日本国と大日本帝國 混じりあう二つの日本   作:アメリカ海兵隊

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面会 2

武装親衛隊少佐のマークスに案内され二、三分後荻原達使節団+а(報道陣、護衛)はナチスドイツ第三帝國首脳陣が居る大広間の部屋『夕映の間(ゆうばえのま)』の前に来た 扉の方を見ると完全武装の武装親衛隊の人が四人居た

コンコン

マークス「モンティーアナ・マークスです。 お客様をお連れしました」

?「入って良いぞ」

マークス「失礼します」

 

荻原達使節団+аは夕映の間に入室した

そこには沢山の男が居た ほとんどの人は勲章を沢山付けた軍服を着た人が居る そして中央には二人の人が居た一人は椅子に座って窓の方に体を向けていて顔が見えなず、そしてもう一人は何処かで見たことの有る顔だが思い出せないのであった

 

?「ご苦労だったマークス。下がって良いぞ」

マークス「ハイル・ヒトラー!!」(訳 ヒトラー万歳!!)

荻原&クリス「(ハイル・ヒトラー!?)」

 

そしてマークスは部屋を後にした

 

?「わざわざ忙しい中此方のご要望にお応えくださってありがとうございます。私はナチスドイツ第三帝國宣伝大臣のヨーゼフ・ゲッベルスです」

使節団+報道陣+護衛『ヨーゼフ・ゲッベルス!!!!????』

ヨーゼフ・ゲッベルス ドイツの政治家でプロパガンダの天才と言われた男でアドルフ・ヒトラーの政権掌握とナチス党政権下のドイツの体制維持に辣腕(らつわん)を発揮した人物である

 

ゲッベルス「どうかしましたか?」

クリス「え?ちょ、え?おかしくないですか?今2035年ですよね?何で第二次大戦の人が今も生きてるんでか?」

 

確かにヨーゼフ・ゲッベルスは1897年に生まれてる。今は2035年である となるとゲッベルスは138歳になる となると仮に生きてたとしても(あり得ないが)顔がしわくちゃのお爺さんになっているはずである しかし目の前に居るゲッベルスは1945年に写ってる写真と姿形が変わってないではないか

 

ゲッベルス「何で生きてるかってですか?ハハハハ 私の体は脳を除いて全て機械の機械人間ですよ」

使節団+а『き、機械人間!!??』

 

本日二度目の衝撃告白

 

一分後

マスコミが少し騒がしかったので一時席を外してもらった

 

ゲッベルス「では本題に入りましょう」

荻原「あの、ゲッベルスさん。一つお尋ねしたいのですが」

ゲッベルス「何ですか?」

荻原「今椅子に座っている人は誰ですか?」

ゲッベルス「はい。 この方は」

?「ゲッベルス。ここから先は余が話す」

ゲッベルス「わかりました。総統閣下」

?「どうもはじめまして日米使節団の皆さん。余はナチスドイツ第三帝國総統のアドルフ・ヒトラーだ」

 

このとき使節団+護衛の人達の頭が5秒位活動を停止した

 

使節団+護衛『ええええええ!!!!!』

 

このときの叫び声は報道関係者が待機している部屋まで響いたそうな

 

五分後

 

ゲッベルス「落ち着きまたか?」

荻原「え、ええ」

ヒトラー「それでは本題に入ろう。今我々ナチスドイツ第三帝國首脳陣と軍、観光や仕事で来ていたナチスドイツ第三帝國臣民は二度と祖国に戻れなくなったのだ。そして昼間に、今現在の世界情勢を帝國政府から教えてもらった。そしてこの世界にはナチスドイツ第三帝國が存在してないのだ。そして帝國政府と取引をして大島にナチスドイツ第四帝國を建国したのだよ」

荻原「はあ」

 

この時の大島は無人島であった

 

ヒトラー「そして大日本帝國政府には国家承認して貰った、そして君達日本国とアメリカ合衆国にも我ナチスドイツ第四帝國を国家承認してほしいのだよ」

 

ヒトラー総統の突然の要請に荻原達は

 

荻原「い、いきなり言われましても(ナチスの国を国家承認する?世論がなんて言うか。もし承認したら最悪内閣不信任案を出されるぞ)」

クリス「我々も一度に本国に連絡しないといけないので勝手には決められません(もしナチスの国を国家承認したらユダヤ人コミュニティーが何て言うか。)」

ヒトラー「無論ただで承認してとは言わん。ちゃんと対価も有る」

クリス「その対価とは一体どのようなモノですか?」

ヒトラー「フム。今のところ核融合炉技術の提供や、放射能濃度をある程度下げる薬品、ロボット技術、医療用IPS細胞、エイズを治す薬等の提供などを考えている」

 

ヒトラーは普通に言ったつもりでもこちらの世界からしてみれば核融合炉は実用化は技術的な問題もありまだ完成はできない代物 そして放射能濃度をある程度下げる薬品は核保有国や原子力発電所を保有している保有国からしてみれば是非とも欲しい代物(特に日本、アメリカ、ロシア、フランス、ドイツ)だ そして医療用IPS細胞やエイズを治す薬これもかなり重要だ それらを国家承認するだけで入手出来るのだ 日本やアメリカにとっても悪くはない話だ だが自分達は大日本帝國と国交を結ぶために来たのでナチスドイツ第四帝國を国家承認するのは想定外だ これは本国で決めることで有って自分達が勝手に決めて言い訳がない

 

ヒトラー「まあ自分達だけで決められないだろう。 この事を本国に伝えて下さい。それでは良い返事を待ってますよ」

荻原「ええ。御期待に沿うように頑張ります」

 

そして荻原達は部屋を出て行った




ヒトラーやゲッベルス+少数の部下は脳以外は全て機械の機械人間です(ヘルシングの少佐と同じだと思えばよい)
あとヒトラーやゲッベルスを出したことについて後悔はない

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