D・CⅡなのはstriker's漆黒と桜花の剣士   作:京勇樹

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スキー開始!

貸し出しセットを借りて、着替えて、ファミリー用ゲレンデに集まった一同

 

「そんじゃあ、今から全員の腕の確認をするから順番に滑ろうか」

 

「「「「「はい!」」」」」

 

「そんじゃあ、最初はスバルから!」

 

「はい!」

 

スバルは元気よく返事をすると、ゴーグルを装着して

 

「スバル・ナカジマ行きます!!」

 

と、滑り出した

 

以下省略

 

で、結果は

 

 

上級者 桜内義之 高坂まゆき フェイト・T・ハラオウン 防人裕也 ギンガ・ナカジマ

 

中級者 スバル・ナカジマ ティアナ・ランスター 朝倉音姫 朝倉由夢 クロノ・ハラオウン 沢井麻耶

 

初心者 エリカ・ムラサキ エイミィ・リミエッタ

 

こうなった

 

「エイミィ………相変わらず、よくこけるなお前」

 

クロノは、転んで雪まみれになっているを見てため息を吐いた

 

「見てないで起こしてよ!」

 

エイミィは逆さ状態で、クロノに助けを求めた

 

「エリカちゃんも、無事でよかった」

 

「だって、下手に転んだら骨折すると聞いたものですから……」

 

「まあねー、確か知り合いで膝を骨折した奴が居たなー」

 

「桜内、本当に上手ね」

 

「まあな、昔からやってるし。俺の料理の他の数少ない特技だな」

 

「裕也も上手だね」

 

「うむ……1年ぶりだが、案外うまく動けたよ」

 

と、それぞれ話していると

 

「そんじゃあ、時間的にもちょうど良いし、1回お昼休憩にしようか」

 

「「「「「はーい!」」」」」

 

で、お昼

 

「ギンガさんとスバル、本当によく食べますね……」

 

裕也は2人が持っているトレーを見て、頬が引きつっていた

 

理由は、2人が持っているトレーにあった

 

両手に持っているトレーには、それぞれ

 

スバル 右手 カツカレー(大盛り) ミートスパゲッティ(大盛り) 左手 ラーメン(大盛り) チャーハン(大盛り)

 

ギンガ 右手 ピラフ(大盛り) カツ丼(大盛り) 左手 月見うどん(大盛り) ペペロンチーノ(大盛り)

 

を、持っているのだ

 

「「え? まだ少ないほうですよ?」」

 

「どんだけだよ!!」

 

「見てるだけで胸焼けしそう………」

 

「一体、どこに消えるんですの?」

 

義之、沢井、エリカの3人からは、三者三様の言葉

 

「あははは……、相変わらずだなー」

 

「確か、前に行った焼き肉屋の店長が土下座したよな。『もう勘弁してください!!』って」

 

「なぜだろうか、その店長さんに同情したくなるのは……」

 

「ギンガとスバルだけ、ピンポイントで立ち入り禁止になった店って幾つだったか」

 

「えっと、8店だね。しかも全部バイキング形式」

 

(なぜかな、眼から涙が……)

 

クロノとエイミィの言葉を聞いた義之は、目頭を押さえた

 

そんなこんなで、昼食も終わり

 

「そんじゃあこれからだけど、チェックインまでまだ時間があるから、自由時間にします!」

 

「「「「「おおーー!」」」」」

 

すると

 

「ねえ、桜内」

 

「んぁ? なんだ?」

 

「コツを教えてほしいんだけど……いいかしら?」

 

「おお、いいぜ!」

 

「裕也、一緒に滑ろう!」

 

「OK! 行こうか!」

 

「5時までには戻るんだよ!」

 

と、それぞれ別れた

 

 

 

ここから、恋の物語はどう進むのか

 

それは、誰にもわからない

 

 

 

「ひゃっはーーー! 俺に追いつけるなら、追いついてみやがれーーーー!!」

 

「何処のスピード狂よ、あんた!!」

 

「あれは最早、イノシシだな……」

 

「わわわっ! もう少し遅く!」

 

「……相変わず、運動神経鈍いんだね……」

 

「むぅ、こうか?」

 

「そうそう、上手ね」

 

「いやー、絶景やね!」

 

「待って、こっち来ないで!」

 

「眼が怖いよ~」

 

「すまねぇ、止めてぇが……巻き込まれたくねぇんだ」

 

 

 

こちらは、楽しんでいる模様


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