D・CⅡなのはstriker's漆黒と桜花の剣士   作:京勇樹

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クリスマスパーティー 1日目その1

「いらっしゃい、いらっしゃい。噂の風見学園名物セクシー・寿司・パーティーはこちらですよ~」

 

学園祭が一般開放されはじめたのは、14時

 

SSPは期待されていたのか、杏の狙い通り。クリパが始まってすぐに、クラスの出し物は大盛況となった

 

店のコンセプト上、接客や寿司を握るのは女子に任せるしかないので、俺達男子は裏方だ。(裕也とフェイトは生徒会の方を手伝っていると同時に、情報操作をやっている)

 

そして、俺には、予想通り『呼び込み』の仕事が回ってきた

 

・・・とは言っても、この盛況っぷりだと、呼び込みの必要は特にないと言ってもいい

 

「最後尾はこちらでーす」

 

俺は<最後尾>と書かれた看板片手に、呼び込み改め、行列整理を行っている

 

「おーい、義之!」

 

俺が整理していると、教室内から蓮華が出てきた

 

「おお、蓮華」

 

「そろそろ交代だぜ。休憩に入りな」

 

俺は、それを聞いて

 

「おう、わかった。そんじゃ、あっちが最後尾だから、割り込みとか無いように気をつけてな」

 

俺は蓮華に看板を渡しながら、連絡事項を言った

 

「おうよ! って、そこ! 割り込みすんじゃねぇ!」

 

俺は蓮華に行列の整理を任せると、教室へ戻った

 

頼もしいよ、ホント

 

「うわ、予想以上に混んでるな・・・・」

 

教室内は満員だった

 

もちろん、客の大部分は、女子のセクシー衣装目的の男子生徒だったが、意外と女子の生徒の姿もちらほらと見えた

 

女子のかわいい衣装は、女子も好きってことか? それとも単に寿司目当てか・・・

 

ま、どっちでもいいか。

 

「あら、桜内。休憩?」

 

「まあな」

 

俺の近くに来たのは、意外にも委員長だった

 

委員長のパジャマは薄い紫色を基調に白い水玉模様が特徴で、清楚な印象を抱いた

 

「すいませーん、こっちいいすか?」

 

すると、席に座っていた客が手を挙げている

 

「あ、は~い。じゃ、私、行くから」

 

委員長はそう言うと、小走りでカウンターに向かった

 

「おう・・・」

 

俺は何故か、心中モヤモヤしていた

 

「義之くん、義之くん」

 

際どいパジャマ姿の茜が、声をかけてきた(胸元が大きく開いたネグリジェ)

 

「おお、茜。どうだ、調子は?」

 

俺が聞くと茜は嬉しそうに

 

「んもう、大盛況だよ。杏ちゃんの狙いどーりって感じ♪」

 

「それじゃあ、売り上げも見込めるな・・・」

 

明日の打ち上げは盛大に行うか・・・・

 

「すいませーん、こっち、カッパ巻きお願いしまーす!」

 

「は~い、少々お待ちくださ~い。小恋ちゃん、お願~い」

 

「あ、う~ん! すぐ握りま~す」

 

カウンターで小恋が手を振っている

 

忙しそうだな

 

「んじゃ、邪魔しちゃ悪いから俺はしばらく、外で休んでくるよ」

 

と、俺がドアのほうを向こうとしたら

 

「あ、それで、なんだけどね」

 

「あん?」

 

呼び止められた

 

「もう始まってからずっと、沢井さん働きづめなのよ」

 

「委員長?」

 

そういえば、さっき忙しそうにしてたな

 

「沢井さんの握るお寿司が大好評で、休む暇なしって感じ」

 

「そうなのか・・・」

 

俺は以前に試食した時のことを思い出した

 

実際に試食したので分かるが、委員長の握った寿司は他の女子が握った寿司に比べて段違いに美味しかったのを覚えている

 

人気が出るのも、頷ける話だった

 

「私や小恋ちゃんたちはローテーションで休みをとってるからいいんだけどね、沢井さんってば、なかなか休みを取ってくれなくてね」

 

俺と茜の視線の先には、今も寿司を握っている委員長が居る

 

「あいつ、妙なところで頑張り屋だからなぁ・・・」

 

これは、最近一緒に居たからわかることだ

 

「そうなの。でも、休憩とってもらわないと、いざと言うときに困っちゃうでしょ?」

 

「確かになぁ」

 

頑張りすぎて倒れられたら困るし、順番に休みをとらないと、他の休みたい子たちも気後れしてしまうだろう

 

こういうときの空気の読めなさは、委員長らしいちゃあ、委員長らしい

 

「それで、なんだけどね」

 

「うん」

 

「義之くん、ちょっと沢井さんを連れ出してくれないかな?」

 

ハ?

 

「お、俺が?」

 

「うん、で、クリパでも回って、リラックスさせてあげてきて。そういうのお願いできるの義之くんくらいしか居ないから」

 

「他にも居るだろう? 渉とか杉並や、裕也とかユーノ。それに蓮華とか」

 

俺の言葉を聞いた茜は首を振り

 

「杉並くんはどこ行っちゃったか分からないし、渉くんじゃ女の子のメンタルケアには向かないし、裕也くんじゃフェイトちゃんに悪いし、ユーノくんはそこで倒れてるし、蓮華くんは……」

 

『げぇ!? 神夜!?』

 

『ふふふ……蓮華、一緒に学園祭を回りましょう?』

 

『待て! 俺は今、クラスの模擬店を手伝ってんだ!』

 

『そんなの関係ありません……蓮華♪』

 

『来るなぁぁぁぁぁぁぁぁl!!』

 

蓮華………

 

「あいつは、何処に行こうとしてんのよ!」

 

「ア、アリサちゃん! パジャマ姿なんだよ!?」

 

お前ら……

 

てか、待て

 

「は? ユーノが倒れた?」

 

あ、本当だ。ユーノはバックヤードで倒れてなのはに看病されてる

 

「ユーノに…一体、何があった?」

 

「えっとね、なのはちゃんのパジャマ姿見たら、顔を真っ赤にして倒れちゃったの」

 

「純情だったんだな、あいつ・・・」

 

蓮華は無事かわかんねーし

 

てか、すずかの拘束を振り切って、アリサも猛追したよ

 

「そういうわけで、義之くんしか居ないのよ。消去法、消去法」

 

「そういうもんか?」

 

「すいませ~ん、こっち。エビで!」

 

「あ、は~い! じゃ、お願いね♪」

 

茜はにっこりと微笑んでから、客の方へと行ってしまった

 

ん~、茜なりの気遣いってやつかな?

 

ま、仕方ない、委員長を連れ出しますか

 

俺は委員長の居る所まで移動した

 

「おす、委員長。大人気なんだって?」

 

俺が声をかけて、委員長は俺が近づいた事実に気付いて

 

「あら、桜内。な~に? 私用ならあとにしてくれない?」

 

あらら、これはまじめな応対だな

 

だが、それは予想の範疇だ

 

「私用じゃねーよ、業務命令デス」

 

「何?」

 

「お前に休憩を取れって命令が出てる」

 

それを聞いた委員長は、軽く俺を睨み

 

「何言ってるの? この混み具合見れば、休憩する暇ないってことくらい、わかるでしょ?」

 

そう言うと委員長は戻ろうとする

 

「それでも、休憩とらないといけないの。順番に休まないと他の女子が休めないだろ?」

 

すると

 

「それじゃあ、私の番は飛ばしてくれて構わないわ」

 

と、手をヒラヒラさせながら去ろうとしたので

 

「いいから。お前を連れ出すように、他の女子に頼まれたんだよ。来いって」

 

俺は委員長のパジャマを掴んで引っ張った

 

「ちょっと、引っ張らないでよ、パジャマ脱げちゃうでしょ?!」

 

そう、これが俺が即興で考えた委員長対策だ!!

 

「公衆の面前でパジャマがはだけた姿を晒したくなければ、来なさい」

 

「わかった! わかったから!」

 

「お願いね~!」

 

俺と委員長は茜の声を背後に教室を出た

 

数分後

 

俺は女子達が着替えに用いてる教室の前で、待っていた

 

すると

 

「お待たせ・・・・」

 

委員長が制服に着替えて出てきた

 

「よし、んじゃ行くか」

 

「行く? 行くってどこに?」

 

「俺とクリパへ」

 

「桜内と!?」

 

「委員長を連れてクリパに行ってくれって、頼まれたんだよ」

 

それを聞いた委員長は眉をひそめて

 

「私ひとりでも行けるけど?」

 

「お前、目を放すと戻って寿司を握るだろ? それじゃあ、ダメなんです」

 

「うっ、そ、そんなことないわよ?」

 

「目が泳いでるから」

 

人前で変な格好をするのをあんなに嫌がってたのにな、寿司を握るのが楽しいのかな?

 

「わかった、わかったわよ・・・一緒に回ればいいんでしょ?」

 

「分かればよろしい」

 

「で、何処に行くのよ」

 

「ん~、行き当たりばったりで」

 

「そう来ると思った・・・」

 

こうして、俺と委員長のクリパ巡りは始まったのだった

 

義之sideEND

 

裕也side

 

俺とフェイトは、生徒会の仕事で学園を警邏していた

 

「ふむ、ここも異常ないな」

 

「そうだね」

 

俺とフェイトは確認が終わると、次のフロアに向かおうとした

 

 

prrr!

 

「んぁ? 誰だ?」

 

携帯が鳴ったので見ると

 

「まゆき先輩? (ピッ)はい、裕也です」

 

『あ、裕也? 今大丈夫?』

 

「はい。とりあえず1フロア終わったので、次のフロアに向かおうかとしてましたが」

 

『そ、よかった。あのさ、今から旧ゴミ焼却場に来てくれる?』

 

「旧ゴミ焼却場?」

 

『そ、そこに黒尽くめの怪しい連中が居るのよ。もしかしたら、杉並かもしれないから』

 

「なるほど・・・・、少し待ってください」

 

俺は一旦、携帯から顔を離した

 

「どうしたの?」

 

フェイトが気になったのか聞いてきた

 

「いや、どうやら旧ゴミ焼却場に黒尽くめの怪しい連中が現れたらしいんだ。まゆき先輩は、もしかしたらそれが杉並なんじゃないか、って言ってたんだが・・・・」

 

俺は、そこでようやく視線をフェイトに向けて

 

「あの杉並がそんなヘマすると思うか? 簡単に足がつくようなヘマを」

 

俺が聞くと、フェイトは即行で首を振り

 

「しないと思うよ」

 

「だよな」

 

俺は携帯に顔を近づけて

 

「すいません、先に情報の確認をするので、なんなら先に突撃してください」

 

『花咲に聞くのね? わかった』

 

その言葉で通話が切れたので、俺は携帯をポケットに仕舞った

 

「一旦、教室に戻るぞ」

 

「茜に聞くんだね? わかった」

 

俺達は杉並のことでクラス内に協力者を作っていた

 

それが茜なのだ

 

俺達は教室を目指して移動した

 

◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

 

「おっす、調子はどうだ?」

 

俺とフェイトが教室に戻ると、杏が近づいてきた

 

「フフフ、計画通りの大盛況よ・・・」

 

因みに杏のパジャマ(?)は、セーターオンリーである

 

時々、ヤバイ視線が向いているのを、俺とか蓮華が牽制している(蓮華は、かなりクタビれているが)

 

「そうか、それはなによりだ、それでなんだが茜は何処に居る? ちょっと聞きたいことがあるんだが・・・・」

 

俺は教室を見回すが、茜は何処にも居ない

 

「茜なら、さっき休憩に入ったわ。恐らく、休憩室に居るんじゃないかしら?」

 

「わかった、あんがと」

 

俺はそれを聞くと、廊下に出た

 

休憩室は2つ隣の教室だ

 

俺とフェイトは着くが・・・・

 

「裕也、どうしたの? 開けないの?」

 

「ちょっと、嫌な予感がするから、フェイト頼む」

 

俺は体をずらして、フェイトに道を譲った

 

「わかった、待ってて」

 

そう言うとフェイトはドアを開けて中に入った

 

『あれ、フェイトちゃん、どうしたの?』

 

『着替え中にごめんね? ちょっと聞きたいことがあるんだけど・・・大丈夫?』

 

(セーフ!! 俺の予感は当たるんだよ・・・)

 

俺はフェイトに任せて良かったと、心底思った・・・・

 

『ちょっと、待ってね・・っと、よしこれで大丈夫!』

 

『それじゃあ、廊下に来てくれる?』

 

『うん』

 

ガラッ!

 

「裕也、予感当たったね」

 

「そうだな・・・」

 

入ってたら……(ガタガタ)

 

「それで、聞きたいことって?」

 

俺が安堵のため息を吐くと、茜が聞いてきた

 

「ああ、杉並に関しての新しい情報なんだが、聞いてないか?」

 

俺が聞くと、茜は悩み始めた

 

「杉並くん? なにも聞いて・・・あ、ちょっと待って、確か、お昼ごろなんだけど・・」

 

「なに?」

 

「携帯で、確か・・・・・放送室がどうたら言ってたような・・・」

 

「放送室かー・・・・裕也」

 

「ああ、そっちが恐らく本命だろうな。行くぞ!」

 

「うん! あ、茜、情報ありがとうね!」

 

「別にいいよ~、頑張ってね~♪」

 

俺とフェイトは、茜の声を背後に走り出した

 

もちろん放送室へ向けて・・・

 

◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

 

俺とフェイトは、走って本校2階の廊下に到着した時だった・・・

 

「うわぁ・・・」

 

俺は廊下の先を見て思わず唸ってしまった、その理由は・・・

 

「杉並くんやるね・・・」

 

そこには、天井まで積み上げられた机の山

 

ようするに、バリケードがあったのだ

 

と、その時だった・・・

 

<はーはっはっはっはっは!>

 

「む・・・」

 

「間に合わなかったね・・・」

 

<放送室は我々ノエルの悪夢が占拠した! 手薄だったから制圧はいとも容易かったぞ!>

 

「やられた・・・」

 

と、その時だった、再び携帯が鳴ったので出ると

 

『裕也くん! 今・・』

 

「ええ、わかってます。今、放送室の手前でてこずってます」

 

『あれ? わかってたの?』

 

「ええ、気になる情報があったので向かってたんですが、間に合いませんでした。そちらはどうでした?」

 

俺は確信があったが、一応、聞いてみた

 

『うん、捕まえたけど、囮だねこれ、やられたわ・・・』

 

「やっぱりですか。とりあえず、俺達が1番近いのでこのまま突撃します」

 

『うん、お願い、あたし達は連中を拘束したら向かうから』

 

「はい、では」

 

俺は通話を切って、ポケットに仕舞うと

 

「フェイト、通れるだけどかすぞ!」

 

「うん!」

 

フェイトは身軽に登るが・・・・

 

「フェイト・・・パンツ見えるぞ・・・(顔逸らし)」

 

「ふぇ!? ほ、他に誰か居る?」

 

「いや、居ないが・・・」

 

「じゃあ、問題ない!!」

 

「いやいや・・・気にしろ」

 

俺達はそんな会話をしながら、机とイスを1個ずつどかしていく

 

すると

 

「よいしょ・・・・(カチッ!)へ? カチ?」

 

「どうした?」

 

「なんか、スイッチ押しちゃった・・・」

 

「なに!?」

 

すると

 

ガコガコッ!

 

机が崩れた!! ヤバイ!!

 

「キャーー!」

 

<ソニック・ムーブ!!>

 

俺の体感時間は一気に遅くなり、文字通り音速で落ちてくる机や壁を足場に跳んだ

 

そして、空中でフェイトをキャッチした。もちろんお姫様抱っこで

 

俺はその勢いのまま、通れるようになった隙間を通って反対側に着地した

 

「っとぉ・・・危なかったー、フェイト大丈夫か?」

 

「うん、大丈夫ありがとう・・・」

 

「これを仕掛けたのは、あの杉並率いる非公式新聞部だぞ? 罠に気をつけないと」

 

俺は、お姫様抱っこのままフェイトに注意した

 

「そうだったね・・・ごめん、気を抜いてた・・・」

 

「まぁ、無事だったから良かったけどな」

 

俺はゆっくりフェイトを着地させた

 

「(ボソリ)ちょっと、残念・・・んん! 放送室はもうすぐだよね?」

 

「ああ、急ぐぞ!」

 

俺とフェイトは放送室へ向けて再び走り出した

 

◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

 

ドバンッ!!

 

「生徒会だ! おとなしくしろ!!」

 

俺が施錠されていたドアを蹴破って突入すると、フェイトも続いて入ってきた

 

「逃げられた後みたいだね、大丈夫ですか?」

 

室内のイスには、眼鏡をかけた男子生徒が猿轡(さるぐつわ)を噛ませられた状態で縛られていたのをフェイトが助けた

 

「助かりました・・・」

 

非公式新聞部(あいつら)が何処に逃げたか、わかりますか?」

 

「すいません、ずっと縛られてたので・・・」

 

「そうだな・・・・」

 

「これ、録音だね」

 

「フェイト、止めろ」

 

「うん!」

 

フェイトが機械を操作すると

 

<それでは続いて、恋する・・・・・>

 

放送が止まった

 

「やれやれ」

 

「やられたね・・・」

 

「だな・・・・お! そうだ」

 

俺はある閃きに従い、放送機材に近づき

 

「えっと、確かこうだったな・・・っと」

 

「裕也?」

 

操作をしてから、マイクの部分を軽く叩くと

 

<ボーン>

 

と、聞こえたので

 

「よし、・・・んん! こちら生徒会です。暴動は開始5分で鎮圧しました。繰り返します・・・」

 

「わっ! 勝利宣言だ」

 

「それでは、引き続きクリスマス・パーティーをお楽しみください」

 

そして、俺はスイッチを切った

 

「なかなかやりますね? 裕也とは、もしや、あなたがかの有名な剣使い(ソードダンサー)ですか?」

 

俺はその言葉を背中に聞くと

 

「さて、どうでしょうか?」

 

俺とフェイトは、そうして放送室を後にした

 

まだまだ、終了時刻までは多少時間がある

 

「さてさて、あと何回やりあうのかね・・・」

 

「さぁ?」

 

 

 

俺とフェイトは、まゆき先輩たち本隊に合流したのだった・・・・

 

 

追記

 

蓮華は無事、神夜から逃亡に成功したとか

 

ただし、アリサによって黒こげになってたとか


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