日本国と大日本帝國 混じりあう二つの日本   作:アメリカ海兵隊

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航空機模擬戦

 

ハワイ ホノルルの近くに有る森

 

枢軸各国(大日本帝國抜き)の軍が合流して数日がたった

 

兵士「大佐。偵察に行った歩兵小隊が偵察から戻りました」

 

大佐「それで収穫は?」

 

兵士「どうやらここはハワイのようです」

 

大佐「ハワイ?」

 

兵士「はい」

 

兵士の報告にイタリア兵の士官は

 

イタリア兵「ハワイ来たぁぁぁぁーーーー!!!!」

 

大佐「五月蝿い」

 

イタリア兵「良いじゃないですか。ビキニの美女だって居るんですよ!」

 

満州兵(階級 大佐)「よくない!よく考えてみろ。下手にバレてみろ。我々はどっからどう見ても不法入国者だろ」

 

ルーマニア兵(階級 大佐)「そうだ。それに我々はどうやってこの状況を切り抜けるかだ」

 

ブルガリア兵(階級大佐)「それで、偵察の報告はそれだけか?」

 

ナチス兵士「いえ、続きがあります」

 

大佐「それでその続きは?」

 

ナチス兵士「大日本帝國海軍聯合艦隊旗艦播磨とナチスドイツ第三帝國極東派遣部隊が居ました」

 

大佐「・・・」

 

ブルガリア兵士「・・・」

 

満州國兵士「・・・」

 

ルーマニア兵士「・・・」

 

イタリア兵士「・・・」

 

ナチス兵士「どうします?」

 

大佐「とりあえず大日本帝國と合流するか?」

 

ブルガリア兵士「今のところそれが良いでしょう」

 

ルーマニア兵士「問題はどうやって米軍に見つからないように辿り着くかだ」

 

満州國兵士「無線で連絡して貰うのは?」

 

満州國兵士が意見を言うが

 

イタリア兵士「一応最新型の傍受対策を施した無線とは言っても米軍に傍受されてしまうのでは?」

 

そして大佐が

 

大佐「夜陰に乗じて行くか」

 

すると

 

兵士「報告します!」

 

大佐「どうした?」

 

兵士「町に偵察に行った第二小隊がゴミ箱に有った古新聞を持ってきたのと報告が有りました」

 

ブルガリア兵士「その新聞紙は?」

 

兵士「ここに有ります」

 

兵士がブルガリア兵士に新聞紙を渡した

 

ブルガリア兵士「なっ!!」

 

その記事を見たブルガリア兵が驚いた

 

その記事に書かれた物は

 

『大日本帝國海軍聯合艦隊、ナチスドイツ第四帝國海軍、ハワイアメリカ太平洋艦隊基地に入港』

 

また別の新聞紙には

 

『ナチスの再来。生きていたアドルフ・ヒトラー』

 

『ナチスの登場で過激的活動を行うネオナチ。ドイツ一部地方では戒厳令が発令される!!』

 

『ファシズムの襲来!アメリカはどうやって世界の自由を守る!?』

 

『大日本帝國とナチスドイツ第四帝國と戦争を行った場合アメリカは負ける。国防長官衝撃の発言』

 

『大日本帝國とナチスは2035年の異世界からやって来た』

 

『アメリカの軍事バランスが崩れる今。自分や家族を護れるのは自分だけだ。武器購入は〇〇ガンショップへ』

 

『中国政府高官「大日本帝國とナチスドイツ第四帝國は国連の管理下に置くべき」と発言』

 

大佐「異世界?何だこりゃ?」

 

ブルガリア兵士「ロシアの大統領ってハゲだったか?」

 

ルーマニア兵士「いや、立派な口髭が有ったはずだが」

 

満州國兵士「中国の国家主席ってこんな顔だったか?ちょっと違わないか?」

 

ナチス兵士「大分違うな」

 

自分達の知ってる情報とは違うことに混乱する上層部

 

大佐「とにかく解ったとこはここが異世界だってことだ。とにかく友軍と合流しよう」

 

同時刻

 

ハワイ 上空

 

大日本帝國とナチスドイツ第四帝國の円盤航空機ハウニブによって若干の遅れが生じたがその後何のこともなく開催された

 

試合順は

 

大日本帝國海軍航空隊VSアメリカ海軍航空隊

 

航空自衛隊VS中国海軍航空隊

 

ナチスドイツ第四帝國VSロシア海軍航空隊

 

イギリス海軍航空隊VSフランス海軍航空隊

 

大日本帝國空軍VSアメリカ空軍

 

であった

 

大日本帝國海軍第一航空戦隊視点

 

井村「良いか、いよいよ異世界のアメリカ海軍との戦闘だ。技術が下だからって舐めてかかるなよ」

 

部下「了解!」

 

早期警戒艦上航空機オペレーター「米軍機接近」

 

井村「さて、久々の獲物だ。部屋の中に引きこもらない程度にヤりますか」

 

部下「体長。何時でも行けますよ」

 

井村「わかった。よし連携して米軍機を攻撃しろ」

 

部下「了解!」


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