日本国と大日本帝國 混じりあう二つの日本 作:アメリカ海兵隊
ルーマニア軍が新ナチスドイツ第三帝國の野戦司令部を制圧して数時間が過ぎ、戦局は日米露英仏中大日ナチスが新ナチスドイツ第三帝國と膠着状態となった
PM22:27 ヒッカム飛行場 イタリア軍
イタリア兵「こちらベイパー1。司令部応答せよ。」
無線「こちら司令部、どうぞ」
イタリア兵「目標の飛行場を確認した。だが大日本帝國やナチスドイツ第四帝國、アメリカ軍が見当たらない、代わりに新ナチスドイツ第三帝國軍が居る」
無線「そうか。それで敵の数は?」
イタリア兵「人数は見えるだけでま1000人近くは居る。だが戦車や装甲車は300近くはある。またヘリは60近く。ハウニブは40機を確認。これらの兵器のパイロットなどの数を含めると一万人以上は居るんじゃないか?」
無線「わかった。ベイパーは敵に見つからない所へ行き監視所を作り奴等の動向を逐次報告しろ」
イタリア兵「ベイパー了解」
ハワイ某所 日米英仏露中大日ナチス連合軍司令部
アメリカ軍将校「ヒッカム飛行場が陥落したか」
イギリス軍将校「敵はホノルル国際空港を攻略中だが大日本帝國本土や聯合艦隊から増援として来た空挺団や一部海兵隊、陸軍、ナチスの航空部隊、ハウニブ部隊が粘っているが弾薬が足りずやや劣勢のようだ」
アメリカ軍将校「我々の残りの兵力は?」
アメリカ軍士官「アメリカ軍が各地に分散している数を含め陸、海兵隊含め3500弱。戦車が43両、装甲車が71両、ヘリが13機。イギリス軍は400人、自衛隊は75人、中国軍は230人、ロシア軍は150人、大日本帝國はわかるだけでまも2000人、ナチスドイツ第四帝國も同様かと思います」
アメリカ軍将校「各国の海軍は?」
アメリカ軍士官「全艦パールハーバーから退避しましたが敵の潜水艦の魚雷攻撃を受け3割近くが海に沈みました」
アメリカ軍将校「その艦隊は?」
アメリカ軍士官「それが現在、新ナチスドイツ第四帝國の海軍と交戦していますが・・・」
イギリス軍将校「が?」
アメリカ軍士官「敵艦隊と砲撃戦をしています」
ロシア軍将校「待て。何で砲撃戦になってるんだ?そんな距離まで接近する前にミサイルで決着がつくはずだろ?」
アメリカ軍士官「それが、連中は潜水する戦闘艦を有しておりそれで・・」
イギリス軍将校「それで砲撃戦になったと?」
アメリカ軍士官「はい」
アメリカ軍将校「戦況は?」
アメリカ軍士官「敵艦隊は巡洋艦数隻を中心とした艦隊で現在、砲撃戦を展開。そして空母は、戦域から離れたところでJDAMを搭載したF/A18が発艦し、敵艦に攻撃をしており有利です」
自衛隊幹部「そうか」
大日本帝國、ナチスドイツ第四帝國枢軸聯合艦隊 播磨
吉村「ハワイまでどのくらいかかる?」
梅原「あと11時間位です」
吉村「よし。海兵隊、陸軍、特殊作戦軍に上陸作戦の準備をするように伝えろ」
士官「了解!」
吉村「いよいよ反撃の時だな」