の番人的な立場を受け入れているのです。