日本国と大日本帝國 混じりあう二つの日本 作:アメリカ海兵隊
ハワイ近海 大日本帝國海軍聯合艦隊旗艦 播磨 艦橋
士官「ヒッカム飛行場に駐留している海兵隊から通信!『ヒッカム飛行場陥落セリ。我、後方に転進ス』以上です」
吉村「海兵、陸軍、特作軍の増援を載せた載せハウニブが出ていったこのタイミングで陥落か。それで、どこに転進したんだ?」
士官「@%〇*▼街と言う街です」
吉村「よし。直ぐに連絡しろ」
士官「了解!」
吉村「梅原参謀長」
梅原「なんですか?」
吉村「先ほど発見した新ナチスドイツ第三帝國所属と思われる艦隊は今何処に居る?」
梅原「艦隊はホノルルから東南におり、距離は約に46kmに居ます」
吉村「その艦隊の進路は?」
梅原「艦隊は我々と同じくハワイのオアフ島に進路を向けています」
吉村「艦隊の規模は?」
梅原「駆逐艦が30~50、巡洋艦が10~30、空母が5~7、戦艦が3です。なおこれらは全部潜水出来るようです」
吉村「潜水出来る戦艦か。これは欲しいな」
砲術長「自分も長官と同意見です!!これらの戦艦が鹵獲出来れば性能確認という名目で主砲を撃ち放題、じゃなくて帝國の技術発展を・・・」
梅原「要は撃ちたいだけだろ」
砲術長「はい!」
吉村「はぁ。任官した頃は真面目だったのに何がお前を変えたんだ?」
砲術長「播磨の51cm主砲が砲撃した時です」
吉村「さいでか。そして梅原参謀」
梅原「なんですか?」
吉村「播磨に搭載してい12式巡航ミサイル、又は18式対艦ミサイルで新ナチスドイツ第三帝國の艦隊を攻撃し撃滅することは可能か?」
梅原「自分の推測では戦力を削るのなら可能ですが撃滅となると不可能かと」
吉村「理由は?」
梅原「やはり新ナチスドイツ第三帝國の艦隊は潜水できるのでもし大量の対艦ミサイルが飛んできた場合に潜水して回避する可能性が」
吉村「そうか。対潜ミサイルでは戦艦を撃沈するのは無理だしな。梅原参謀、潜水戦艦に対する対策案を一時間以内で出してくれるか」
梅原「わかりました」
ハワイ 某所
ルーマニア兵「こちらデスコ1ー1。配置に着いた。指示を。オーバー」
無線「こちら本部。無線を傍受したことろそこから南東約2.5km先に敵の野戦司令部が有るらしい。そこを襲撃し、暗号文を持ってこい」
ルーマニア兵「デスコ1-1、了解」
そしてルーマニア兵は無線を切った
ルーマニア兵「総員、これより作戦を開始する。目標は2.5km先にある野戦司令部。総員、敵野戦司令部に居る敵兵を殲滅せよ」
無線「了解!」
そしてルーマニア兵達は敵に見つからぬよう木の影に隠れながら移動していった
枢軸聯合軍本部
ウェルゲン「ヒッカム飛行場を偵察しに行ったイタリアの部隊から何か連絡は来たか?」
士官「いいえ。ただ今いい情報が手に入りました」
ウェルゲン「どんな情報だ?」
士官「某所に大日本帝國の海兵隊が増援に来るようです」
ウェルゲン「その増援は我々宛じゃないだろ」
士官「はい」
ウェルゲン「一刻も早くい大日本帝國と合流しなければならないな」
そして数十分後
ルーマニア兵「こちらデスコ1-1。敵の野戦司令部を確認。隣には120mmクラスの迫撃砲三門と対空ミサイルと思われるミサイル発射台を確認」
本部「こちら本部。後の作戦を実行するにあたって迫撃砲は作戦の障害になるため、IED対策も含め砲弾もすべて破壊してほしい」
ルーマニア兵「デスコ、了解」
そしてルーマニア兵は無線を切りき、部下を手招きし集めた
ルーマニア兵「作戦を一部変更する。司令部を襲撃し暗号書を奪取すると同時に迫撃砲を破壊する。第4、5、6班は予定どうりM87擲弾砲(八九式重擲弾筒と似たようなもの)をセットしろ。そして5、6班はM87で迫撃砲を砲弾もろとも破壊しろ。残りの1~3班は敵の司令部を強襲する」
ルーマニア兵「了解」
ルーマニア兵「よし。作戦開始だ」
そして半数のルーマニア兵達は森の中に消えていき、残り半数のルーマニア兵達は木の上に上がり、作戦開始に備えて木の枝から枝へと移動して新ナチスドイツ第三帝國 野戦司令部に接近していった